2019年12月31日

2019年の観劇

今年は、柚希礼音(ちえさま)の20周年記念イヤーだったので、とっても充実した1年だった。
退団以来、一番充実の1年だった。

振り返れば、Prince of Broadwayでは、ブロードウェイで存在感をもつ俳優たちとの初共演で、大きな目をくりくりさせながら、必死で今までの経験と技術でなんとか乗り切り、その後の「バイオハザード」では、アクションスターをめざすのか?と思ったら、そうでもなくて( ´艸`)、「お気に召すまま」では、外国人演出家にいいようにされ、極めつきは地球ゴージャスの「ゼロトピア」で半年近くもったいない使われ方をして…この脂の乗り切った素材を活かせない作品に半年も捕らわれ、本当に心配させられた。アミューズは価値をわかっていないのでは?と事務所選択を失敗か…と心配しまくってしまいました。

「マタハリ」では、生へそショックと舞台展開のチープさでかなりへこんだけれど、作品そのものがよかったので、なんとか立ち直り(ちえさまの責任ではない)、ビリー・エリオットでは、観るたびに深い内容に涙したものの、ちえさまの今後がなんとなく見えなかった。
REON JACKでのダイヤモンド級の輝きと、ミュージカル作品の中での輝きの落差に悔しい思いを何度もした。

が、今年の作品「唐版風の又三郎」「Lemonade」「ファクトリーガールズ」の流れは、ようやくちえさまらしい路線が見えてきたうれしさがあった。
来年のボディガードも、またワクワクさせてもらえそう。

というわけで、今年はたくさんちえさま公演を観ました。
その合間に宝塚もたくさん観ました。
その合間の合間にちょこちょこいろいろな公演にも手を出して観ました。

やはりナンバーワンは「Q」ですかね。
あの濃密な劇空間は、はやり野田秀樹ならでは、なのかなあ。
ロミオとジュリエットをベースにしているけれど、一筋縄でいくようなストーリーではなく、内容の深さに引きずり込まれる快感がある。
「名前を捨てる」というジュリエットの一言がこんなにも深いものに変換されるとは…
唐版風の又三郎にも似た感覚があったから、この2作品がベストワン。

「ファクトリーガールズ」もよかったけれど、ちえさまにあて書きみたいなものだから、どうしても目が💛になってしまう。


宝塚では、作品としては「龍の宮」が面白かったけれど、やはり花組の「青い薔薇の精/シャルム」
もちろん充実度では雪組「ファントム」
が、うっとりさせまくってくれたのは、みりおちゃん(明日海りお)退団公演。
やはり宝塚はうっとりが基準よね。


12月に梅田芸術劇場「ファントム」と兵庫県立芸術文化センター「ビッグ・フィッシュ」を観劇。
「ファントム」は、宝塚版を見慣れているためか、全体に暗い印象。
舞台演出としては、やたらと街灯が動きまくるのが気になった。
エリックがとても饒舌で、友人に言わせると「コミュニケーションのできないひきこもり」系とのこと。

もともとあまり好きではないストーリー。でも、楽曲が美しいのでつい見てしまう。
でも、観ては、やっぱり好きじゃないなあと。

愛希れいかのクリスティーヌは、雪組の真彩希帆(きーちゃん)に比べて下町の歌姫っぽさが出ていると友人。
私は、逆に歌姫らしさは、きーちゃんの方が圧倒的だと思った。
クリスティーヌになにを求めるかで好みが違ってくるようだ。
私は、楽曲目当てで観ているから、やはり歌のうまさに惹かれるというわけ。
ちゃぴもうまいんだけど、きーちゃんの歌唱力の前には、誰も勝てないなあ。

今年最後の観劇となった「ビッグ・フィッシュ」
再演ということで、箱が縮小された分、出演者も少なくなった。
父と子の葛藤を軸にしたファミリーもの。
父の子どもや家族を喜ばせるためのささやかな嘘が波紋を呼ぶ
家族をなによりも愛し、家族に囲まれて最後を迎える幸せな男の話に思えた。


本日大晦日は恒例の兵庫県立芸術文化センターでのジルベスターコンサートへ。
今年はプッチーニ特集で、メロディアスな楽曲に酔わせてもらった。

今年は、大きな不幸はなく、東京の家を手放し、昨年、急逝した叔父の遺作展も終わり、ようやく暮らしがひと段落した。
2年続けて二人の大切な人が不在となり、その二人のことを毎日1度は考える日々。

東京ホームシックに突然襲われるのがちょっと困ったこと。
2020年も、穏やかな年でありますように

posted by Luna at 22:00| Comment(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月10日

バウホール 星組「龍の宮物語」

5年に一度くらいのバウの当たり作品だった。
月雲の皇子を思い出すなあ
あのときの衝撃に似ている

お話は、浦島太郎や夜叉が池をベースにアレンジされたものらしいが、世界観が明確なのと、役者たちの巧みな演技で物語に引き込まれてしまう。

瀬央ゆりあ(せおっち)と、有沙 瞳(くらっち)が素晴らしい!
せおくらで1組、夢組とかを作って、トップコンビにしてほしい
彼女たちのいろいろなシチュエーションの作品を観たい!

ロマンとリアリティの加減が実によい塩梅で、これぞ演劇空間だよね〜と酔わせてもらえた。
バウホールだけでは惜しい。
1幕の後半がちょっともたつくので、そのあたりを整理して、ぜひ、東上して〜!!!

宝塚歌劇団のオリジナル作品なんだから。

海外ものは演出とキャスティングさえ間違わなければ、そこそこうまくいくけれど、オリジナル作品で素晴らしい!ともろ手をあげて言えるのは、そんなに多くないんだから。

くらっちの哀しみや憎しみ、せおっちに惹かれる気持ちがひしひしと伝わってきて、その感情にせおっちがしっかり寄り添っていく。
龍神様の天寿 光希(みっきー)のラストの声音が、いまだに耳に残る。
みっきーの役作りも、毎度のことながら、うなっちゃった。
いつも難しい役を出すぎずにきちんと見せている。
芝居巧者の舞台は観ていて気持ちがよい。

歌が上手いとか、ダンスが上手いとかはわかりやすいけれど、芝居が上手いというのは、その基本だもんね。

宝塚歌劇団さま、どうかこの作品を大切に、東上させてくださいっ!


posted by Luna at 22:31| Comment(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

11月の観劇

書くことに対するマメさがなくなったな〜
これもトシなんでしょうか・・・

11月1日金曜日
MARUさんライブ
吉祥寺、自由が丘に次いで、3回目の今回はなんと、なんと、我が家からすぐの門戸厄神駅駅前のライブハウスにて。
またまた酔わせていただきました。
まもなく発売のクリスマスソングを集めたステキなCDをいち早くゲット!
また来てね


10日 日曜日
日経新聞主催の風間杜夫の落語会へ
とっても楽しかった
落語家を演じるそうで・・・また、聞きたい!

21日 木曜日
梅芸で星組「ロックオペラ モーツァルト」
ことちゃんが上手いのは知ってる(笑)
娘役たちの歌と演技のうまさにびっくり!
そして、組子たちのダンスがすごーい!
とっても楽しめた。

22日 金曜日
大劇場で宙組「イスパニアのサムライ アクアヴィーテ」
母たちはSSで、私はB席で(笑)
後ろにことちゃんたちが座ったそうで・・・
でも、B席でよかった。イスパニアはあまり覚えておらず・・・
たまにこういう演目あるよね〜タカラヅカ
たまでもないか(笑)

ショーは楽しくて、あっという間だった。
ゆりかちゃん、最近、貫禄出てきたな〜


23日 土曜日
兵庫県立芸術文化センターで「終わりのない」
前川知大氏の作風がわりにテイストに合うので気になって観てみた。
が、今回は、今一つ、マッチしなくて・・・
終わりのない繰り返し、のようでいて進化しているような退化しているような・・・
いろいろ盛り込みすぎではないのかなあ

24日 日曜日
花組千秋楽
なんと京都までライブビューイングのために行ってしまった。
みりおちゃん・・・今頃、あたなのことをこんなに好きだったというのを気が付くなんて・・・
9年前に見始めたのが月組だったから、いるのが当たり前みたいに思っていた。
悲しい、寂しい・・・
早く私たちの前に戻ってきて〜


というわけで、今月は花組気分の1か月だったのだ〜



posted by Luna at 21:42| Comment(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする