例のごとく、実家で年賀状づくりをしています。
出せない!といいつつ、やはりお得意先には出さねば…。
10月ごろ、「獣の奏者」闘蛇編、王獣編を新幹線の往復で読破。クライマックスのカタルシスに久しぶりに時間を忘れました。
児童文学のジャンルに入るようです。まっすぐな気持ちとは何か、物事をじっくり観察し、考察する大切さ、信念に基づいた行動をすること、など、物語の中に没頭しながら、忘れていたことを思い出させてくれるこの物語。大人こそ、時を忘れて楽しめるファンタジーです。
今年8月に出た後編ともいえる「探求編」と「完結編」を読みたくてうずうずしていました。図書館に予約を入れていたけれど、いっこうに順番が進まない。ということで購入。目下、40ページほど読んだところ。読みすすめたいけれど、もったいないような。。。
作者の上橋菜穂子さんという文化人類学者は、ものすごいストーリーテラーです。
で、でも、野生の王獣がどうして牧場から逃げていかないのか、こればっかりは納得がいかない。ファンタジーなんだから、まあまあ…と自分をいなしております

NHKで放映されていたアニメの方は、先週の土曜日で前編が完結。こちらはかなり子供を意識してつくられているので、わかりやすくされすぎていて、かえって物足りないものになっています。
ファンタジーがお好きな方は、ぜひ、原作を読んでみてください。
今年も、いろいろお世話になりました。
ちょっと不発の一年でした。
ものすごい地殻変動の起きている日本。来年はどんな波にもまれることやら。
私自身でいえば、なぜか物欲がまったくわかない。
欲しいものがない。
カレイなる日々ゆえなのか、もう欲しいものなんてないのか。
これを機会に来年は、できるだけ持ち物もそぎ落としていきたいと考えています。
そして、来年も、りんごとはちみつの私です。
また、どうぞ、よろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください。