ありちゃん(暁千星)のオーラ、すごい〜!
1幕のプロムのキングとクィーンを決めるお話は、いけてない男のありちゃんがどんどんステキになっていくシンデレラボーイのお話。いけてないありちゃん(いけてないハリポタと言われていた)も、かわいい〜。
おばさんは、最初から最後まで「かわいい〜」とでれ〜っと観ておりました。
どこをどう切り取っても、かわいい〜・・・(アホ)

かわいいだけじゃなくて、かっこいいし、美しいし、お歌もお芝居も及第点以上だし、いうことなし。
やっぱり宝塚は美しくなくっちゃね。
月組の若手はええなあ。
海乃美月も、美園さくらも、キュートな、今風の娘役で大変よろしい。
蓮つかさちゃんは、とってもいい味を出していたんだけど、ありちゃんのそばだと地味になっちゃう。
そのぐらいありちゃんのスター性はキラキラ輝いていた。
愛涼歌と颯希有翔(字が難しすぎ、読めへん)の歌がうまいのにびーっくり。プロムに出るのを迷うありちゃんを励ます颯希の歌が沁みた。
ありちゃんの魅力全開の2幕は見どころだらけ。

まずオープニングは、ちえさまがYoung Bloodsで月のブランコに乗ったシーンと同じような始まり方で、おっ! これってあーさ(朝美洵)もやったのかしら?
ちえさまばあやとしては、「黒い鷲」でエトタカのさそりのようなダンスを踊るありちゃんに涙。ボレロ風もあった。
もちろんちえさまを思い出して。
衣装も、ヘアスタイルも、ちえさまを踏襲していて、これはちえさまにあこがれているありちゃんの、ちえさまへのオマージュなのだろうなあ。
若々しいありちゃんのダンスを観ていると、ちえさまがここにも息づいているとドキドキした〜。
ラスト近くにDear DIAMONDのリベルタンゴの衣装で登場。これも、うるうる。
ありちゃん、ちえさまのように色気のたっぷりあるトップスターになるんだよ〜。ずっと見守っているからね。
ありちゃんのダルマ姿も美しかった。あれは鳳稀かなめのパイナップルの女王っぽい?
ダルマありちゃんをエスコートする最下級生の礼華はるちゃん、要チェック。まさに夢のような、これぞ私が観たい宝塚ならではの美しすぎるデュエットダンスだった。劇団は、いや、野口さんはわかっているね〜。
20人ほどのカンパニーなのに、あれは誰?これは?と、一人ひとりを丁寧にチェックしたくなるぐらい全員がイキイキとしていて、1回では、物足りないくらいの内容だった。そして、誰よりも光輝いていたのがありちゃん。レビューを何度も観たくなるスター性のあるすごいポテンシャルを持ったありちゃん。これからが楽しみだわ〜。
ちえさまへの道、がんばってね
