2008年12月12日

シルクのマスク

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最近、これをつけています。
シルクのピンクマスク!

肌触りがよくて、温かくて、いい気持ちです。
袋状の内側にピンクの真綿を入れます。

国産の蚕の繭からとった正真正銘の国産シルク。
ということは最高級の、でもちょっと前までは当たり前のシルクです。
なんだかねぇ。。。日本国中、地域調査をすれば養蚕の跡だらけなのに今では800軒のみなんですって!
それも数年のうちに補助金が打ち切られるので風前の灯火だそうです。

おまけにこのシルクマスクはちゃんと桑の葉を食べた蚕の繭からつくられた絹です。
蚕も最近は桑の葉だけじゃなくて、抗生物質を入れた餌を食べさせられていることが多いそうです。

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先日、京都で十四代続く織元の塩野屋さんのご当主、服部芳秀さんにお話を聞く機会がありました。

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以前から、塩野屋さんのシルクのコーヒーフィルターを使っていたし、養蚕の現状についてお話をぜひ聞きたかったのでかなり無理をして駆けつけちゃった。

みつばちのことを知れば知るほど、彼女たちは人間よりも進化していると思わせられることが多いのだけれど、蚕もそうかも。
繭の中は温度も保たれているし、老廃物は外に出し、紫外線は寄せ付けない。繭の中で細胞分裂を繰り返すわけだから、いわば繭は胎内。その環境を桑の葉だけでつくりあげる蚕ってすごい!
1つの繭からおよそ1000mのシルクが採れるそうです。

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色の薄い部分は触るとぷよぷよ。食べるとここがおいしいらしいです。でもねぇ。といわれてもねぇ。
服部さんは蚕の佃煮が商品化されているとおっしゃっていたけど。
食べられます?

成長して蛾になっても飛べないって知ってました?
人との関係があってこそ、蚕は存在し続けるのか。生物としてそんな道を選んだのか。とにかく人間とはふかーい関係の虫であることは間違いないです。

繭をゆっくり煮て、今日はセリシンを取り出して、化粧水にしてみました。さて、どんな効果が表れることやら。

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posted by 風土倶楽部 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | いいもの少しだけおすそ分け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする