2009年10月30日

坂の上の雲でふわふわ

10日も更新できなかったです。
キャパの小さい頭脳でたくさん考えなければならないことが出てきてしまい…。

とはいうものの、24日には表参道のブラウンライスさんの収穫祭イベントに出店し、田代淳さんの漆のカトラリーの販売に挑戦。ブラウンライスさんが、とてもよい企画をしてくださったので、ちょっと新しい方向性が垣間見れたような気がします。詳細はこちらへ。

翌日にはTHCの勉強会。とっても面白かったです。この日、私たちTHCメンバーにとって、ある野菜が突然スターに躍り出ました。
詳細はこちらへ。

今週は、農水省食品安全局のフード・コミュニケーション・プロジェクト愛媛のセミナーでパネルディスカッションに参加。
食品の安全安心は、もはや最大のテーマですね。
大メーカーさん、大流通さん、大農協さんの間で、私は言語が合わず、ミスキャストだったかも。。。

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ま、それはさておき、松山といえば道後温泉です。セミナーの始まるまでに時間があったのでドタバタっとぶーらぶらしてきました。来年、NHKによる「坂の上の雲」が3年間にわたって完全ドラマ化されるというので、どこを見てもポスターだらけ。

私は食い気に走り、大好物のじゃこ天などの試食に奔走。

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レモン塩味の太刀魚巻き、おいしかったです。

離島の水産物による商品化のサポートをすることになっているので、天ぷらなんていいなあと資料集めも兼ねて。
おいしいさつま揚げに出会えれば、仕事も捗る?

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2枚の写真の下段に注目。
右から左まで、ずいぶん値段が違う。原料が違うから。
仕事仲間のNさんは、端から一枚ずつ全部買っていました。

道後温泉の商店街をぶらぶらしていたら、はちみつ店発見!
見逃すわけに行かず、入ってみたら、ラタというニュージーランドのはちみつがあったのでゲット。
県庁のスタッフによると、この商店街でこの店がナンバーワンの売上なんだとか。熊本の阿蘇の麓が本拠地の養蜂園のお店なんですけれど…。
案外、みかんのはちみつとかがなかったけ・・・なぜ?

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松山城のお濠端で一服していたら、スズメバチがゆーらゆーら私の横をすりぬけていきました。
スズメバチって、どうして生態系の頂点にいるのに、あんなに武装しなければならないのでしょうねぇ。。。猛毒を持っていなければ、人間に一網打尽にされることもないのに。害虫を食べてくれる益虫という一面もあるんだから・・・とまたもハチのことを考えてしまうのでした。



posted by 風土倶楽部 at 16:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛媛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月20日

古本しかないなんて…

「RURIKO」を読んで、ルリ子さんの出ている「戦争と人間」3部作(3時間x3部!手(チョキ))を完全鑑賞!ところが3部はノモハン事件までしか描かれておらず、登場人物たちの行く末も気になるし、これは本を読むしかない!

ノモハン事件は1939年にモンゴルと満州の国境で日本軍とソ連軍が衝突。ソ連の圧倒的な軍事力の前に日本人1万1千人以上が戦死。という事実をはじめて知りました。第二次世界大戦が始まる前に、すでに日本は大敗していた!この事実、相当なショックです。

とにかく高校時代、この時代のことは「教科書、読んでおいてください」で見事にスルーされちゃいましたから。

「戦争と人間」は昭和3年ごろからの日本を20年にわたって描いています。まさにスルーされたあの時代。
というわけで「運命の序曲 第1部、第2部」を図書館で借りてきました。次の「運命の序曲第3部、髑髏の舞踏第1部」(題名がスゴイ…)もすでに入手済み。はたして9巻まで行き着けるか。1巻が600ページ近いです。よくこんな小説を書きましたよねぇ。

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これがハマル。ハマリます。
今、朝、目覚めて、夜、寝る前と、昭和5,6年ごろにトリップしています。

かなり忠実に映画化されていたのねぇ。
キャストがすべてぴったりはまっている。
五代由介の滝沢修、その弟の喬介に芦田伸介、次男が北大路欣也、長女がルリ子、次女が吉永小百合…ほかに岸田今日子、加藤剛、栗原小巻、山本学、三國連太郎、高橋秀樹…などなど。当時の役者たちをよくもまあ、これほどぴったりの配役にしたものだと感心!

ものすごく丹念に調べて書かれた小説で、親切にも要所要所で事項の解説までついている。これは買わなくっちゃとアマゾンで検索してみたら、古本しかない!
戦争文学の金字塔といわれている本が古本でしか手に入らないということに今度はショックを受けてしまった。

五味川氏は1916年満州生まれ。戦争を体験し、この小説に着手したのが1960年代。戦争を体験した人が書いた重みを持つ小説は、これからは出てこないのだと思うと、ちょっと寒気がする。
昭和が始まったころ、日本は格差社会で、食べられない人が巷にあふれ、娘たちは身売りをし…。

この限りなく黒に近い灰色の時代を追体験させてくれるすごい小説です。それにしても関東軍の暴走はすさまじい…。時代の奔流というのはコワイです。

posted by 風土倶楽部 at 18:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月14日

やはり雨にも負けず、風にも負けず・・・しかないのかなあ

みつばち関連の活動がちょっと風雲急を告げていて、あたふたしています。THCを2005年8月8日に立ち上げて早丸4年。最近、ようやくみつばちとの距離感がつかめてきました。すべてはこれからでございます。

岩手県地域振興部からの依頼で、三陸・北いわてのホームページに応援団からのメッセージを書きました。
お暇な折にでもどうぞ。

北いわて方面で何か書いてくれというので、そういえば、住田町にも通っていたなあと、当時のファイルをめくってみたら…。
宮沢賢治が風の又三郎などの舞台にしている種山ヶ原を中心に全町まるごと森林ミュージアムという構想に合わせるために3年ばかり悪戦苦闘しましたっけ。箱ものをつくる予定が予算がなくて頓挫したため、あるものでなんとか・・・というやつです。

おかげで食わず嫌いだった宮沢賢治の童話や詩を研究して、種山ヶ原のことにとても詳しくなりました。で、食べてみたけれど、やはり賢治さんはあまり私のテイストに合わないまま。童話は好きですけれどね。

昨日は、某自治体の方から、食育をテーマにした商店街活性化の内閣府の事業を受託したものの、今後の形が見えず、核になる人も見当たらず、どうしたものかと相談がありました。以前なら平気で火中の栗拾いをしちゃったもしれないけれど、最近は事業の難しさを知ってしまったから、「きちんと事業計画を立てなさい!」なんてえらそうに言っちゃいました。わーい(嬉しい顔)

誰も経験したことがない高齢化、少子化、環境悪化、資源枯渇、温暖化という右肩下がりの社会がもうすでに始まっているわけで、ああ、どうしたら、心豊かな日々が過ごせるのでしょうねぇ。
やはり雨にも負けず、風にも負けず・・・でくのぼうと呼ばれ・・・の世界を受け入れること、なんでしょうか。

posted by 風土倶楽部 at 17:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 記事掲載 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月13日

美しいことには意味がある ひまわりの種の場合

片品村のみっちゃんたちの収穫祭に行きつつ、ひまわりの種の収獲をしてきました。

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うーん、なんか不発。
収穫祭も、ひまわりの種の収獲も、両方とも「なんだかなあ…」
どこかにズレがあるけれど、わからない。
感覚が鈍っているなあ。

ひまわりの種はもともとCerealの中に入れていたものが足りない!状況に陥りそうだったので、この夏、栽培してみた。
でも、そのCerealは発売中止に。ああ、これに関してはショックでこの夏、欝状態でしたね。

今もお客さまやお得意先から、再開しないのかとお問い合わせをいただきます。そのたびにため息。。。言いたいことが山ほどあるけれど、言えない。でも、原因を招いたのは私自身。組む相手を選んだのも私なんだから。因果応報。

さて、そのひまわりの種。
これが正解の種。

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そして、これが不正解の種たち。
爪で押してみると、中がすかすか。

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美しいことには意味があるのだ。

このシマシマの種を剥いて中を食べるという行為は、なぜかとまらなくなる。そのうち口の中でリスみたいに歯で剥いて、殻だけプッと出すことができるようになったりして手(チョキ)

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このまま売るか…と思ったけれど、おっとその前に選別をしなければならない。冬場の仕事にしますかね。というほど、採れてないか。
農作物というのは一筋縄ではいきませんねぇ。
だから面白いともいえるんだけれど。

posted by 風土倶楽部 at 23:12| Comment(0) | TrackBack(0) | いいものづくり(スロービジネス) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月07日

人は何を食べるべきなのか…悩みます

大人気のマクロビのお宿「タンボロッジ」で衝撃のディナー&朝食を体験。
2009_1006tanbo0010.jpg肉も魚も、乳製品も卵も砂糖も使わずにこんなにおいしい料理ができるとは!!!感動の嵐でした。
←キヌアのペルー風テリーヌ
15年ほど前に上海でモドキ料理、すなわち精進料理を食べて、「これ、海老・・・じゃなかった」「豚肉・・・じゃない」そんな体験を急に思い出した。でも、今回のお料理は、海老の代わりとか、豚肉のふりとかではなく、料理そのものが美味なのです。

中でも仰天したのは、これ。
さて、なんでしょう。

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2009_1006tanbo0024.jpg詳細はタンボロッジのホームページをご覧あれ。
←チューニョ団子のソースかけ
そういえば、ジャガイモ、トマト、かぼちゃ、ピーマンなどなど、おなじみの農産物のルーツは南米なのでした。
食文化の面白さに久しぶりに興奮しちゃいました。
祖先が数千年かけて人体実験したあげくに築き上げた食文化には、確かな知恵がありますねぇ。

で、帰って早速、家にあったジャガイモを冷凍庫で凍らせ、今日は朝から常温にしてみたら…。いや、また、これがびっくり。
茶色い液体がじわっと出てきて、マクロビの世界では陰性の食べ物として目のカタキにされている理由がなんとなくわかったような。

インディオたちは、ちゃんとそのあたりのことも了解済みで、こんなふうに手間をかけて食べていたのかしら。救荒食でもあっただろうし。軽いから、山から下ろすのにも役立った。日本でも東北などで同じようにしているものがあります。

それにしても、いったい何を食べたらよいのか。
要するに我々は食べすぎなんだと思う。栄養過多。案外、人間は粗食で大丈夫なものなのかも。昔ほど重労働しているわけでもないし。ストイックなマクロビはあまり好きではないけれど、こんなふうにおいしかったら毎日でもいい。

卵、砂糖、肉を食べないことで健康なからだを手に入れられるとしたら、私たちは何を本当に食べるべきなのだろうか。だんだんわからなくなってしまいました。知らなければ、舌が覚えなければ、それまでなんでしょうけれど。

今夜は、さる記念式典でパーティ会場に出向いたものの、ずらり並んだパーティ料理がどうも気持ち悪くて、そそくさ家に帰ってしまった。困った。困りました。家で秋刀魚を焼きながら、「これからどうすりゃいいんだよ」とつぶやく私なのでありました。

東京から3時間、これといって観光資源のない南会津の地にあるタンボロッジ。なのにオーナー夫妻が休みが取れないというほど、お客が来る。満室で取れないことが多い。分かる気がする。だって、私もまた、すぐに行きたいですから。


posted by 風土倶楽部 at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする