2008年12月09日

平均寿命34歳の現実…

雑誌を買わなくなって久しいです。
でも、THE BIG ISSUEはつい買ってしまう。
300円という値段もだけれど、34ページという薄さも手ごろ。
そして、なによりも内容が濃い。

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今月号のスペシャルインタビューはミックジャガー。
それはさておき、ジンバブエの女性活動家のインタビューに衝撃を受けました。

平均寿命が女性は34歳、男性は37歳!
インタビューを受けているジェニさんは46歳で
「同じ年頃の人間はあまりいませんね」という。
かつてアフリカで有数の農業国だったジンバブエが暴力の国に変貌し、悲惨な現実が着実に進行していることをこの平均寿命が物語る。
そこで非暴力の抗議運動を続けている人々が同時代に生きている。
「私たちは次の世代に、過酷な状況に対して人は非暴力で闘うことができるのだということを示しているのです」
ものすごい勇気だと思います。

枝元なほみさんの連載「スローシンプルフード」のエッセイにほろり。
「これを書いている2008年11月半ばの今、政府はみんなにお金をくれると言っている。……人がお金を使うだけの存在だと思っている人たちに、明日の希望を託すことはできない、と思うのだ。人とつながって分け合って初めて、生きていくための希望が、遠くにかすかにでも見えるのじゃないか、そう思う。」

THE BIG ISSUEのシステムを考えた人はすごいといつも思う。
これを手にしたときに、たくさんのつながりをもらったように思えるから。いろいろなものがいっぱい詰まっていて、お金じゃないんだな。励ましあいの稀有なシステムですね。

posted by 風土倶楽部 at 09:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする