2017年02月22日

梅田芸術劇場ドラマシティ「お気に召すまま」千秋楽

ちえさま、
梅田芸術劇場ドラマシティ「お気に召すまま」千秋楽
お疲れさまでした。

観てから、すぐに書こうと思いつつも、日々、ちえさま情報がどんどん更新されるし、メディアへの露出が多いしで、あたふたと情報を追いかけているうちにもうすぐ福岡公演。

ちえさま、ごめんなさい…福岡までは、今回は行けませんでした・・・

光輝くちえさまが、まぶしい・・・♡
金髪が、すっかりなじんでしまった。

金髪にするために頭皮は悲鳴をあげているのだろうな・・・と心配していたら、やはりヘア担当からは、もうこれ以上はやめるべきと言われたらしい。
でも、あと福岡で4回。今ごろ、また、染めてる?
ちえさま・・・
メイヤーのやつめ。ちえさまが禿たら、どうしてくれるのだ!
まったくもう〜っ!

こんな中途半端な作品で、ちえさまにもしものことがあったら、日本の芸能の大損失なんだからっ!
ブロードウェイがなんだっていうのよ。

もっと日本の舞台に、エンターテイメントに自信をもってほしい。
ちえさまは、これからのエンターテイメントになくてはならない方。
新しい今まで、だれも見たことがない舞台をつくっていく人なのだ。

大阪千秋楽より、リピーターが多かったせいか、やはり東京千秋楽の方がノリがよかった。
役者のみなさん、すっかりこなれちゃって、舞台が軽い感じ。
そういう作品だから、それはよいのだけれど、メッセージ性がありそうでなさそうで、1960年代のアメリカに舞台を移したことが意味がありそうでなさそうで…いや、なかったと私は思う。
事実は小説より奇なりで、トランプ政権の危うさと、あの政権を生み出してしまうアメリカの闇(日本人の知らないアメリカ)が深すぎる。
ドラッグを使わないと真理に行きつけないのがアメリカ文化なのか?というのが、今回の作品の私の感想の集大成かな。なんだかメンタリティの違いを突き付けられた作品だった。
ちえさま、本当にお疲れさまでした。あと福岡の4回公演のご成功を遠い東京の空から、心から応援しています。

心は、すでにREON JACK2。
どんどんあがってくる情報と画像にすでにジャックされまくっている。

ばあやの目下の心配事は、「ビリー・エリオット」のウィルキンソン先生は、さびれた炭鉱町のバレエ教室の先生。ちえさまは、オーラを消せるのだろうか・・・ということ…。
ちえさま、最近、オーラが増して、まぶしすぎる・・・。




posted by Luna at 10:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月04日

シアタークリエ「お気に召すまま」東京千秋楽

ううっ・・・ばあやは、愚かでした。
ちえさま(柚希礼音)が、あの程度のロザリンドで終わるはずはなかったのです。

半月ぶりに観た「お気に召すまま」は見違えるような極上の舞台に仕上がっていた。
喜劇になっていた!

1回目は、どこで笑ったらいいのかわからない喜劇だった。
2回目も、前よりも少し笑うところは増えたけど…喜劇?みたいな感じだった。

ところが今回は・・・喜劇だった!
ずっと笑っていた気さえする。

登場人物たちがイキイキとしていて、それぞれ人間の持つ愚かさやかわいさを演じるときに際立たせていて、すごくわかりやすいお芝居になっていた。

ちえロザリンドも、以前は、ロザリンドなのか、ギャニミードなのか、どっちなんだ?という感じだったのが、ロザリンドが主軸になり、ギャニミードがちゃんとロザリンドがやっているギャニちゃんになっていた。

もう迷わない〜。ちえさまはロザリンド〜(^^♪
ギャニちゃんは、ちょっと無理して女の子がオトコの子のふりをしているだけ〜。

と納得できた。そうすると、ロザリンドのかわいさが増してきて、ちえさまのキラキラ度がますますキラキラしてきた。

舞台の上の方たちは失礼な!と思うかもしれないけれど、これって、ちえファンの連日のリピートがあったことも大きいような気がする。
毎日、観て、少しでも変化のあったところをピックアップして、ツイッターなどで面白さを伝え、観客の反応を誘い、自分たちも、めいっぱい楽しむ。その前向きな姿勢が、舞台にもどんどん反映していったのでは?

今日は千秋楽だったこともあるだろうけれど、観客と舞台の上が見事に呼応していて、生の芝居を観る楽しさ、面白さの醍醐味を味わうことができた。

演者たちが気心が知れ、すごくコミュニケーションがよくなってきたのも、もちろんあると思う。
本当に楽しい舞台だった。
今日は、横田オリヴァーがギャニちゃんを介抱するときに胸を触りそうになったら、ギャニ・ロザリンドが、ものすごい蹴りをオリヴァーに入れて、大うけだった。
オーランドにロザリンドが左側の耳のあたりにキスされていて、ロザリンドが固まっていたのもかわいかった。

我らがちえさまの脱皮ぶりがステキかわいくて、ばあやは心から安心した。
また、大きなハードルをクリアしたちえさま。
やっぱりあなたはすごい人だ。
ラストの口上の歌をウェディングドレスで歌うとき、演者のお仲間たちが、みんなすごく温かい目でニコニコしながら、ちえさまを見つめている。客席も、みんながキラキラのちえさまを仰ぎ見ている。
最高に幸せなひとときをありがとう〜!

ただ、1960年代というのがよかったのかどうかは、未だによくわからないけど(笑
脳内補完ができてきたので違和感はかなりぬぐえてきただけ。
やっぱり公爵とか、領地とか・・・なんだかな〜。
魔法の代わりのドラッグも。
オリヴァーが改心したのは、ドラッグがあったからで・・・
黄色い僧服の行列が出てくるところは、オウムをつい連想してしまうんだけど、その僧が、フレデリックを宗旨替えさせたわけで・・・
ドラッグに関しては、東宝とメイヤー氏がかなり闘ったらしいけれど、結局、メイヤーの寄り切り勝ちだったようで・・・

やっぱり原作に近いかたちで観たかったという残念さは残る。

posted by Luna at 20:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする