2009年01月30日

ドラッカー入門 その2 いのちある絆

気に入った本に出会うと、しばらく持って歩きます。
読むわけでもないのに。持つというよりも、連れていくといった感じかな。
もちろん今は「ドラッカー入門」。

「その2」として、もっと本の内容を紹介したいと思ったけれど、読み返してみれば、ほとんど切り取ってみたいところばかり。
当たり前ですね。すべてのドラッカーの本のエッセンスを上田氏がわざと寄せ集めて、解説してくれているのですから。
ぜひ、どこかで手に取ってみてください。って、紹介文にもなっていないですね(笑)

では、たった一つ引用文を選ぶとしたらという難しい選択をあえてしてみると・・・
第6章「日本が世界のモデルとなりうるか」の中の「明治維新は西洋の日本化」だと考えるドラッカーが、
「源氏物語に象徴される知覚の文化が、ほかの文化から制度、機関、技術を導入して消化することを容易にしていたからだった。知覚の能力をもつということは、あらゆるものを機械としてではなく命あるものとして見るということでもある。命あるものとして捉える力をもつということである」とする部分を。

この文章はドラッカーの言葉を訳したものではなく、上田氏の解説文です。
そして、「日本への好奇心のすべてが、ドラッカーのライフワークとなったもの、すなわち絆としての組織への関心へとつながっていった」とあります。
感覚人間の私にとって、上田氏とドラッカーの線上に自分を置くことができた一文でした。そして、「女のマーケティング」の真髄でもあるような気がするのです。

私の周囲のさまざまな絆を思うとき、その絆をどのようにして命あるものとして育んでいくのか。
ものづくり、ビジネスの場でも、常にその感覚を大切にしていきたいものです。

「ここを取り上げるか・・・」と元上司に笑われてしまいそうですが、「ドラッカーはそれぞれのドラッカーである」ので、ま、いいでしょ。
みんな、自分のために書いてくれた、と思うそうですから。

ドラッカーを読んで、その通りにしてビジネスに成功した人多し、でもあるそうです。
本を連れて歩いているだけじゃ、もちろんだめでしょうけれどね(笑)

二坪畑の小松菜が花を付けています。

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posted by 風土倶楽部 at 15:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする