今日は、いい風が吹いて過ごしやすい夜になりそう。
ひょんなことから、かれこれ5年以上の付き合いになる阿部守一氏がついに長野県知事選に立候補しました。
初めて会ったときは総務省過疎対策室長、だったかな。
小泉前首相の財政諮問会議(だったかな?記憶がすぐ薄れる今日このごろ)で過疎地が切り捨てられてしまうという危機感で、事業仕分けの仕掛け人として今や時の人である構想日本代表の加藤秀樹氏たちと一緒にどうしたものかと勉強会をしていた。なぜか不思議なことにほんの数人で。ね、不思議な会でしょ。その数人の一人が阿部氏でした。
阿部氏はとても気さくな人で、エリート官僚という風情のまったくない人だった。田中康夫氏が長野県知事だったとき副知事をしたという縁で、当時から長野にはとてもこだわっていて、長野関係者との会合をもったこともある。
そうそう、飯田市の職員との非公式の会合が現地で開催されたときに同行したこともある。都市と地方の意識のギャップを埋めるにはどうしたらよいのかがテーマだったかな。
当時、LJ21を立ち上げたころだったから、私たちのテーマでもあった。
その後、総務省時代、横浜副市長時代、内閣府行政刷新会議事務局次長時代と、途切れることなく、なんとなく情報交換したりしていたけれど、そんなアベチャンがついに立候補した。
オフィシャルサイトの演説の動画を見ると、なんかハラハラしちゃうなあ。
もうちょっと強い口調で!とネーサンは気をもんでしまう。
実は私、アベチャンの物まねができる。ウラシマの前でやったら「うまーい!」って絶賛されたことがある。
8月8日(ハチハチ!)が選挙日。
大丈夫かなあ。ドキドキ。
今日、手伝いに長野に入っている鴨川自然王国のチョーさんが電話をかけてきた。もうひと頑張りなのでご支援を、と。と言われても、選挙権がないからなあ。
いい人です。あの中田前横浜市長とも、副市長として一緒にできたんだから、忍耐力はあるはず、なんていったら怒られるかな(笑)
そうそう、康夫氏ともね。
世の中を変えたいという気持ち、地方を自立させたいという思いは人一倍ある。
長野県民の方、もし、まだ、誰にしようか迷っておられたら、アベチャンをよろしくお願いします!
ところで!本当に政治家になりたい人は安定した生活を投げうって人生をかけているのに、谷亮子は比例でラクラク当選。おまけに柔道と両立をめざすなんてぬかす。選挙前日は富士山登山。あのふざけた登山はなんなんだ!と未だに腹の虫が治まらない。
あれでずいぶん多くの票を落としたはず。その責任を小沢氏は取るべきだと思う。が、そういう思考回路は働かないみたい。
(私、積極的民主党支持者ではありません。念のため)
そんな政治の世界で自己実現をするのは大変だろうなあ。
でも、自分で選んだ道、だもんね。
(あれっ?今、気がついたけれど、このブログのカテゴリーに長野がないなあ…なぜだろう…?たぶんブログを立ち上げる前のことだからかも。LJ21を設立したときから、早7年!はあ…)
2010年07月28日
2010年07月24日
カレイなる日々は太陽の光が怖い
太陽はエネルギーの元だけれど、エネルギーを奪われることもある。
真夏の太陽を浴びると、ああ、老化が早まると思ってしまう。
そう思ってしまうところがカレイなる日々なのね、きっと。
若いころは海岸に寝そべって太陽を浴びていても、そんなことは感じなかったから。
うちの商品の干しりんごは太陽の光があたると色が変色してしまうし、蜜蝋はきれいな黄色がどんどん色が抜けていく。
トマトやナスをベランダで干したら、水分なんかあっという間に飛んでいくし。
太陽の光が怖くなったカレイなる日々に、ついにダメだしの腰痛が加わりました。10kgの荷物を持ったとたん、です。今日で3日目。いまだに痛くてソファーに座るのもつらい。なさけない。
いくつかまとめてご紹介。
1つは、みつばち百花関係で「蜂からみた花の世界」。詳細はみつばち百花を見てください。ものすごく楽しめる本というか図鑑。ミツバチが訪れる花が650種も写真と解説で網羅されていてマニアにはたまらないです。夜、寝るときにベッドでめくっているといい夢が見られそうな気になるなんて、私もすでにオタクでございます。
2つ目は、友人の小倉美恵子さんが「オオカミの護符」第2弾で「うつし世の静寂に」というドキュメンタリー映画を完成。今日から川崎市を中心に上映されます。こちらの詳細は風土倶楽部のブログへ。
3つ目は、8月7日に蜜会スペシャルで分けとく山の野崎洋光さんによる蜂蜜を使った和食料理会を開催します。もし、ご興味のある方はお早目にお申し込みください。すでに野崎さんが予想されたよりも参加者が集まりつつあります。野崎さんの人気はすごいなあ。
これはみつばち百花のサイトをみてください。
4つ目は三鷹の二坪畑が、みつばちの庭に変身。
体中に蚊の刺されたあとが40か所以上できてしまった。
高齢者はあまり刺されないみたいなので、蚊にはまだ魅力的なのかなあ。
ムヒを塗りまくり中。あのすーっとした刺激がクセになりそう。
真夏の太陽を浴びると、ああ、老化が早まると思ってしまう。
そう思ってしまうところがカレイなる日々なのね、きっと。
若いころは海岸に寝そべって太陽を浴びていても、そんなことは感じなかったから。
うちの商品の干しりんごは太陽の光があたると色が変色してしまうし、蜜蝋はきれいな黄色がどんどん色が抜けていく。
トマトやナスをベランダで干したら、水分なんかあっという間に飛んでいくし。
太陽の光が怖くなったカレイなる日々に、ついにダメだしの腰痛が加わりました。10kgの荷物を持ったとたん、です。今日で3日目。いまだに痛くてソファーに座るのもつらい。なさけない。
いくつかまとめてご紹介。
1つは、みつばち百花関係で「蜂からみた花の世界」。詳細はみつばち百花を見てください。ものすごく楽しめる本というか図鑑。ミツバチが訪れる花が650種も写真と解説で網羅されていてマニアにはたまらないです。夜、寝るときにベッドでめくっているといい夢が見られそうな気になるなんて、私もすでにオタクでございます。
2つ目は、友人の小倉美恵子さんが「オオカミの護符」第2弾で「うつし世の静寂に」というドキュメンタリー映画を完成。今日から川崎市を中心に上映されます。こちらの詳細は風土倶楽部のブログへ。
3つ目は、8月7日に蜜会スペシャルで分けとく山の野崎洋光さんによる蜂蜜を使った和食料理会を開催します。もし、ご興味のある方はお早目にお申し込みください。すでに野崎さんが予想されたよりも参加者が集まりつつあります。野崎さんの人気はすごいなあ。
これはみつばち百花のサイトをみてください。
4つ目は三鷹の二坪畑が、みつばちの庭に変身。
体中に蚊の刺されたあとが40か所以上できてしまった。
高齢者はあまり刺されないみたいなので、蚊にはまだ魅力的なのかなあ。
ムヒを塗りまくり中。あのすーっとした刺激がクセになりそう。
2010年07月19日
専門家って誰のこと?
例によって情報更新中。
けっこう混乱中。
ブレブレです。
まあ、私がブレようがなにしようが世の中的にはぜんぜん影響ないからいいんだけど、でも、以前、こことか風土のブログに書いてきたことが、あれっ、ちょっと違うかも・・・となってくると、どうしたものかとささやかに悩む。
たとえば2006年に刊行された安部司氏の「食品の裏側」
これって相当内容がめちゃめちゃだったみたい。安部氏とは某食のお勉強会の関係で面識があって、直接話を何度も聞いて、「そうなんだー」と驚いて、その情報を伝えていた一人だから、かなりショックです。
本になる前に彼の講演をまとめたりしていたときに、何度聞きなおしてもよくわからない、腑に落ちない部分はあったけれど、科学&化学の知識がまったくない私としては、そーゆーもんなんだ…と思うしかなかったわけで・・・と言い訳するのはずるいよね、やっぱり。
最近、「専門家」って誰のことなんだろう、とよく思う。
誰を信じたらいいのかっていうこと。
国の発表は、どうせ企業と結託してんでしょ、と思えば、疑わしい。
企業のサイトは、どうせ売りたいからでしょ、と思えば、最初から信じられない。
そんな企業を告発する人の言葉をつい信じやすい。
でも、その人が今度は自然食品の会社の広告塔になっていたら・・・
ありゃー、どうしたらいいの。
先日、参加した中西準子先生の講演会の質問にも、どうやって正しい情報を得たらよいのですか?というのがあった。
頭脳明晰な先生でさえ、「うーん、どうしましょうねぇ・・・難しいですね・・・私のホームページをみてください」としか言えなかった。
よく思うのは、フォーラムやシンポジウムは、もっと対立する、あるいは立場の異なる人をぶつけて、議論をやってほしいなあということ。
だいたい予定調和に終わるのよ。少なくとも今まで私がやったコーディネイターもパネラーも、打ち合わせ通りね、なんていうことばっかりだった。
主催者側が「荒れないフォーラム」を望むというのもあるし、主張の違う人はあまり同席したがらないというのもあるかもね。
少し前に知人が、ある人の「残留農薬についての危険性」についての講演録を送ってきた。私が読んでも、まさにオオカミ情報満載の内容だったのに、「少しでも危険があれば、一人でも多くの人に知らせることが重要」とがんがんメールしまくっていた。
まるで戦前の日本の軍国主義に向かう過程のようで気持ち悪かったです。
「戦争、ハンタイです…」といったら「そんなこと言っている場合じゃない!日本は今、危機的状況なのだ。非国民」と言われるみたいな。
そのときに「専門家はこういっている」と情報提供したら、「その専門家をどうやって信じればいいのか」と言われてしまった。
どうやら彼らにとっては、危険をあおる人(彼らから見たら危険を警告する
、告発する人=専門家ということらしかったです。
中西先生や高橋久仁子先生、松永和紀さんみたいな人たちが、コメンテーターの番組を見てみたいなあ。と思っていたら、同じようなことを考えている方がツイッターの中にいて、こちらの方がもっとわかりやすく私の悩みと疑問を書いてくれています。
ツイッターでは、みんな勝手なことをどんどんつぶやいているし。
なんだか難しい世の中になってきたなあ。
けっこう混乱中。
ブレブレです。
まあ、私がブレようがなにしようが世の中的にはぜんぜん影響ないからいいんだけど、でも、以前、こことか風土のブログに書いてきたことが、あれっ、ちょっと違うかも・・・となってくると、どうしたものかとささやかに悩む。
たとえば2006年に刊行された安部司氏の「食品の裏側」
これって相当内容がめちゃめちゃだったみたい。安部氏とは某食のお勉強会の関係で面識があって、直接話を何度も聞いて、「そうなんだー」と驚いて、その情報を伝えていた一人だから、かなりショックです。
本になる前に彼の講演をまとめたりしていたときに、何度聞きなおしてもよくわからない、腑に落ちない部分はあったけれど、科学&化学の知識がまったくない私としては、そーゆーもんなんだ…と思うしかなかったわけで・・・と言い訳するのはずるいよね、やっぱり。
最近、「専門家」って誰のことなんだろう、とよく思う。
誰を信じたらいいのかっていうこと。
国の発表は、どうせ企業と結託してんでしょ、と思えば、疑わしい。
企業のサイトは、どうせ売りたいからでしょ、と思えば、最初から信じられない。
そんな企業を告発する人の言葉をつい信じやすい。
でも、その人が今度は自然食品の会社の広告塔になっていたら・・・
ありゃー、どうしたらいいの。
先日、参加した中西準子先生の講演会の質問にも、どうやって正しい情報を得たらよいのですか?というのがあった。
頭脳明晰な先生でさえ、「うーん、どうしましょうねぇ・・・難しいですね・・・私のホームページをみてください」としか言えなかった。
よく思うのは、フォーラムやシンポジウムは、もっと対立する、あるいは立場の異なる人をぶつけて、議論をやってほしいなあということ。
だいたい予定調和に終わるのよ。少なくとも今まで私がやったコーディネイターもパネラーも、打ち合わせ通りね、なんていうことばっかりだった。
主催者側が「荒れないフォーラム」を望むというのもあるし、主張の違う人はあまり同席したがらないというのもあるかもね。
少し前に知人が、ある人の「残留農薬についての危険性」についての講演録を送ってきた。私が読んでも、まさにオオカミ情報満載の内容だったのに、「少しでも危険があれば、一人でも多くの人に知らせることが重要」とがんがんメールしまくっていた。
まるで戦前の日本の軍国主義に向かう過程のようで気持ち悪かったです。
「戦争、ハンタイです…」といったら「そんなこと言っている場合じゃない!日本は今、危機的状況なのだ。非国民」と言われるみたいな。
そのときに「専門家はこういっている」と情報提供したら、「その専門家をどうやって信じればいいのか」と言われてしまった。
どうやら彼らにとっては、危険をあおる人(彼らから見たら危険を警告する
、告発する人=専門家ということらしかったです。
中西先生や高橋久仁子先生、松永和紀さんみたいな人たちが、コメンテーターの番組を見てみたいなあ。と思っていたら、同じようなことを考えている方がツイッターの中にいて、こちらの方がもっとわかりやすく私の悩みと疑問を書いてくれています。
ツイッターでは、みんな勝手なことをどんどんつぶやいているし。
なんだか難しい世の中になってきたなあ。
2010年07月14日
夢見る心にご用心
5月に数十年ぶりにディズニーランドに行って、「人はだまされたがっている」というのを確信した。
だって、ちゃっちい潜水艦みたいなものに乗って、なーにが海底2万マイルよ。
子どもの心を忘れた大人だって言われたっていいもんねー。
「海底だ!」なんてわくわくしているヤツのほうがおかしい。
夜のイベントだって、なんだ、これ!?
火の神と水の神の壮大な闘いなんて、なんのこっちゃぜんぜんわからなかった。単なる子供だましの機械仕掛けってみえみえ。
えーえ、カレイなる日々だから、どうせ夢みる心なんてどっかにいっちゃいましたよ。
でも、夢見る心をもっている人は、そういう目で食べ物も見ているのね、きっと。
だからアミノ酸飲料で痩せるとか、油でヘルシーにリセットできるとか(なにをリセットするの?)、水が文字を読めるとか、そーゆーことをすべて信じることができるのよね。
ツイッターを見ていたら、ホメ・・・なんとかいう代替似非医療があるなんてことを知った。
そこのHPを見ていたら、頭が痛くなってくる。
相変わらず農薬反対の人たちは、反農薬的なるものにはなんでも反応しちゃうしね。
このページもツイッターで教えてもらったけれど、なにがなんでも成果にしたかった?
最後が笑っちゃった。リンゴのパリパリ感って何?
科学的なことは信用できないとかいって、似非科学、危険煽りトークにころっといく。
危険を煽るのって簡単。おまけに煽っていると、それがまた聞きでも、話している人の知識がすごいように錯覚しやすい。だって、すぐにこちらが反論できないディテールの話しになるから。
松尾貴史の「なぜ宇宙人は地球に来ない? 笑う超常現象入門」は、そんな私たちの一番夢見る心を片はしからすべて見事につぶしてくれます。痛快!
たとえばマイナスイオン。これは和製英語で教科書に出てくる陰イオンとはまったく別物で客観的な定義がないそうだ。だいたい家電のイオン発生は放電によるものだから、活性酸素であるオゾンが出ている可能性さえあるとか。滝のそばにいるとマイナスイオンが…というのも、単に「水滴が分割される時に大きい方の水滴はプラス、小さい方はマイナスの電気を帯びる」というノーベル賞科学者の言葉が一人歩きしているだけ。その科学者は一言も「健康によい」などと言っていない。でも、それを引き合いに出したビジネスが横行しているというわけ。
松尾氏いわく「「まるで“消防署のほう”から来ました」という消火器の訪問販売詐欺と同質だ」
そういえば、少し前にマイナスイオンが出てくるドライヤーというのを買った。すぐに落として、壊れてしまったけれど、使ったから何かがよかったわけでもなかったっけ。
でも、その機能がついているのといないのとでは1000円ほどの差がついていたと思う。すでにだまされ済みでした。メーカーはいったいどんな裏付けがあって、こんな売り方ができるんだろう。
最近、農薬とか添加物とかの情報更新が趣味みたいになっている。
だからといって農薬をたくさん使いたいとか、添加物がたっぷり入った食品を食べたいとかいうのではなく、イメージにだまされないぞ、というささやかな抵抗なのだ。
会ったこともないけれど、かなりファンになったのが中西準子先生。先日、ナマ準子先生に会いたくなって消団連の講演会に行ってきました。その講演会の名前が「本当のことが知りたい」
風土のブログに書いたのでそちらをどうぞ。
そろそろイメージで物事を捉えるのをやめにしないとねー。
でも、科学的な考え方というのをメディアもアプローチしないし(すると広告主に怒られる?)、なかなか目に触れる機会がない。だから、自分で情報を探さないと。で、これがめんどう。だから、メディアに頼る。それで洗脳される。の繰り返しなのだ。
そうそう、政治も。何度もだまされているじゃありませんの。
あ、そうか。何度でもだまされたいのか。希望があるふりをしたい、とか?(笑)
私は、宿根草になりたいなあ…。それが夢。
だって、ちゃっちい潜水艦みたいなものに乗って、なーにが海底2万マイルよ。
子どもの心を忘れた大人だって言われたっていいもんねー。
「海底だ!」なんてわくわくしているヤツのほうがおかしい。
夜のイベントだって、なんだ、これ!?
火の神と水の神の壮大な闘いなんて、なんのこっちゃぜんぜんわからなかった。単なる子供だましの機械仕掛けってみえみえ。
えーえ、カレイなる日々だから、どうせ夢みる心なんてどっかにいっちゃいましたよ。
でも、夢見る心をもっている人は、そういう目で食べ物も見ているのね、きっと。
だからアミノ酸飲料で痩せるとか、油でヘルシーにリセットできるとか(なにをリセットするの?)、水が文字を読めるとか、そーゆーことをすべて信じることができるのよね。
ツイッターを見ていたら、ホメ・・・なんとかいう代替似非医療があるなんてことを知った。
そこのHPを見ていたら、頭が痛くなってくる。
相変わらず農薬反対の人たちは、反農薬的なるものにはなんでも反応しちゃうしね。
このページもツイッターで教えてもらったけれど、なにがなんでも成果にしたかった?
最後が笑っちゃった。リンゴのパリパリ感って何?
科学的なことは信用できないとかいって、似非科学、危険煽りトークにころっといく。
危険を煽るのって簡単。おまけに煽っていると、それがまた聞きでも、話している人の知識がすごいように錯覚しやすい。だって、すぐにこちらが反論できないディテールの話しになるから。
松尾貴史の「なぜ宇宙人は地球に来ない? 笑う超常現象入門」は、そんな私たちの一番夢見る心を片はしからすべて見事につぶしてくれます。痛快!
たとえばマイナスイオン。これは和製英語で教科書に出てくる陰イオンとはまったく別物で客観的な定義がないそうだ。だいたい家電のイオン発生は放電によるものだから、活性酸素であるオゾンが出ている可能性さえあるとか。滝のそばにいるとマイナスイオンが…というのも、単に「水滴が分割される時に大きい方の水滴はプラス、小さい方はマイナスの電気を帯びる」というノーベル賞科学者の言葉が一人歩きしているだけ。その科学者は一言も「健康によい」などと言っていない。でも、それを引き合いに出したビジネスが横行しているというわけ。
松尾氏いわく「「まるで“消防署のほう”から来ました」という消火器の訪問販売詐欺と同質だ」
そういえば、少し前にマイナスイオンが出てくるドライヤーというのを買った。すぐに落として、壊れてしまったけれど、使ったから何かがよかったわけでもなかったっけ。
でも、その機能がついているのといないのとでは1000円ほどの差がついていたと思う。すでにだまされ済みでした。メーカーはいったいどんな裏付けがあって、こんな売り方ができるんだろう。
最近、農薬とか添加物とかの情報更新が趣味みたいになっている。
だからといって農薬をたくさん使いたいとか、添加物がたっぷり入った食品を食べたいとかいうのではなく、イメージにだまされないぞ、というささやかな抵抗なのだ。
会ったこともないけれど、かなりファンになったのが中西準子先生。先日、ナマ準子先生に会いたくなって消団連の講演会に行ってきました。その講演会の名前が「本当のことが知りたい」
風土のブログに書いたのでそちらをどうぞ。
そろそろイメージで物事を捉えるのをやめにしないとねー。
でも、科学的な考え方というのをメディアもアプローチしないし(すると広告主に怒られる?)、なかなか目に触れる機会がない。だから、自分で情報を探さないと。で、これがめんどう。だから、メディアに頼る。それで洗脳される。の繰り返しなのだ。
そうそう、政治も。何度もだまされているじゃありませんの。
あ、そうか。何度でもだまされたいのか。希望があるふりをしたい、とか?(笑)
私は、宿根草になりたいなあ…。それが夢。
2010年07月12日
ひまわりは地道に咲かせよう
10日以上も更新しなかった。だんだん遠のいているなあ。
一応生存していますので。
先週は、盛岡や紫波に行っていました。
盛岡に友人たちが二人も相次いで移住しちゃったので、ますます楽しい場所になってしまった。夜、中津川をふらふら散歩しながら、ウィスキー専門のバーへ。今をときめくF氏が岩手でのロケの後、お忍びで来たとか。
tentという、かなりユニークな場所が出現し、風土のお得意先が手掛け、友人が関わっているプロジェクト。この人たちがやるなら期待しちゃうなあと出かけてみたら、期待以上だった。こういうのを見ると、もう若い人の時代よねー、と思う。
ミツバチのように古い女王蜂は、今、飛べる連中を引き連れて、新しい場所に移動しなくちゃねぇ。で、どこに移住する?
最近、そんなことばっかり考えている。
紫波では、久しぶりにたくさんの知り合いに会うことができた。
郷里の関西では、知り合いがほとんどいないのに、岩手に行くと四国と同じくらい広いのに、あっちにもこっちにも知り合いだらけ。なんだか不思議。。。
あつーいおじさまたちが森の寺子屋塾という会社を立ち上げ、若い人たちの支援を開始。千葉出身の大学を卒業したばかりで林業の世界に入っちゃったYくんにも会った。なんと紫波には、この3年ほどで大学を卒業して4,5人が移住している。Yくんが、ミツバチの講演会のレポートをツイッターでがんがんアップしてくれて、ツイッター内でちょっとした騒ぎになっていた。真剣に聴いていてくれたんだ、とちょっと感動。
紫波では、今、駅前開発というビッグプロジェクトが動き始めている。
これからどうなるのかなあ。
ビッグなことが好きな地域性があるから、なんだかちょっと心配。
地域性というより男性は、かな。
でも、まあ、私ができることは地道なことだけだから、そんな関わり方でよいのだ。うん。
ひまわりはとりあえず順調に育っていました。
ちょっとまびかないとねぇ・・・この種の蒔き方、紫波っぽいなあ…
近かったら、行くんだけど。

一応生存していますので。
先週は、盛岡や紫波に行っていました。
盛岡に友人たちが二人も相次いで移住しちゃったので、ますます楽しい場所になってしまった。夜、中津川をふらふら散歩しながら、ウィスキー専門のバーへ。今をときめくF氏が岩手でのロケの後、お忍びで来たとか。
tentという、かなりユニークな場所が出現し、風土のお得意先が手掛け、友人が関わっているプロジェクト。この人たちがやるなら期待しちゃうなあと出かけてみたら、期待以上だった。こういうのを見ると、もう若い人の時代よねー、と思う。
ミツバチのように古い女王蜂は、今、飛べる連中を引き連れて、新しい場所に移動しなくちゃねぇ。で、どこに移住する?
最近、そんなことばっかり考えている。
紫波では、久しぶりにたくさんの知り合いに会うことができた。
郷里の関西では、知り合いがほとんどいないのに、岩手に行くと四国と同じくらい広いのに、あっちにもこっちにも知り合いだらけ。なんだか不思議。。。
あつーいおじさまたちが森の寺子屋塾という会社を立ち上げ、若い人たちの支援を開始。千葉出身の大学を卒業したばかりで林業の世界に入っちゃったYくんにも会った。なんと紫波には、この3年ほどで大学を卒業して4,5人が移住している。Yくんが、ミツバチの講演会のレポートをツイッターでがんがんアップしてくれて、ツイッター内でちょっとした騒ぎになっていた。真剣に聴いていてくれたんだ、とちょっと感動。
紫波では、今、駅前開発というビッグプロジェクトが動き始めている。
これからどうなるのかなあ。
ビッグなことが好きな地域性があるから、なんだかちょっと心配。
地域性というより男性は、かな。
でも、まあ、私ができることは地道なことだけだから、そんな関わり方でよいのだ。うん。
ひまわりはとりあえず順調に育っていました。
ちょっとまびかないとねぇ・・・この種の蒔き方、紫波っぽいなあ…
近かったら、行くんだけど。

2010年07月01日
英語が公用語…
楽天もユニクロも英語が公用語かあ。
グローバル企業をめざすなら、これは必然でしょうね。
英語が苦にならなければ、ネットだって、海外の情報をいくらでも得ることができるし。でも、苦になるんだな。
20年後ぐらいには、日本全体の公用語が日本語と英語だったりして。
と、まるでツイート。
うーん、だからツイッターが流行るのね。
朝から、森林ジャーナリストの「奪われる日本の森」への批判ツイートにくぎ付け。これを書いた人は元林野庁の高官。なにかの会議で2回ほど会ったことがある。共著の相手は高名な学者だしなあ。これをもとに「外資が日本の山を買っている」とかなり煽ったテレビ番組が最近放映されたらしい。
ブログにかなり詳細にわたって反論が書いてあるのでじっくり読もう。
食品科学の専門家のツイートでは、食品添加物表示ポケットブックの内容について。これも、なにやら面白い。
はっきり言えることは、テレビや新聞の情報価値は下がる一方ということかな。
グローバル企業をめざすなら、これは必然でしょうね。
英語が苦にならなければ、ネットだって、海外の情報をいくらでも得ることができるし。でも、苦になるんだな。
20年後ぐらいには、日本全体の公用語が日本語と英語だったりして。
と、まるでツイート。
うーん、だからツイッターが流行るのね。
朝から、森林ジャーナリストの「奪われる日本の森」への批判ツイートにくぎ付け。これを書いた人は元林野庁の高官。なにかの会議で2回ほど会ったことがある。共著の相手は高名な学者だしなあ。これをもとに「外資が日本の山を買っている」とかなり煽ったテレビ番組が最近放映されたらしい。
ブログにかなり詳細にわたって反論が書いてあるのでじっくり読もう。
食品科学の専門家のツイートでは、食品添加物表示ポケットブックの内容について。これも、なにやら面白い。
はっきり言えることは、テレビや新聞の情報価値は下がる一方ということかな。