2015年09月15日

宝塚月組 暁千星バージョン「A-EN」

楽しかった〜!

ありちゃん(暁千星)のオーラ、すごい〜!
1幕のプロムのキングとクィーンを決めるお話は、いけてない男のありちゃんがどんどんステキになっていくシンデレラボーイのお話。いけてないありちゃん(いけてないハリポタと言われていた)も、かわいい〜。
おばさんは、最初から最後まで「かわいい〜」とでれ〜っと観ておりました。
どこをどう切り取っても、かわいい〜・・・(アホ)

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かわいいだけじゃなくて、かっこいいし、美しいし、お歌もお芝居も及第点以上だし、いうことなし。
やっぱり宝塚は美しくなくっちゃね。
月組の若手はええなあ。

海乃美月も、美園さくらも、キュートな、今風の娘役で大変よろしい。
蓮つかさちゃんは、とってもいい味を出していたんだけど、ありちゃんのそばだと地味になっちゃう。
そのぐらいありちゃんのスター性はキラキラ輝いていた。

愛涼歌と颯希有翔(字が難しすぎ、読めへん)の歌がうまいのにびーっくり。プロムに出るのを迷うありちゃんを励ます颯希の歌が沁みた。

ありちゃんの魅力全開の2幕は見どころだらけ。

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まずオープニングは、ちえさまがYoung Bloodsで月のブランコに乗ったシーンと同じような始まり方で、おっ! これってあーさ(朝美洵)もやったのかしら?

ちえさまばあやとしては、「黒い鷲」でエトタカのさそりのようなダンスを踊るありちゃんに涙。ボレロ風もあった。
もちろんちえさまを思い出して。
衣装も、ヘアスタイルも、ちえさまを踏襲していて、これはちえさまにあこがれているありちゃんの、ちえさまへのオマージュなのだろうなあ。
若々しいありちゃんのダンスを観ていると、ちえさまがここにも息づいているとドキドキした〜。

ラスト近くにDear DIAMONDのリベルタンゴの衣装で登場。これも、うるうる。
ありちゃん、ちえさまのように色気のたっぷりあるトップスターになるんだよ〜。ずっと見守っているからね。

ありちゃんのダルマ姿も美しかった。あれは鳳稀かなめのパイナップルの女王っぽい?
ダルマありちゃんをエスコートする最下級生の礼華はるちゃん、要チェック。まさに夢のような、これぞ私が観たい宝塚ならではの美しすぎるデュエットダンスだった。劇団は、いや、野口さんはわかっているね〜。

20人ほどのカンパニーなのに、あれは誰?これは?と、一人ひとりを丁寧にチェックしたくなるぐらい全員がイキイキとしていて、1回では、物足りないくらいの内容だった。そして、誰よりも光輝いていたのがありちゃん。レビューを何度も観たくなるスター性のあるすごいポテンシャルを持ったありちゃん。これからが楽しみだわ〜。

ちえさまへの道、がんばってね黄ハート


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2015年09月13日

宝塚歌劇団星組「ガイズ&ドールズ」

東京公演までお預けと思っていたけれど、ヅカ友たちと話が合わなくて寂しいので、急遽観ちゃった(笑

映画をうまく脚色して、楽しいミュージカルになっていた。
北翔みっちゃんに関しては、お歌がお上手だけど、私はワクワクドキドキしないのでスルー。
みっちゃんファンの方、このブログはスルーしてください。
すべての道は、ちえさまに通じているだけなので。

紅子(紅ゆずる)とことちゃん(礼真琴)の組み合わせがとっても面白い。
紅子は、こういう明るくて軽い役がよく似合う。
ちょっとがに股のお調子者のスタイルを観ているうちに、横山やすしを思い出してしまった。
モデルは、やっさん?なんて言ったら、紅子ファンのヅカ友に嫌がられるかしら。

嫌がられるね…(笑

今回の作品は、ことちゃんアデレイドのすばらしさに尽きると思う。
彼女が出てくるシーンの楽しいことといったら、まさにショー!
これぞミュージカル!

歌とダンスに加え、年増のかわいい歌手を堪能させてもらった。
14年間も婚約したままで、お母さんに結婚して子どもが5人もいるとウソをつきつつ結婚する日を夢見ているアデレイド。それはひとえにネイサンに惚れているから。あきらめられないから。
そんなアデレイドの一途さと、ちょっと間の抜けた感じをおしゃれに、かわいく、色っぽくことちゃんは見事に表現していた。
「あなたは、ネイサンに惚れてないから、いいわよね」とスカイにいうところが好き。

すごいぞ、ことちゃん!昨年の「風と共に去りぬ」のスカーレットから、よくここまで進化した!
もっともっとアデレイドを見たい、登場シーンを増やしてほしいと思った。
ナイトクラブ「ホット・ボックス」のショーをお客として、しっかりもっと観たい!

ことちゃんは、これからの宝塚での活躍も、もちろん楽しみだけれど、思わず退団後も、どんなに活躍してくれるのかと期待してしまうほど。こんなに若いころから、ことちゃんの成長ぶりを見られて幸せだわ〜。
そして、どこまでも憧れのちえさまを追っかけていくんだろうなあ。
いつか追いついてしまうかもしれない。
ことちゃんも、英語のお勉強を始めているような気がする(笑

そのほかは、ナイスリーのさやかさん(美城れん)がさすが!お見事だった。
サラの後見人のミッキー(天寿光希)の押さえがバッチリ。

みっちゃん&ふうちゃんが昭和風だとしたら、紅琴カップルは平成風。
その二つのスタイルが一つの作品の中で交互に出てきて、融合していそうでしていないバラバラな感じの新生星組の公演だった。

それでいいのかしらねぇ・・・

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なにも当たらず・・・念じてないもんね(笑




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2015年09月11日

シアターBRAVA「ラマンチャの男」

何年ぶりの「ラマンチャの男」だろう。
上月晃も、鳳蘭も、観ているのだけれど、はるか昔・・・
もういつだったか忘れてしまったほど昔、昔・・
今回のアルドンザはきりやん(霧矢大夢)
「マイフェア・レディ」から2年。
きりやんが、どんな女優に進化したのか。
きりやんは、私がちえさまと出会うきっかけをつくってくれたジェンヌさん。
特別なのだ(笑

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結論として・・
きりやん、宝塚の男役っぽかった。
悪態をついているときは、男前きりやんだった。
でも、アルドンザは、もっとドロドロだと思うのよね〜。
かわいすぎる・・・可憐すぎる・・・
そして、高音がかすれていた。
調子が悪いのかな。
きりやん、あなたはもっとできる人のはず。
がんばれ、きりやん!

幸四郎さんは、セルバンテス / ドン・キホーテ / アロンソ・キハーナそのもの。
ただ、やはり年齢は隠せない。
あのエネルギッシュだったセルバンテスは、少し影を潜め(それはそれで死の影におびえるセルバンテスが出てよいのだけれど)、当然のごとくキハーナの老い、ドン・キホーテの狂気には、より深みが出ていたような気がする。

ささやくようなセリフが、ちょっと気になった。
歌舞伎では、口跡が聞き取りにくいという評判があるらしい。
そういう聞き取りにくさではなく、ささやくようなセリフの言い方が聞き取りにくかった。
エネルギーの配分が必要になっちゃったのかな?と思ったりして…。

作品としては、このセリフを聞きたくて観たようなもの。
「一番憎むべき狂気とは、あるがままの人生にただ折り合いをつけてしまって、あるべき姿のために戦わないことだ」

戦ってこなかったなあ・・・ズキン!どころか、グサッ!
私って、Mだわ〜(笑

「夢は稔(みの)り難く 敵は数多(あまた)なりとも 胸に悲しみを秘めて 我は勇みて行かん……」
この歌を聴くと、なぜか涙が出てしまう。

セルバンティスは、自分を奮い立たせるためにドン・キホーテを生み出し、語らせたんだろう。

男たちに乱暴されてしまったアルドンザが、ドン・キホーテ、すなわちキハーナの死の床に現れるシーンでは、かなり泣けてしまった。若いころは、こんなに泣けなかったのに。
本当の自分を直視して、瀕死の状態になるキハーナ。そこに傷ついたアルドンザが、自分を認めてくれたドン・キホーテに「あんたは私の殿様だ」という。人間というのは、お互いに支えあい、認め合って、なんとか生きていくものなんだなあ…再び自分を取り戻して、サンチョとアルドンザに抱きかかえられて息を引き取るキハーナ。いい最後だ〜涙、涙、涙・・・
舞台の上も、見る方も、寄る年波を感じる味わい深いものがあった。

幸四郎さん、いつまでやるのかなあ。
セルバンティスが、ちょっとお歳が出ちゃっていたかな。
こういう作品に出会えた役者たちは、幸せものだ。

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川向うには大阪城ホールが…1年前、ちえさまを全力で応援した場所。
今や、ちえさまはNYにご滞在中で、すでに懐かしい場所になっちゃった。

posted by 風土倶楽部 at 18:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月09日

国立劇場小劇場文楽公演「妹背山婦女庭訓」

元上司の主宰している文楽観劇会で、急に行けなくなった人がいて、急遽空席埋めで観劇。
文楽は過去2回ほど観たことがあるものの、今ひとつ魅力がわからず、足が遠のいていた。

10数年ぶりに観て・・・やっぱりよくわからない。。。
ただ、太夫の力いっぱいの語りと三味線の音色の心地よさに、ああ、私はまぎれもなく日本人なんだ、と確認(笑

一番よくわからないのはストーリー。
悪役蘇我入鹿を誅殺する話。要するに大化の改新。
藤原鎌足の息子の淡海が、烏帽子折職人求馬(もとめ)に身をやつし、誅殺の機会を狙う。
白い牝鹿の生き血を母親が摂取することで生まれた怪異の化身のような入鹿を弱らせるためには、爪黒の牝鹿の生き血と疑着の相(激しい疑念と嫉妬の表情)のある女の生き血を混ぜて注いだ笛を吹かねばならない。
その女こそ、求馬と出会ってしまった田舎娘の三輪。イケメンにすっかり心を奪われ、押しかけ女房的に契を交わすものの、求馬は、入鹿の妹の橘姫と二股かけていて、結局、橘姫を妻にする。
それを知った三輪は怒り狂い疑着の相になったところを、求馬の忠臣に殺され、生き血を提供し、めでたく入鹿は退治されましたとさ・・・なのだ。

三輪ちゃん、かわいそすぎる。
イケメン淡海、ひどすぎる男だ。

おまけに求馬の忠臣に刺されてのたうちまわっているときに、実は求馬は藤原淡海でと正体を明かされ、怒り狂ったお前の血が彼の望みを叶えることになると聞かされる。三輪は、そんな高貴なお方のお役に立てるなら、と喜んで死んでいく。

あ〜、疑着の相が消えてしまうがな〜・・・と。
歌舞伎では、刺したと同時に笛に生き血をかけるそうで…。どっちにしてもヒドイ話だ。

三輪は最後の瞬間まで、「一目お顔を今一度」と言っているのに、求馬は橘姫と寝所にいる。

あんまりやん!
一人の女の気持ちを弄んで、あげく怒りで悶えさせ、生き血を捧げさせるなんて。

歌舞伎も文楽も、その価値観、世界観になじめなくて、わざわざ足を運ぶ気になれない。
何度も見ている元上司たちでさえ、「ストーリーは考えたらダメなんよ」とのこと。
芸を見るんだそうで・・・

確かに太夫も、三味線も、人形使いも、文化として、芸術として、ありだとは思うけど。
三輪の悶え苦しむ様は、本当に鬼気迫るものがあって、逆に女としては、怒りがふつふつと湧き上がってきて、心地よくない!

最後に入鹿を討ち取ったなり〜!なんて男どもが喜んでいるけれど、それは三輪ちゃんの偉大なる犠牲があったからやん!と思ってしまった。

納得でけへん!
心底惚れた男のために心とからだを捧げることをいとわない女の生き血が必要なのだと言われて、自ら命を絶つとかのストーリーの方が、まだマシだわ。ぷんぷん。
演じている人が男ばかりだから、よけいにそう思っちゃうのかも。

もう一つ、私にはどうしても解せないのが、天智天皇の御代なのに、衣装は江戸時代。おまけに庶民の娘なのに三輪は、まるであんみつ姫のようなキンキラキンの冠をつけて、衣装もお姫さま風。

今では、文楽というと、やたらと高尚なものにとらえられがちだけれど、江戸時代は庶民に歴史や価値観を啓蒙するための娯楽だったんだろうなあ。

新しい今の時代にあった文楽を見てみたいけれど、この文化の様式は、やはり古典が似合うのかも。

ということで、文楽の奥深さに到達するには、道ははるかに遠い・・・ような気がする。



posted by 風土倶楽部 at 22:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月06日

やってみた!クレソンのポタージュ

ふだんは宝塚の公演の感想ばかりにアクセスがあるのだけれど(ヅカファンは熱心よね〜)、かなり以前に書いた「カーブ・ボール」の感想にアクセスがけっこうあって、なぜ?
イラク戦争がドジなCIAから始まったというドキュメンタリー本。

ばかばかしい話というのは、そこいらじゅうにごろごろころがっている。
五輪のエンブレム問題も、その代表的なもの。
そもそもあのデザインのどこがいいのかさっぱりわからん!
まるで墓石みたいに重たい黒い柱がどーんとど真ん中に置かれていて、あんなものが街中にはためくのかと思ったら、いやになるなあと暗い気持ちになっていたので、やめると聞いて、心底うれしかった。
なぜ、あれを審査員たちは選んだのか理解不能。どうやら最初から佐野ありきの審査だったみたいだから、もうばかばかしすぎる。五輪ビジネスで儲けたいと群がる連中のあほさが暴露されたようなものね。そもそも賞を受賞している人にしか機会を与えないなんて、五輪の精神に反しているじゃん!

「やってみた!お一人さまレシピ」は、自分で作ってみた料理でさえ、すぐに忘れるから、アップしておこうぐらいのゆるいカテゴリーとして新たに設定してみた。一番最初はちえさまお気に入りの「タム丼」にしようと思っていたのだけれど、出先の那須で大量のクレソンが手に入ったので、まずはクレソンのポタージュ。

お一人さまとしては、ちょっと多いのだけれど、スープは分けて食べられるし、アレンジも可能だから、いいとしましょ。

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こんなに大量のクレソンが150円で手に入るなんて…都会では考えられない。
いつもは、急に苦味のあるクレソンが食べたくなって、買ってくるけれど、ほんの少しだから、ちょこっとサラダにして終わり。こんなにたくさんのクレソン、どうしよ〜と思っていたら、友人が辰巳芳子さんのクレソンのポタージュはいかが?と教えてくれた。

このレシピ通りに作ってみた。

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色がきれい。

思ったほど、クレソンの味はしない。たぶん現地で購入してから2日目で少し風味が落ちていたから、かも。
でも、なんだかとっても贅沢な気分にはなった。

こんなに大量のクレソンがなぜこの値段?と思っていたら、やはり友人が、「よく渓流沿いに自生している」とのこと。なるほど〜。いくらでもあるわけね。今度は、自分で採りに行くかな(笑
でも、もう夏も終わり。来年は、なにをしているのやら…




posted by 風土倶楽部 at 11:34| Comment(0) | TrackBack(0) | やってみた!お一人さま用レシピ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする