2015年11月24日

10月から11月に観た映画

「ダラス・バイヤーズ・クラブ」2013年製作 ☆☆☆★
主演のマシュー・マコノヒーは、エイズ患者を演じるために21キロも減量したそうだ。
ものすごーく雰囲気が出ていた。
ドラッグとアルコールとセックスに明け暮れる日々から抜け出す様子が、淡々と描かれていてリアルだった。
自業自得だし、自己責任でいろいろ動き回ってみるロン。自分に必要だから始めたことが、たまたま多くの人を助けることにつながっていくという路線を外さない映画のスタンスがなかなかよい。お涙ちょうだい映画じゃないところがね。この人、どうするんだろう…とみているうちに、あれよあれよとビジネスが展開。
ウィルスが体に入っちゃったんだから、それとうまく折り合いをつけていくしかないと、すぐに現実的な選択をするロンは、なかなか頭のいいやつだ。どんなときでも、生きる力のあるやつは生き残る、そういう映画?違うか(笑

「エビータ」1996年製作 ☆☆☆
エバ・ペロンという人物は、マドンナが演じたくなる女性よね〜、とずっと思いながら観ちゃった。
でも、イマイチ感動なし。なぜだろう。バンディラスが歌うって、どうよ…だからかも(笑
ペロンの影が薄いから、かも。バンディラスがペロンを演じているのかと勝手に思っていた。
音楽は、さすがにアンドリュー・ロイド・ウェバー。
ばらまき人気取りの大統領夫人にも見えるし、決断できない政府に代わって、がんがん実行しちゃう大統領夫人にも見える。たぶん両方が正解なんだろう。どこの国の民衆も、イメージに弱い。きれいな女に弱い、ってことでしょうか(笑

「映画女優」1987年製作
田中絹代の人生と日本映画の歴史を辿った作品。
観ようと思って録画したけれど、吉永小百合があまりにもダイコンなので、途中でやめて削除してしまった…
ちょっとびっくりぽんなほど、おダイコンだった。そして、私は小百合さんの映画をちゃんと観たことがなかったということに気が付いた。「キューポラのある街」とか「愛と死を見つめて」とか、恐ろしく古い映画、もしくはNHKの「夢千代日記」しか観てない!
観ないままで勝手なことを言ってすみません。でも、続けて観る気になれなかった。

「おとうと」1960年製作 ☆☆
市川崑監督。幸田文の小説「おとうと」が原作。 キネマ旬報ベストワン、監督賞受賞作品。
画面のコントラストが強くなる銀残しという手法による初の映画だそうで…
確かに陰影が濃い映像になっている。
岸恵子が28歳なのに17歳の役をしているのに、ちょっと無理やろ…と突っこみを入れちゃったし、
芥川也寸志の音楽が、あまりにも思わせぶりすぎて、うるさいし、
田中絹代は、コワいし、
重たい映画だった。
弟の碧郎役の川口浩が、意外にもうまくて、かなりびっくらぽん、だった。
探検隊の人のイメージしかなったから〜(笑

「きっとうまくいく」2009年製作 ☆☆☆
ボリウッドで最高にヒットしたという映画。友人が2回も映画館に並んで観に行ったほど面白かったと言っていたので気になっていた。つまらなくはないけれど、ものすごーく面白いわけでもなかった。踊ったり、歌ったりしている時間が長い。
「ゴーカン」のジョークが笑えない。放尿がなぜか多くて、やっぱり笑えない、学長の横暴さが学生を自殺に追いやるなんて、本末転倒もいいところ。特に学生の自殺が多いという社会の課題に馴染めなくて、はあ???と思いつつ見てしまった。インドの社会事情がわかっていないと面白さ半減というところなのかしら。
主役の偽学生が、どうやって大成したのかは、まったく描かれておらず、後ろ盾もなく、身分もなく、なにがどうなったんだ?というラスト。ファンタジーとしてみればいいのかな…と思ったり、私にとっては?が多い映画だった。

「地獄門」1953年製作 ☆☆☆☆
京マチ子の美しさに☆5つ捧げたいけど、長谷川一夫の盛遠があまりにも乱暴ものなので☆一個減点。って、それは映画の出来と関係ないやん!(笑)
菊池寛の戯曲「袈裟の夫」の映画化らしいけれど、ヒドイ話だ。夫と相思相愛の袈裟に一目ぼれした遠藤武者の盛遠が、自分のわがままを押し付けるという内容。
話の内容は、どーでもいい。とにかくマチ子さまの美しさがとんでもなくて、見惚れているうちに終わった。
マチ子さまは、貞淑な人妻も、伝法な姐御も、両方できる名優。文子さまとともに大好きな女優。
カンヌ映画賞でパルムドールを受賞している映画だけれど、きっとマチ子さまの美しさにヨーロピアンたちもくらくらさせられたのね。


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2015年11月23日

「プリンス・オブ・ブロードウェイ」東京千秋楽

POBの東京公演、終わってしまった・・・さみしい。
10月23日からの一か月間、ずっとワクワクドキドキさせてもらって、本当に楽しかった。
そして、昨日の千秋楽は、会場が一体となってノリノリで、めっちゃ楽しかった〜!

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行く予定はなかったんだけれど、やっぱり見納めと急遽行くことに。
2階後方席から、舞台全体をじっくり堪能した。

ローラの声がかなり高い出だしで、まず「!!!」
どこまでもチャレンジングなちえさま(柚希礼音)。かわいくて一皮むけたローラになっていた。
あれだけ踊りながら、英語の歌を歌うのは本当に大変だと思う。
ただ、この後の「You've got possivilities」のマリアンドさんも同じように歌っているのよねえ。
おまけに迫力がすごい!
ラミンさんのクラーク・ケントが「オハヨウゴザイマス」のアドリブで登場で大うけ。

フォーリーズは、ため息が出るほど美しかった。特にお顔が輝いていて、自信に満ちていた。

タイムズスクエア・バレエは文句なし。重力を感じさせない軽やかさで、ダイナミックで、美しくて、かわいくて(今日は小声で何も言ってなかった)、ちえさまならではのシーン。最高の見せ場にこのシーンをもってきてもらって、ちゃんとそれに応えるちえさま。観れば観るほど、魅了されるシーンだ。もっともっと観たい!
REON JACKで堪能させてね。

蜘蛛女も、歌にますます迫力が!でも、この歌は、歌詞がイマイチ伝わりにくい内容なんよね。シチュエーションもわかりにくいし。

そして、ラストのカーテンコールがめっちゃかわいかった。全員が一言づつ短いコメントを言うんだけれど、みんな、日本語を交えてユーモラスで素敵でした。ちえさまは、ラストのご挨拶で「ありがとうございました」のあとに「みんなでI Love You!と言おう」と客席に提案。会場中で一斉にI Love You!。
シュラーさんは、ビデオカメラ片手に出てきちゃって、スタンディングオーベーション(全員!)を録りまくっていました。
一度終演したのにみんなが帰らないから、また、幕が上がったときは、キャストは着替えをはじめちゃっていたらしく、ちえさまは顔と手だけ出して、バイバイしていた。

キャストの歌は聴けば聴くほどすごい!全員素晴らしい!好きになった曲もたくさんある。このキャストによるこの公演に出会えたことをちえさまに感謝、感謝。

キャバレーのシーンで、今日もピアノを一生懸命弾いていてかわいかった〜。ばあやの一番の萌え〜シーンなのだ。

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ロビーには、すでにちえさまの次回作の大きな看板が置いてあった。
目力にやられた〜(笑
ちえうめのコンビ復活。ころちゃん、どいちゃんも一緒。稲葉さんの演出構成。
まるで星組やん(笑 メンズも参加だから、「夜空に眠るまで」風なのかな?
また、通っちゃうもんね♡

来年も楽しみがいっぱい。
ちえさま、ありがとう!
I Love You!


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2015年11月19日

3回目の「プリンス・オブ・ブロードウェイ」

ちえさま(柚希礼音)、ついにReborn完成!
殻がぱかっと割れて、きらきらちえさまがぴょこーんと飛び出た〜っ!

興奮しちゃった♡

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ローラは、ますますコケティッシュなかわいい魔女になっていた。
楽しめるようになったのかな。
もともとコメディのワンシーン。だから、笑っちゃうノリでよいのだ。
ばあやは、にまにましながら楽しく拝見いたしました。
頭のお花が落ちて、トニーさんが拾っていた。

そして、フォーリーズ。美しい〜。
女のゴージャス感が出ていた。
惜しいのはやはり衣装。ローラもだけれど、宝塚の衣装を見慣れているためにイマイチ感がぬぐえず…
フォーリーズの背あて、なんとかならんのかなあ…有村せんせーい!

そして、そして、やはり最高〜っ!なのが、タイムズスクエア・バレエのシーン。
これ、これ!これですよ!!
息をのむ美しさ、軽やかさ、ダイナミックさ。柚希礼音の真骨頂だ!
ばあやは、よくぞ、ちえさま!と、にこにこしながら、涙ぐむというばあやならではの心情で拝見いたしました(笑
何回でも観たい〜。浸っていたい〜。

蜘蛛女のキスは、やはりタカラヅカ臭さがかなり抜けて(こちらが観慣れたのかも)、迫力があって見とれた。
が、この衣装も、有村せんせーい!と叫びたくなった。
デザインはトニー賞を受賞した人によるものらしいけれど、どれもそんなにすごいかなあ…と思ってしまうのは、宝塚と比較してしまうから、なのかしら。宝塚は衣装でブロードウェイに進出したら、がんがんトニー賞衣装デザイン賞を受賞できちゃいそうだ。

ちえさまのトート、聴きたい、観たい…と、蜘蛛女のキスを観るたびに激しく願ってしまう。

そのほかのちえさま萌えポイントは、キャバレーのバンドの一員としてのピアノ弾き。
音楽と動作がぴたっと合っていて、本当に弾いているみたい。
お茶会で合わせようと工夫したとお話ししていたけれど、ちえさま、ばっちり合ってますよ〜。
今回はオペラで観なくても、じかに弾いている様子が手に取るようにわかった。
こういうところをいい加減にやらないところが、ちえさまのちえさまたるところで、愛おしいっ!

客席と舞台上の息がすごく合ってきて、お互いにノリノリ。
昨日、ようやく気が付いたんだけれど、オケが素晴らしい。
スイング感が半端なく、どのシーンもオケがしっかり土台を築いているから、キャストは安心してその上で実力を発揮できている。
実は初日から、いいノリだなあとは思っていたんだけれど、とにかく心はそこにあらずで…(笑

キャストのパフォーマンスは、ますます磨きがかかっていて、鳥肌もん連続。
どのシーンも全部好きになってしまっているんだけれど、私が特に好きなのは、
ケイリーちゃんのオペラ座の怪人とLovely。
ブリヨーナさんのキャバレーとShe loves meの「Will he like me ?」とShow boatの「Can't help lovin that man」(あ、全部だ)
エミリーさんの「Send in the clowns」(キム・ヨナが使った曲、この公演で知ることができた素晴らしい曲)、
ナンシーさんのキャバレーの中の「So what?」とスウィニー・トッドのミセス・ラヴェット(この人の実力、すごいと思う)
ラミンさんのカンパニーの「Being alive」(この歌、大好きになった)

どのシーンも、もっと聞きたい、このミュージカルを1本ずつすべて通しで観たい!
つくづく贅沢な公演だと思う。
おまけに昨日は5列目といううふ♡な席で堪能いたしました。

同行したちえ友たちとは、ちえさまは、男役だとか女優とか関係なく、アーティスト柚希礼音なんだと再認識させていただいたと感想が一致。観劇後は、みんな興奮しちゃって、ビールで冷ました。

この回の公演は、星組生が多数観劇。
紅ちゃん、かいちゃん、みっきー、夏樹、なつ…あたりは確認。その他、わらわらと大勢で観劇していた。
いい勉強になるだろうなあ。
楽屋でどんな会話で盛り上がったのかしら。
「な、変やろ?」という誰かさんの声が妄想の中で…(笑

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カーテンコールで最後にやっていたカマキリダンスは、紅子の一八番らしい(笑
星組生たちと観劇できて、とっても楽しいひとときだった。うふふ。

ちえさま、ばあやは、どこまでもお共いたします〜。

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2015年11月17日

METライブビューイング「オテロ」

15日に開催されたちえさまお茶会、楽しかった〜。
相変わらずかわいくて、素敵でかっこいい、そして面白い柚希礼音さんだった。
少なくとも1200人はいたかな。
ちえさまファンのパワーも、相変わらずすごい〜。
2時間近くも、たっぷり一緒にお話しして、楽しませてくれた。
ちえさま、ありがとう♡
POBの舞台裏の話もたくさん聞けたので、次回の観劇がますます楽しみになった。

METライブビューイング第2弾の「オテロ」の初日を新宿ピカデリーで鑑賞。
9月下旬にNYで日程が合わず見られなかった公演だ。
現地で観た「アンナ・ボレーナ」、第2弾「イル・トロヴァトーレ」に引き続きまたまた悲劇。そして、今回も圧巻の「オテロ」だった。
1幕は、ちょっとオテロがアホにみえたんだけれど、2幕の嫉妬に狂ったオテロの迫力、イアーゴの邪悪さ、デズデモーナの恐怖と愛の間で苦しむ様子が大迫力で迫ってきた。
ベルディが最晩年に作った傑作で、シェイクスピアの原作の価値を高めたといわれている作品。納得でございます。

歌唱の方は、まだまだ初心者の私にはよくわからないけれど、ネゼ・セガンの指揮がとてもドラマチックでイキイキしていたように思う。
オテロ役のアントネンコも、イアーゴのジェリコ・ルチッチも、お腹の出方がすごくて、ちょっとその容姿にも圧倒された。この公演は、演出がとてもよかった。
冒頭、オテロの乗っている船が嵐に翻弄される様子が、映像の荒れ狂う波で表現されるのだけれど、この波が、これからの不幸を予測させる暗黒の雲が立ち込めていく様子にも見える。その中を純白のドレスのデズデモーナが登場。最初のシーンで、今後の展開を十分予測させ、期待感が高まった。

ガラスのような透明な素材で作られた建物で構成されるセットが、それぞれの思惑が透けてみえる心のうちを現しているようでとても面白かった。
オテロが、嫉妬で心が曇っていく様子が、すりガラスのような建物に取り込まれていくような錯覚も味わえるという素晴らしいセットだと思った。

高潔な人物とみられていたオテロの中のコンプレックスに火をつけ、嫉妬の炎で理性が失われていくというこのお話、客観的に見ているとアホだなあと思うけれど、世の中は、こんな単純な思い込みで不幸が連鎖していくものなんだろうなあ。

昨年、宝塚の星組で「ロスト・グローリー」というオテロをベースにした公演があって、ちえさまもご出演だったけれど、当時から、この作品のラストが大いに不満だった。こうしてあらためてオテロを観ると、やっぱりあの終わり方は消化不良だと思う。ねねが理事に殺されて、理事が破滅して、ちえさまが警察に連れていかれて、終わってほしかった、って、観た人、ヅカおたにしかわからない不満なんだけどね(笑

さて、第3弾はワーグナーの「タンホイザー」 上映時間が4時間20分!どれだけ目覚めていられるかしら…。

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2015年11月13日

プリンス・オブ・ブロードウェイ雑感

週刊新潮にいけずな記事が出たからか、プリンス・オブ・ブロードウェイで検索する人が多く、アクセス数がちょこっとアップしている。
なんでこんな記事が気になるの?
内容ないやん。

チケットが余っていようが、満席になっていなくても、ちえさま(柚希礼音)の責任じゃないでしょ。

だって主演じゃないもん。

歌とダンスで1曲、ダンスで1曲、歌で1曲、それだけ。
ほかのキャストも、見せ場をそれぞれ3つずつぐらいもらっていて、それで構成されているミュージカルの見本市みたいな公演。

最初から、それはわかっていたこと。
ちえさまもわかって挑戦したと、メディアに登場するたびに語っている。

ちえファンは、退団後初の出演ということで連日、オーブに詰めかけている。
拍手の感じからすると、どうもちえファンが6割以上という感じ。初日は、もっといたかも。

ということは、柚希礼音が出ていなかったら・・・公演は成り立っていなかったはず。
いや、そもそも最初から、こんなに長期間の公演になっていなかった。
海外からの、それも英語だけの公演で、いまだかつて完売したミュージカルがいったいいくつあるの?
フランス版のオリジナルのロミオとジュリエットあたりなら、人気が高かったのかしら。
数年前に観たフランスのミュージカル「ノートルダム・ド・パリ」も、けっこう空いてたっけ。

POBによくもまあ、こんなに入ったなあ・・・というのが、2回観た私の偽らざる実感。
だって、私も、ちえファンの友人たちも、ちえさまが出てないかったら、この公演には行かなかったから。
そもそも興味もなかったかも。だって、半分以上知らないミュージカルなんだもん。

梅芸は、10周年記念公演ということで、たぶんちえさまありきの企画を立てたんじゃなかろうか。
まあ、いろいろな思惑が交錯しての公演だとは思う。
ただ、チケットの売り方がやらしい。今ごろになって、やれアフタートークだ、この日限定のなんとかが付くだの、ついにバックステージツアー付きまで、わらわら出てくる、出てくる。もうちえさまファンはムリよ。ファンクラブやこの公演のチケットで資金を吸い取られているから(笑 
当初、宝塚時代と同じようにチケット難になるかと思い、大量に抽選に入れたら、がんがん当たってしまい、7,8月ごろはチケットの出回り方がものすごかった。私は、よい席がほとんどだったから、引き受け先はすぐに見つかったけれど(20枚以上!)、端席、後方席が当たった人たちは大変な思いをして、今も、右往左往している。
SS席17,000円、S席14,000円という設定は高すぎる。SS席14,000円、S席10,000円、A席7000円ぐらいの設定なら、今以上にちえファンはリピートしただろうし、一般客も、ちょっと観てみようかしらという感じになっただろうに。ちえさまファンをあてにしすぎよ(ぷんぷん)

新潮社は、ちえファンを狙って売り上げアップを目論んだのかしら(笑 
図書館でチェックしたもんね〜。
こんな記事より、どうして初演が日本なのか、AiiAや、英語ミュージカルを中心に興業しているオーブなど、海外の観光客をどのように戦略的に取り込もうとしているのか、そのあたりを書いてよ。

こんなに高額のチケットなのに、自分も、友人たちも含めてちえファンはリピートしていて、本当にすごいと思う。そこまでさせる魅力がちえさまにはあるのは確かだけれど、POBを見てみると、やはりブロードウェイで活躍したり、将来、有望だと思われている人たちのパフォーマンスのクォリティは半端なく高い。
NYの稽古場で、ちえさまが心が折れたと言っていたけれど、その気持ちはとてもよくわかる。

一つひとつのミュージカルを予習復習してみると、歌とダンスで構成されているからこそ、伝えられる社会へのメッセージがちゃんと込められていて、どの作品も深いとあらためて思った。
特にちょっとわかりにくいソンドハイム関連の「ウエストサイド・ストーリー」以外のミュージカルに触れられたのは、ちょっと得した気分。「パッション」で、ソンドハイムは懲りた・・・なんて思っていたものだから、特に・・・(笑
柚希礼音という人のおかげで新しい世界を見せてもらったことには違いなく、リピートも、十分に楽しめている。海外ミュージカルのマーケットは、かなり新しい将来性の高い層をゲットしたのではないだろうか。

ただ、この作品自体が本国のブロードウェイで公演として成り立つのかどうかは、私にはわからない。
ちょっと難しいのかな、と正直思う。ハロルド・プリンスという方が、どんなふうに見られているのか、ぜんぜんわからないから。スーザン・ストローマンのMETの「メリー・ウィドウ」をはじめ、今回のちえさまのローラや、タイムズスクエア・ダンスの振付をみると、やはりセンスがとてもいいとは思う。

ちえさまと組んで踊っているトニー・ヤズベックは、歌もダンスも、本当に素晴らしくて、退団後に初めて組んだ相手がトニーさんだったというのは、彼女にとって素晴らしい幸運だと思う。なのでPOBは、ちえさまのステップアップと将来への地ならしには、とてもよい選択だったのではないのだろうか。

宝塚というのは、かなり特殊な世界だから、OGたちは退団後にほとんどの人が苦労している。当然だと思う。
独自の世界を作り上げてこその「宝塚」というブランドが100年も存続してきているのだから。
その世界で得たものになにをプラスして歩んでいくのか、ちえさまはまだまだ手さぐり状態だと思う。

宝塚在団時にたくさんのファンを熱狂させ、楽しい日々を送らせてくれたちえさま。
ものすごいパワーで宝塚の常識をがんがん破っていって、新しい舞台をつくりあげたちえさま。
私みたいな冷めた宝塚ファン(ものすごく好きなわけでもないけれど、嫌いでもない)までも巻き込んで楽しませてくれたちえさま。ハメをはずしてはしゃいじゃっても、仕方がないよね(東宝星組ご観劇でなにやらかなり叩かれたご様子 笑)聖人君子だったら、あんなドキドキワクワククラクラするような舞台は作れないよ。

所詮、ファンとスターは舞台などの作品としかつながれない。
私は、舞台の上のあなたに期待するなあ。観たことがないものを見せてと。

ばあやとしては、越路吹雪先輩のように年2回ぐらいリサイタルをして(できるだけ長い期間をやらないとチケット争奪戦必至)、年1公演ぐらい、お〜!という作品に出てくれれば、よろしゅうございますよ。

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2015年11月11日

シンポジウム「劇場都市渋谷2015」

観劇ではないけれど、劇場がテーマだったので、ここに入れちゃおう。

渋谷区観光協会主催のシンポジウム2015「劇場都市渋谷」
なぜか抽選・・・シンポジウムで抽選?
なぜ?と思っていたら、行ってみて謎が解けた。
会場は、AiiA 2.5 Theater

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ここは、今や、2.5次元ミュージカルなるアニメやゲームが原作のミュージカルの本拠地になりつつあるそうで、この日の登壇者の一人が、ここを仕切る日本2.5次元ミュージカル協会代表理事の松田誠氏で、もう一人が昨日までこの舞台に出ていた佐藤流司くんという人気もので、若い人がどっと参加希望を出したらしい。

最近、どこに行っても、同年配の中高年だらけだったから、新鮮なような、ちょっとアウェイなような落ち着かない気分だった。

これがAiiA 2.5 Theater。そういえば、昨年だったか「女海賊ビアンカ」という美内すずえ原作のミュージカルが、宝塚を辞めた演出家児玉明子氏の演出で上演されてて、ちょっと好奇心が刺激されていたんだけれど、馴染みのない劇場で二の足を踏んだんだっけ。行かなくてよかったかも〜(笑

さて、シンポジウムは、最初の1時間以上が、登壇しているシアターオーブ、パルコ劇場、新国立劇場、それぞれの劇場責任者による劇場の特徴などの説明だった。よく知っている劇場だから、ここで眠気が襲い、もう終わっているころかなと目覚めたら、まだ、やっていた。
パルコは建替えが計画されていて、劇場は、少し大きくなって再登場するらしい。

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ようやく松田氏の話になって覚醒。

2.5次元ミュージカルのルーツは、宝塚のベルばらなんだそうで・・・確かにそうだ!
アニメやゲームは、今や世界中にファンがいるから、海外のファンがこの劇場にわざわざ来るらしい。そして、この劇場は、台湾、シンガポール、中国などで公演している。
1部はお芝居、2部はライブをやったりしている。そして、今度は友の会のように会員を組織化しはじめている。宝塚は、すべて先駆者ですごい〜!AKBをはじめ、みんなのお手本になっちゃう宝塚歌劇団。100年の重みですな。

渋谷は、これから劇場文化都市をめざしたいそうです。それって、宝塚が100年前からやってるやん!
小林一三翁はやはり偉大だ!と心の中で叫んじゃいました。
戦国BASARAも、ルパン3世も、伯爵令嬢も、今度のるろうに剣心も、必然があってやっているのね。宝塚歌劇団は、私が思っているよりも戦略的に動いてるようで(笑 でなきゃ、100年も続かない。
フォーエバータカラヅカ〜(^^♪
次は、2.5次元を海外にもっていくのかな。ちぎちゃん、それまでいるかしら…。

宝塚はさておき、このところ急増している外国人観光客には、渋谷での滞在時間を少しでも多くして、お金を落としてもらうためには滞在型のコンテンツが必要だし、チケットが買えるサービスも提供しなければならない。
オーブは4か国語のチラシを配布している。が、ここでもAiiAが一歩先を行っていて、なんと字幕メガネをすでに導入している。

メガネをかけると言語を選べ、その言語が舞台に字幕のように現れる。

す、すごい〜!

先日、メトロポリタン歌劇場で椅子の背に字幕のテロップが流れてくるのに、軽く驚いたんだけれど、こっちの方が絶対便利、快適なはず。海外からのお客を呼び込むなら、必需品だ!

トレンドの影に技術あり、だな〜。

話に出ていたけれど、タイムズスクエアやウエストエンドのチケットセンターみたいなものをぜひ、つくってほしい。そして、当日券を安く販売するとか、もっと演芸が身近になるように努力してほしい。
これもAiiAは、すでにチケットを海外から買えるようにしているらしい。メトロポリタン歌劇場のチケットがネットであまりにも簡単に買えて、うれしくなって、また、行かなくっちゃと思ったから、これも必要。

アニメとゲームは弱い分野でよくわからないけれど、続々とミュージカル化、舞台化がされているとは感じていた。すでに海外で人気を得て、内容をよく知られている原作なら、ものすごい訴求力を持っている、らしい。

あとは作品のクォリティかな。
まだ、AiiAの作品は観ていないけれど、ビアンカでは唯月ふうかが、ともちん(悠未ひろ)が「NARUTO」に出演していたから、歌唱力の優れた人がきちんと活躍できる場所が増えたと考えれば、歓迎するべきことだろう。
「セーラームーン」にタニさん(大和悠河)も出ていたから、宝塚OGの活躍できる場所になっていくかもね。

ちえさまは、どんどんシアターオーブに出てね。
新国立劇場の中劇場あたりで、ちえさまを拝見できる日も来るかも?
でも、お芝居より、コンサートをしてほしい〜!
でも、でも、そうなると毎日行かねば…と楽しい、恐ろしい妄想が広がる・・・。

渋谷は、できるだけ行きたくない街だけれど、オーブと新国立劇場には、いそいそウキウキとしながら行ってしまう。劇場文化都市が、子供劇場文化都市になりませんように。

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2015年11月08日

2回目の「プリンス・オブ・ブロードウェイ」

今回は、席もよかったし、初日みたいにドキドキしなかったので、落ち着いて見られた。

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小雨の渋谷

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シアターオーブは、9列目あたりから、舞台に立つ人と同じぐらいの目線になれて、視線をたくさんいただける。段差も出てくるので、実は一番いい席、だと思う。初日は、3階席だったので見下ろしたら、POB関係者がずらっと9,10列目あたりにいた。

さて、2回目でようやく流れが把握でき、よく練られた構成だとあらためて思った。
ただし、予習はやはり必要。
せめて「ウエストサイド・ストーリー」「オペラ座の怪人」「エビータ」「キャバレー」「屋根の上のバイオリン弾き」「蜘蛛女のキス」「スイニー・トッド」あたりは、物語を把握しておかないと、突然、あるシーンが取り出されるわけだから、なんのことやら…で楽しめないはず。
30代の友人は、なんと「ウエストサイド・ストーリー」も、「オペラ座の怪人」も観てないとのこと。
だから、なかなかシーンに没頭できないそうだ・・・という私も、「カンパニー」や「フォーリーズ」は観てないので、シチュエーションが2回目でも、まだ、つかめない。
が、それでも眠くなっちゃう〜とかにはならないところが、キャストのすごいところなんだけど。
ちゃんと聞かせてくれるし、シーンとして成り立っている。が、内容がわかっていれば、もっと楽しめるのに。
2000円もするプログラムで、キャストやスタッフの紹介にすごくページが割かれているのに、作品については、ほとんど言及がない。これは編集ミスではないだろうか。日本では馴染みのない作品や、プリンス自身が語っているように興業的には失敗した作品も入っていて、ミュージカルの歴史をなぞるような作品群なのだから、丁寧な解説がほしかった。

さて、舞台は…
このところキャストのインスタやツイッターをみると、みなさん、東京生活を満喫されているご様子。
キャスト同士も、とても仲良くなって、和気あいあいな感じ。
舞台も、そんな息の合ったところが伝わってくる。

みなさん、プロ中のプロだから、安定した歌唱と演技を確実に披露してくれる。
ちえさま、そんな中でどのように進化しているのか…

1幕オープニングは宝塚星組トップのまま。キャストがずらっと並んだとき、隣のトニーさんより、オトコらしかった。
ローラは、ジャイアンちえちゃん全開。小悪魔というより大魔王とツイートしている人がいるらしいけれど、大魔王というより、ジャイアンちえちゃん、です。
ローラの迫り方と、「スーパーマン」のときのマリアンドさんの、クラーク・ケントのラミンへの迫り方を比べると面白い。要するにアメリカ人は、こういう迫られ方が好きなんだろうな。
マリアンドさんが、女っぽいかというと、体型がむちむちだから、女っぽく見えるだけで、日本人の私から見れば、ジャイアンとそう変わらない。ということで、ちえさまのジャイアンローラも、あれでよいような気がしてきた(笑 シーンのラストで、ちえさまローラがトニーさんを連れて退場するんだけれど、本当にトニーさんがスネ夫に見えちゃった。

フォーリーズは、ええんとちゃうの、という感じ。宝塚の羽を見慣れている当方としては、衣装のバックがお粗末すぎ。肌色の板が見えちゃっているのはどうかと思う。有村先生に作って欲しかった。
ピンクもいいけれど、かなめや、ありちゃんが着ていたような徹底的にキンキラキンの黄金色のダルマ衣装にしてほしかったなあ。物語のベースになっているジークフェルト・フォーリーズが、その路線じゃないから仕方がないかな。
ちえさま的には、まさこさんにフォーリーズとローラとどっちを見られるのが照れくさいのかな。たぶんフォーリーズ、だね(笑

2幕のタイムズ・スクエア・バレエのダンスは素晴らしい!柚希礼音ここにあり!だ。しなやかで、ダイナミックで、美しい。昨夜、見たGPの浅田真央ちゃんのトリプルアクセル並の美しさだった。ふわっと舞い上がって、ふんわり軽く着地して、くるくるして、ばしっと決める。ああ、ちえさま〜!

蜘蛛女は、初日よりヅカっぽくなかった。でも、ショーブランは入っていた。このままトートでもイケる。トート、プリーズ!
歌としては、あまり伝わってこない。なぜ?日本語なのに…。

そして、ラスト。再び星組トップスターならぬ、POBトップスターで締めくくりのちえさまだった。
どこにいてもジャイアンで、スターなちえさま、なのだ♡

キャストが歌っている歌詞の中に「どうせいつかは終わるときがくる。だから、今を生きるのだ」といったものが何度か出てきた。まったく違う作品なのに、同じような内容の歌がある。有限の命だからこその人生賛歌。それがミュージカルの命、なのかな。

「オペラ座の怪人」のラミンとケイリーのシーンは、この作品のエッセンスをさすがに素晴らしく凝縮してあり、あまり好きになれなかったこの作品の本質に触れたような気がした。

キャバレーのシーンも、すごく好き。ジョシュとブリちゃん、ナンシーさんのパフォーマンスがとてもいい。後ろでピアノを弾いているちえさまが、ここはとても女っぽく見える。なぜ?(笑 少しふっくらしたような…

POB東京公演も中盤にさしかかり、あと2週間。終わっちゃうと寂しくなるなあ。

今日は、プログラムやグッズの販売コーナーが空いていた。
ということはリピーターが多いということ?
ちえさまファンは、みんな、エライ!
あんたもやん!と一人つっこみ(笑
あと何回行くの〜?

内緒。

posted by 風土倶楽部 at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月03日

渡辺淳一「阿寒に果つ」宮本輝「錦繍」

渡辺淳一「阿寒に果つ」
淳一大先生にすっかりはまってしまったと友人に言ったら、「阿寒に果つ」を読めとのこと。
なるほど〜、これを読まずして、彼の女性遍歴はわかりまへんな。
それにしても、なんという女なのだ、純子は。
こんな自己愛の塊みたいな女に出会ってしまったら、オトコは翻弄されるしかないでしょ。
しかし、なんでも最初というのが、とっても重要。自分の人生を振り返ってみても、つくづくそう思う。
この小説と並行して宮本輝の「錦繍」を25年ぶりに再読した。
こちらは「業」のお話。
どっちも同じことを言っているのだと思う。人の業なんて、自分ではどうしようもないこと。
性格でもなく、まさに業なのだ。
どんな人にどこでどんなふうに出会うか、きっかけはいろいろでも、そこに業がまとわりつき、その道を選ばせてしまう。たぶん何度生き返っても、同じ道を選ぶのが業なんだろうなあ。そこからは逃れることができない。せめてその道を覚悟を決めていくことだけができること。
純子は、果てることで自分を生かす道を選び、亜紀は障害児の息子を育て上げる道を選び、靖明は令子と生きる道を選ぶ。
2冊とも深いなあ。さすが淳一大先生と宮本大先生のご本だわ。


posted by 風土倶楽部 at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

METライブビューイング・ヴェルディ「イル・トロヴァトーレ」

いよいよ今シーズンのMETライブビューイングが始まった。
初日に大阪ステーションシティシネマにて、ヴェルディの「イル・トロヴァトーレ」を鑑賞。

アンナ・ネトレプコ、やっぱりすごい〜。
いや、出演者みなさんすごい。

あらすじは、サイトによると、
「15世紀のスペイン、アラゴン王国。宮廷女官のレオノーラは、ジプシー女アズチェーナの息子で吟遊詩人のマンリーコと身分違いの恋に落ちていた。だがマンリーコは本当は先代のルーナ伯爵の息子で、伯爵に母親を殺されたアズチェーナに、復讐のためにさらわれたのだ。一方、当代のルーナ伯爵もレオノーラに想いを寄せていた。実の弟とも知らず、恋敵であり、対立陣営の武将でもあるマンリーコに敵意を抱いたルーナ伯爵は・・・。」

こてこての悲劇だ。
まるで負のスパイラル、不幸の渦潮、いや、竜巻…(笑
そんな悲劇なのにヴェルディの音楽がやけに明るかったり(有名な「朝の光が差してきた」)、ロマンチックだったり、情熱的だったりする。

実は初見だったので、どういう展開になるか、結末も知らなかったので、3時間6分の間、息をつめて見てしまった。
まずはアズチェーナの悲劇。母親を目の前で火刑にされ、その悲しみのあまり自分の子どもを無意識のうちに火に投げ込んでしまう。このシチュエーションのすさまじさにあんぐり〜。そもそもは、ジプシーに対する偏見が生んだ悲劇なんだけどね。
そして、アズチェーナにさらわれた伯爵の弟。自分の出自に多少の疑問は持っているものの、アズチェーナを母と慕っている。なのに最後は母親の復讐のために弟だとは知らない兄に処刑されてしまう。レオノーラは、命をかけてマンリーコを救おうとしたのに、服毒した毒が早く回りすぎて逃がす前に息絶える。兄は、恋の相手と弟の両方を失い、アズチェーナは、復讐は果たしたものの息子と愛したマンリーコを失ってしまう。

因果な話や〜。

こんな悲劇に曲を付けたいとどうして思うのかしら(笑
でも、いつの世も普遍的な悲劇でもある。偏見や憎しみからはなにも生まれない。ロミオとジュリエットと同じだわ。
ロミジュリといえば、10年ほど前にアンナがアラーニャと組んだ作品をBSでみたことがあるけれど、アンナ、ますます貫禄が出てきた(笑 あのときは、まだ可憐だったのに〜。

こんな悲劇のデパートみたいな作品をなんと宝塚が宙組で2005年に上演していた!
Wikiによると、「新たに物語の主軸となるメッセージとして、演出家の個人的なキリスト教批判を加えたことや、残虐な処刑シーンが多かったことから波紋を呼ぶ作品となった」とある。
波紋を呼んでも、一般社会では話題にならないのが宝塚の宝塚たるところ。キリスト教を批判したところで、誰も聞いちゃいないって?(笑

大阪ステーションシティシネマの音響がとってもよくて、椅子もよくて、もう東劇で見るのはやめようと心に誓った。このクォリティのオペラを見られるこのライブビューイングは、本当に素晴らしい!このおかげでオペラをとっても身近に感じることができるようになった。そのおかげで、のこのこNYのメトロポリタン歌劇場まで出かけてしまったのだけれどね。
次回の「オテロ」も行こうっと!

映画館のあるノースゲイトの屋上付近で、天空の農園という表示に遭遇。

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好奇心がむくむくと・・・

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ここからでも、すでにすごい眺めだ〜!

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急な階段だ〜!
こ、これを上るの?

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はあはあしながら上ってみたら、お花畑が・・・こんなところに農園?

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いよいよ農園?

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えっ?! 農園???

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ぶどう園

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ダンゴムシ。過酷な場所で生き抜いているなあ。15世紀のスペインのジプシー並だよ…と感動しちゃった。
例の急な階段の下から3段目のところで歩いていた。これからいったいどこに行こうっていうのだ?

農園とか、森とか、里山とか、よく平気で名前を付けるよなあ…
本当の農園とか、森とか、里山とか、知らんのとちゃうの?

今朝、NHKスペシャル「明治神宮 不思議の森」を再放送していた。
150年で広葉樹の森を作ろうと大正時代に取り組んだプロジェクトが100年たって、どうなっているかを検証した内容をまとめたもの。何もなかった荒地に10万本の木を植え、未来を見据えて作った森は、今、オオタカが生息する本当の森になりつつある。こういうスケールの大きさに大企業さんは取り組んでほしいなあ。
屋上緑化をしたくなる気持ちはわかるけどね。でも、そんなのこそっとやればいいと思うのよねぇ。
真夏は、ますます過酷な環境になりそう。

posted by 風土倶楽部 at 15:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 極私的観賞日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする