2010年01月30日

きになるフルーツ

じゃーん!新商品!!!

100125_1136~01.JPG

これは、まだ完成品ではなく、できたてほやほやのシールを載せてみたもの。いくつかお取引先からすでにご予約いただいていたものの、パッケージがなかなか進まず(ハチミツべとべと状態だったので)、ようやく、です。

いい感じに仕上がったと思います。
新進気鋭のデザイナー清水真介さんによるものです。

2月中旬ぐらいから販売できそう。さて、どうなりますやら。
今期はほんの少ししかできなかったので、テスト販売といった感じです。

posted by 風土倶楽部 at 17:52| Comment(0) | TrackBack(0) | いいものづくり(スロービジネス) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月29日

すべて農薬のせいにする?

先日、木村秋則氏と野口勲氏のダブル講演会に参加してきました。
ものすごーい人気で、すぐに完売してしまったそうです。
なので会場は満席。

でも、聞いていて違和感を感じました。
変な事件が起きるのも、子供が落ち着かないのも、癌になる人が多いのも、みーんな農薬のせい。日本は世界一農薬を使っている国だと棒グラフを見せての説明。(7,8年ほど前に聞いたときと論調は同じだけれど、あのころは棒グラフになってなかったっけ)

うーん、農薬のせいでいろいろ事件が起きているとは思えないし、日本の気候風土で収量をあげようと思ったら、必然的に農薬はある程度必要になるわけだし。

浜松のお茶園の取材に行っていました。ずっとウワサで静岡のお茶に使っている農薬の量は半端じゃないと聞いていたので、チャンス!と思って聞いてみたら、手をかけようとする人は農薬を使うけれど、放置型の人はほとんど使わない。あらま!まあ、取材地域の生産者の人たちは、県内一の規模で有機無農薬栽培をやっている人たちなので(ということは日本一?)、もともとそんな傾向なのかも。

先日のある研究会では、兵庫県豊岡のコウノトリの取り組みを例にあげて、農薬のせいでコウノトリが減ったとよく報道されているけれど、数字できちんと検証すると農薬を使い始めた昭和30年代にはすでに絶滅寸前だった。原因は人間による乱獲。当時は害鳥だった。笑っちゃいますね。もちろん生態系という観点から、復活への取り組みは正しい方向性だと思います。

10年以上前に「有機野菜って何?」をテーマに雑誌を丸ごと一冊作ったときに、青梗菜で硝酸体窒素の実験や、ニンジンを数日放置した場合の有機栽培と慣行栽培の違いなど、いろいろ比較をしてみました。
あのころと、木村さんの事例がほとんど同じ。
有機はそういうところで語るしかないのかなあ。

有機栽培なら、無農薬栽培なら、おいしい、安全という思い込みでいいの?

だからといって、農薬をたくさん使いましょうなんてことは思わないけれど、冷静な視点を常にもっていたいと思います。

とっても気になったのは、お隣に座っていた女性が胸の真ん中で手を握り合わせて、うっとりとお聞きになっていたこと。木村さんの業績は認めますけれど、ね。彼ほどの実績があれば、観察して気がついた驚異の生態系の中で小さな虫たちが果たしている大きな役割とか、土中こそ作物の出来を左右するポイントだといった具体の話に比重を移して、もっともっと語ってほしいです。各地で指導されているようなので、その変化の過程や、ちゃんと失敗例も。

このところ、ミツバチのことをいろいろ知る機会が増えたら、いかに勝手に思い込んでいること、知ったつもりになっていることが多いかに気づく。
それとわかりやすい敵をつくって説明されると、つい、おお!と思ってしまうこと。敵は本能寺、すなわち私たち人間の内部に巣くう「欲」
だということを忘れないようにしなくっちゃ、です。

2008年に刊行された武田邦彦著「間違いだらけのエコ生活」がなかなか面白いです。武田氏の持論には賛否両論あるかと思いますが、最後の章の「では、私たちはこれから自然とどう付き合っていけばよいのでしょうか?」の答えが「ほかの生物の生存権と所有権を認めること」というのが実に明快でした。まさにみつばち百花!なのでした。

DSCF4582.jpg

DSCF4591.jpg

人がつくる風景、すごすぎ・・・。
逆立ちして撮影したわけではありません。そんなことできないし。
単にカメラを少し下に向けただけ。


posted by 風土倶楽部 at 23:27| Comment(4) | TrackBack(0) | 食と農の未来 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月26日

みつばち百花、始動

23日の土曜日にみつばち百花立ち上げフォーラムが無事終了。
3週間ぐらい前までは、参加者が少なくて「やはりマイナーすぎ?」と思っていたけれど、実際は立ち見が出るほどの盛況でした。

詳細は、みつばち百花のHPとか風土倶楽部のブログにアップしているのでそちらをどうぞ。

朝日新聞東京版に大きく掲載していただきました。恥ずかしい写真付きで。asahi.comには幸い事務局長の黒澤さんの発表の様子。よかった!

雑誌やほかのメディアも、しばらく活動を追いかけてくれるみたいで、まあ、これからが本番というところです。伊勢丹もやる気です!

2010_0122isetan0005.jpg

天敵の熊が応援してくれています。
かわいいでしょ!

私の長年のご用達デパート伊勢丹(私のワードローブの通算5割以上を占めている)とこんな形で関わりを持てるなんて、実はとっても、うふふ、なのです。
それにしても吉祥寺伊勢丹が閉店というのは痛い。悲しい。

posted by 風土倶楽部 at 00:04| Comment(0) | TrackBack(0) | NPO法人 みつばち百花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月21日

フランスでも始まりました! 道路脇の花壇化計画

はちみつ色の日々です。
というと、なんだかスウィートハニーな日々のようですが、現実はハチミツべとべと状態の日々です。まあ、立ち上げるのが好きだから、自業自得なんですけれど。

ちょこちょこ取材も入っているけれど、マイナーはマイナーよね、と思っていたら、なんとおフランスで同じような試みが始まったというニュースが!

世界中から消えるミツバチを呼び戻せ!道路脇の「花壇」化計画 フランス

フランスで始まったといったら、きっと我ら日本人は「!」と思うはず。
かつてエコミュージアムというのが地域起しで流行ったことがあります。たしかこれもおフランス発!あるとき、某コンサルに「これって、村まるごと博物館と同じでしょ?」と言ったら、ものすごい剣幕で「フランスで始まったことに敬意を払い、これを踏襲するのだ!」といわれ、「そんなのおかしい!日本でだって自然発生的に始まってんだから!」と大喧嘩になりそうになりました。いや、なってたか(笑)

というわけで、みつばち百花プロジェクトには追い風かもしれません。
春風だといいなあ。

みつばち百花の中の「みつばち百科」が充実しはじめています。
ぜひ、のぞいてみてください。
今日は、190年前の盲目のミツバチ研究者による本の紹介です。
ミツバチをもっと知りたい人必携の本もご紹介しています。
楽しいグッズも、集まりつつあります。

ハチミツの泥沼に足を、いや、からだごとはまっている私。
スウィートハニーなべとべとになればいいんだけどなあ。って、何を期待しているんだろ。
さ、お仕事、お仕事。


ラベル:みつばち
posted by 風土倶楽部 at 15:58| Comment(0) | TrackBack(0) | NPO法人 みつばち百花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月16日

杉だらけ

日本は山国だと再確認させられました。
静岡県浜松市が大規模合併して、なんと天竜川流域まで広がってしまった。ひょんなことから、この上流域の地域力とやらを調査する仕事に関わることになり、今週はどっぷり山の中でした。

車で北上していくと、山と山の間がどんどん狭まってきて、最後はどうなるかと思い切りや、突然、ぱっと目の前が開けて町が現れる。もちろん平地があるところ。

航空写真を見ると、つくづく平地を探して、探して、人は住みついたということがよくわかる。ところが、平地だけではなく、ものすごい斜面を切り開いて住んでもいる。
6年ぐらい前に南信濃村(現・飯田市)に行ったときに衝撃を受けた風景がふたたび目の前に現れました。

DSCF4305.jpg

周囲の山々は見事に杉だらけ。こんな急斜面に植林したときは、どうやって手入れをしようと思ったのか。どうやって切り出そうと思ったのか。どう考えても急峻すぎるでしょ。
白い部分は居住と畑。

久しぶりに山の未来をたっぷりと考える機会を得ました。
7,8年前に紫波町で森林資源循環に関わったときにかなりお勉強させてもらったけれど、あれから時を経て、林業はどう変わったのかを急に知りたくなり、今日はNPO法人バイオマス産業社会ネットワーク主催のシンポジウム「日本の森林バイオマス利用を進めるためには」に参加してきました。

300名の会場に立ち見が出るほどの満席!
「このテーマで人がこんなに集まるなんて…」と主催者も、講演者たちも、びっくり。私もびっくり。いつから林業がこんなトレンドになっていたの?

が、問題点は相変わらずのまま。むしろ問題は大きくなっている。大規模製材が流通にうまく乗り始めているのはよいとしても、100ヘクタールにおよぶ皆伐地が出現し、林業が栄えて、山村が滅ぶという図式も。

講演者の話を聞けば聞くほど、問題解決の道筋は見えない。誰も具体を持たない。石油が減れば、自ずとバイオマスエネルギーに転換せざるを得ず、そこに活路を見出せる可能性があるだろうというが、それも予想にすぎず、どうなるのやら。

今回の調査で出会った上流域の人々の口から、何度後5年で終わりが来ると聞いただろう。
ものすごい危機意識のあるところは、旧町をあげて生活防衛に乗り出している。見事な結果を出しているところもあるけれど、5年後には何が起きているのか。

誰もわからない。


posted by 風土倶楽部 at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 静岡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月08日

みつばち百花のホームページ公開完了!

ついに公開!

みつばち百花

まさかの展開です。
すばらしいホームページが完成しました。
といっても、データの入力はこれから。
気長にやっていくつもりです。

各地のお仲間とどう連携していくか。
早速、地元の国分寺、埼玉、岩手、福島などと具体的な検討に入っていきます。

今年は幕開けからミツバチにどっぷり。
風土倶楽部から独立させてしまったので、ちょっと淋しいです。
エリカさまのご本は売れているみたいだけれど(Amazonで24位ですよ!)、ぜんぜん影響ないなあ。。。

他人任せにしていても仕方がないので、そろそろ本腰を入れて新製品を完成させなくっちゃ。といいつつ、年度末に突入中で一年で一番多忙な日々が始まっています。

1月23日、ちょこっとでもミツバチのことが気になる方は、ぜひ、ご参加くださいね!

posted by 風土倶楽部 at 16:02| Comment(2) | TrackBack(0) | NPO法人 みつばち百花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月07日

いよいよ明日、オープン!

はあ、疲れた〜!
いよいよ明日、みつばち百花のホームページを公開します。
ホームページ制作にこんなに力を入れたのは、風土倶楽部のホームページ以来のこと。いや、あれよりこちらの方が大変でした。これのおかげで年賀状を失礼してしまい、届いていない方、申し訳ないです。
こんなエネルギー注力はこれが最後かも〜。

朝市仲間の田中利昌さんが、ものすごーくがんばってくれて、とても素敵な、今までのNPOにはない(と勝手に思っている)たくさんの人が参加できるHPになっています。

“ミツバチの巣箱みたいなホームページにしたいの”

というものすごいわがままに応えてくれています。

明日の朝にはオープンできるかな。
まだまだ入力しきれていないデータがたくさんあるので、データの部分はかなり淋しい感じですが、みんなで育てていければと思います。

みつばち百花のホームページは1月8日朝(何時になるか。。。)、オープンです。
お楽しみに、です。

1月23日のカフェスローでのフォーラム、来てくださいね!

posted by 風土倶楽部 at 18:01| Comment(0) | TrackBack(0) | NPO法人 みつばち百花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月03日

2010年はアバターで幕開け

あけまして おめでとうございます。
みなさま、よいお正月をお過ごしでしょうか?

私は、暮れから「獣の奏者」持ち越しです。
NHK教育テレビで一挙にまとめて放映していて、ミツバチのところをチェック。もともと主人公の最大の危機を救うのが蜂飼いのおじさんだということで、THCのメンバーの間で話題になり、知ったファンタジーです。
文化人類学の教授が書いた本だけあって、人はなぜ争うのか、というテーマがしっかり組み込まれていて、目が離せません。読み終わるのがもったいなくて、どこでクライマックスを読むべきか考え中。

暮れに公開になり、気になって仕方がなかった3D映画「アバター」を鑑賞。3Dはふーん、こんなもんか、といった感じ。メガネをかけると、どうしてもちょっと薄暗い感じになってしまい、はずすとものすごく明るい世界が展開されていて、立体的な映像を取るか、クリアな映像を取るかといわれたら、私は後者かなあ。
テレビの画面がどんどん大きくなっている今、映画館に足を運ばせるためには、こんな映像が必要になってきたということなんでしょうねぇ。

物語は時折、うるっとしてしまいました。
さすがキャメロン!
162分という長さも感じさせません。
よく言われているようにキャメロン監督は日本アニメの大ファンだということで、宮崎駿の世界に共通するものがいっぱい詰まっていて、ものすごく馴染みやすい世界が展開されています。
神の宿る木を中心に命がつながっているなんて、まさに神道ですもんね。

こういうテーマをアメリカ人はどんな気分で観るのかしら。
海兵隊が侵略者の代表といった悪者に設定されている。
地中にある資源が欲しくて、先住民を蹴散らかそうとする海兵隊。
それに先住民は、槍や弓で抵抗する。
わかりやすい図式だなあ。

気になったのは人間否定。
いのちあふれる美しい星パンドラに人間のいる場所はいないという結末にやはりそれしかないのかしら。。。と思ってしまいました。
希望のあるような、ないような映画でした。
やはりエリンの完結編がどう終わるのか、すごく気になります。大切に読みたいです。

posted by 風土倶楽部 at 18:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 極私的観賞日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする