2015年06月14日

宝塚大劇場 宙組「王家に捧ぐ歌」

SS席3列目で観劇。

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まーくん(朝夏まなと)&みりおん(実咲凛音)の熱演に感動!
まーくんは歌がうまいなあ。声もよく出ている。ちょっと高めだけれど。

気になったのは姿勢。ちょっと猫背気味に見えるんだけど・・・あの衣装が重いのかな。

銀橋中央で二人が繰り広げる地下でのラストシーンは泣けた。

ゆりか(真風涼帆)は、やはり目立っていた。彼女が出てなかったら、作品に華がないままだったろうなと。宙の組子たちの醸し出す地味なオーラは、どこからくるんだろうか?
キラキラ感が足りない・・・

まーくん、歌も、お芝居も、及第点以上なのになぜか重さがない。強大なエジプト軍を指揮する将軍としては、若すぎないか〜?と、ふとエジプト人になった気で不安になっちゃった(笑
正攻法でしか戦争しない将軍という感じ。
ちえさまラダメスは、この人勢いあるから、若いけど任せてもええんちゃう? ちょっと無茶するかもな〜と思いました。
わたるさんラダメスは、この人なら、全てを任せられる、さすがファラオが選んだだけあると思いました。

どこからみても、まーくんラダメス、いい人感を醸し出していた。不器用で、女心をわからない男ラダメス。
アムネリスの前でアイーダに指輪を渡そうとしちゃうんだもん。
アムネリスみたいに気位の高い女の前で、そんなことを見せつけちゃったら、ダメよ。キムシン(脚本・演出の木村信司)、女心をわかっている人なん?「太陽王」でも、ルイの恋愛遍歴をまとめていたもんね。

オペラのアイーダも同じだけれど、この作品は、ついアムネリスに肩入れして観ちゃう私。
ファラオの娘だから、ほしいものはすべて手にしてしまい、ラダメスも、また、自分のものになると思っていたら、彼は敵の捕らわれ人のアイーダを愛している。
その二人の恋路の末に、父を殺され、恋する人を処刑する運命に…かわいそうやん(涙)
地下で、ラダメスがアイーダと一緒にいるって、知ってたら、あの宣言をしたんだろうか…とアイーダを観るたびに考えちゃうのよねぇ。

ところで、まーくん、フィナーレでは、燕尾のところでよろけてた。まーくんの「あ、よろける…」という心の叫びが聞こえちゃいそうなまーくん目線の席だったので、一緒にはらはらしてしまった。
そんなシーンを見るたびにちえさまはすごかったとまたまた思い返してしまった。まあ、仕方がないよね。ちえさま(柚希礼音)に魅せられた私だから。すべての道はちえさまに通じてしまう。
まーくんのファンの方、許してちょーだい(笑

みりおんをリフトして頑張ってた。
私は、あのリフトは全組必要ないと思っているけどね。女が女を回す必要なんてない。

うららアムネリスの歌唱力については、すでに観てきたヅカ友たちのブーイングの嵐だったので、すごーく覚悟しつつ、怖いもの見たさで妙なところでワクワクしながら観たんだけど、今日はほとんど音程もはずさず、高音が出にくい人なのね、ぐらいの感じだった。
最後の宣言のところは、大丈夫か・・・とこちらが緊張しちゃったけど、無事クリア。
りっぱに締めくくっていました。

みりおんは、ようやく羽ばたく場をもらった白鳥のように舞台を縦横に飛び回っていた。
トップ娘役らしい役ができてよかった。
歌も、お芝居も安定していて、力強いアイーダになっていた。

フィナーレでゆりかが羽を背負って大階段を下りてきたのには、びっくり。
本当に2番手になったのね、と実感。
92期生。トップ候補は90代の期の時代に突入したのね。

12日に観劇したちえさまが、いろいろとアドバイスをしたらしく、11日に観劇したヅカ友と感想を交換したら、かなり進化していたみたい。
ちえさま、色気の出し方をみんなに教えてあげてね。
初主演の王家新人公演で、すでにスケールの大きさと包容力を見せていたちえさま。
キラキラした瞳が印象的なラダメスだった。
帰宅して、録画してあった新公をつい見ちゃった…
ちえさまだと、舞台が狭い感じなのよね。

作品としては、とても見応えのあるものだと思う。
エチオピア側の恨みや野心がきちんと伝わってこその物語展開だから、一樹さんとゆりかの仕事ぶりは十分作品を支えるものとなっていた。ゆりか、今なら、ティボルトをもっと危ない男でできるかもね。
箙さんのファラオも、迫力があった。フィナーレで目の前がファラオで、メークが怖かった…(笑

やたらと男性の観客の多い日で、いつもはずらっと並ぶトイレも、ほぼ並ぶことなし。こんな日もあるのね。団体で観劇していたおじちゃんたち(2階1列めセンターはおじちゃんたちがずら〜っ!!!)は、この作品をどう思ったんだろう・・・

この舞台は、装置が大きいから、前方席よりも、後方席の方が見やすいかも。

ドキドキしなかったな〜・・・ちえさま〜っ!

タグ:宝塚歌劇
posted by 風土倶楽部 at 18:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月11日

新国立劇場「東海道四谷怪談」

ちえさまの「プリンス・オブ・ブロードウェイ」のチケットを無事ゲットでき、ひとまず落ち着きました。
梅芸の会員を3年もやっているのだから、当選して当然なのだ(笑
今回は、お高いチケットなので2回を予定。

先週の日曜日はファンクラブの解散式が帝国ホテルの一番広い宴会場「孔雀の間」で開催され、久しぶりに生のちえさまを拝んできた。

やっぱりステキ、かわいい、いやん、かっこいい、あ〜、かわいい・・・という感情が交錯する1時間ほどだった。英語の勉強に勤しんでいるちえさま。うきゃっ!
7月ごろから3か月もNYに行っちゃうとのこと。
NYに行っても、会えるわけじゃないけれど、行きたいなあ・・・

というわけで、ちょっと落ち着いたので、久しぶりに宝塚ではない観劇に出かけた。

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以前から、四谷怪談はちゃんと観たいと思っていたので。
かなりワクワクして行ったんだけど・・・

寝てしまった・・・

なんだかくどいんだもん。
これは鶴屋南北の脚本がくどいのか、今回の脚本と演出がくどいのか・・・勉強不足でわからない・・・

伊右衛門はマザコンなのね。
彼の善悪の基準がよくわからない。
そして、お岩の愛情の価値観も。

どうやら、原作はお岩が武家の考え方に捉われ、フリーダムな伊右衛門と対照的になるらしい。
今回の演出は、あまり武家とか町民とかにこだわっていないため、登場人物たちの立ち位置がわかりにく。
その分、普遍性が出てくるという面もあるかと思うけれど、ちょっと消化不良だったんじゃないのか。

舞台の上でやっていることが時々わからなくなる。
それって、私の理解力が衰えている・・・からかもしれない。
いや、その可能性大。

舞台装置は、とてもシンプルで、一枚の大きな壁を有効に活用していて、行燈の明かりが江戸時代との橋渡しをしてくれる。黒子の使い方も、面白く、楽しませてくれる。
なのに・・・眠くなる。

なぜ?

途中で、物語自体がどうでもよくなってしまった。
お岩は、あれだけの裏切りにあったんだから、そりゃあ恨むよね。
で、終わっちゃった・・・

怪談なのにぜんぜんコワくない。
演出に目を奪われすぎて、登場人物たちの心情を斟酌している暇がないから?

うっちー(内野聖陽)は、一昨年の「おのれナポレオン」以来。
なんかいつ観ても、うっちーだな。上手いんだけど・・・
とっても上手いんだけど・・・うっちーなのよ。

なんだか妙なフラストレーションがたまって、歌舞伎でちゃんと観たい、観なければ、と思いながら帰路についた。

芝居を観るときに、気持ちがちえさま仕様になってしまったから、うっとり機能がないとダメなのかな。
あ〜、ドキドキしたいよ〜。


posted by 風土倶楽部 at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする