2020年02月26日

宝塚大劇場 星組新人公演「眩耀の谷」

最近は、本公演と新人公演を抱き合わせで観ることが多くなった。
面白いことに、本公演より、新公の方がストーリーを把握しやすい。
時間がコンパクトになったり、一部演出が変わりシンプル化されるから?
先に本公演を観ていることが多いから、という単純な理由でもあるけど。

今回は、本公演を先に観ていて、作品としては2回目。
やっと登場人物たちの名前とキャラが頭に入った〜
馴染みのない中国らしき名前の氾濫なんだもん
とはいえ、2回目でも、人間関係はなんとなく把握できたけれど、名前まではっきりインプットされたのはレイシン、トウカ、カンブ将軍くらいだけど( ´艸`)

説明的なセリフがちょっと多めだから、新人たちは大変そう
でも、みんな滑舌、がんばってました。

星組は、最近、あまりちゃんと観てないから、若手はよくわからず…
でも、事前に主演の碧海さりおちゃんは、ちえさまファンとの情報を得て、愛いやつめ(笑)と俄然、熱い視線で観てきました。

さりおくん、とってもよかったです。
169pと、最近の男役ジェンヌの高身長が多い中では、やや普通。
でも、とても大きく見えました。
歌も、高音がとてものびのびしていて、レイシンのまっすぐな性格、疑うことを知らない人物像を演じていました。

驚いたのが極美くん。
オーラがすごい。悪役の迫力もすごい。
美しいから、悪役をするとコワさが増していいなあ。
管武将軍が、自分の息子なのにさっさと殺してしまうところが、設定にもうひとひねり欲しかったな〜
必然がね
子殺しは、すみれコードにひっかからないのかなあ。
私は、できれば避けてほしい。
あの子が生きられない設定は、ほかにもできるはず。手違いで部下が…とか

天飛 華音くんの謎の男
せおっち?というくらい似ていた(笑)
ノリノリのせおっちに似ているのだから、よいことなのだ

新公を観るたびに、宝塚はとりあえず2030年ごろまでは安泰だな〜と思うのであります。
106期生の文化祭を観てきた友人によると、またまた粒ぞろいで、美形ばかりよく集めてあるし、歌うまさんも多いとのこと。
2035年ぐらいまで安泰か(笑)


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2020年02月18日

新歌舞伎座「シャボン玉とんだ 宇宙までとんだ」

多くの人に観てもらいたいけれど、そっと心の中に大切にしまっておきたいような作品でした。

孤児の女の子折口佳代(なんという昭和な香りあふれるヒロインの名前なのだ!)が、やくざに養女にされ、虐待で命を落とす。
同じころ、宇宙船の中で事故で生命素を失い、佳代の肉体に憑依した形で生命を繋ぐことに…
やがて数年がたち、宇宙人たちは、佳代を回収しようとするが…
ユウスケ(ゆーあんちゃん)と出会って、初めて人として心を通わせることを知った佳代は幸せを初めて知る。
その幸せそうな様子に、心優しい宇宙人たちは、自分たちの寿命は地球人の1000倍(と言ってたような)ほどあるから、佳代が寿命を終えるまで待ったところで問題ないということになり、佳代の幸せを見守ることになる。
果たして佳代は、やくざに弄ばれ、すりを生業にさせられていた過去を断ち切り、ゆーあんちゃんと幸せな寿命を終えることができるのか…

なんという時を越えた雄大なストーリーなのだ!
昭和な香りがぷんぷん漂う舞台なのに( ´艸`)

最初にまだ幼い佳代がシャボン玉を吹きながら登場。
無垢なままの笑顔で空に昇っていくシャボン玉を見上げるシーンは、これから佳代が歩む人生が幸せでありますようにと思わず願わずにはいられない。それ以後、不幸にまみれても、ゆうみちゃん(咲妃みゆ)のはじけるような笑顔がみられる瞬間をつい期待して物語を見守ってしまった。

私たちもまた宇宙人、とはよく言われることだけれど、星空を見上げなくても、宇宙とつながっていることを実感させてくれるなんともスケールの大きい物語だった。

なぜ、ふとしたときに私たちは空を見上げるのか。
無意識のうちにそこになにかを期待しているのか。
広大無辺なのに懐かしいような…
誰かが見守ってくれているような…

その謎が、ああ、そうか…と素直に納得できるようなラストでした。
命は宇宙の果てまでつながっている。

気が付いたら、涙が流れていました。

井上芳雄、濱田めぐみ、福井晶一・・・というミュージカル界のトップスターたちが、出たい!という思いを注ぐ作品。
納得です。
濱田さんは、出発は音楽座だったのね。

そして、音楽座のオリジナルでは、31年前の初演のときから佳代を演じていた土居裕子さん。
今回は、宇宙人ミラで、佳代を見守る側に。
その透き通る声に宇宙を感じました。

久しぶりのみゆちゃんとゆきちゃん(仙名彩世)
元雪組と花組のトップ
みゆちゃんの佳代、守ってあげたくなる健気さの塊。さすがの演技力と歌唱力でした。
ゆきちゃんは、今回はサポートに回っていたけれど、高慢ちきな金持ちの娘も、レビューのダルマ姿も、レポーター役も、見事に演じ分けていました。

井上くんは、こんな役の方が好きだなあ。
ちょっと野暮臭いんだけれど、やさしくて、包容力があって、とてもステキだった。
みゆちゃんとの歌が沁みました。

舞台がシンプルにつくられていて、迷路のシーンは人が手に持って移動するのだけれど、それが本当に迷路っぽい。
音楽座の舞台でも、同じ演出なのかしら。
宇宙船もシンプルだけれど、ちゃんと宇宙船だった(笑)

バブル時代の設定だから、ゆきちゃんのお嬢様や、カフェ「ケンタウルス」に集まるマスター夫妻やお客さんたちの服装も昭和、井上くんも、しっかり昭和のイケてないオトコ、5000万円をもって地上げに来るやくざ・・・
そうかあ、あれからもう30年以上経ったのか〜

年をとるはずだわ〜・・・

再演してほしいなあ



posted by Luna at 15:55| Comment(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月12日

梅田芸術劇場ドラマシティ「出島小宇宙戦争」

今の宝塚で一番好きな並びは、「ありゆのちなつ」
その3人が観られるうえに、英かおとくん、彩音星凪くんも見れちゃう
そのうえ、うみちゃん、るうさん、さちか姐さん!

なんとお得な・・・
こんなに主力が集中していいのか?
御園座は、大丈夫なのか?と不安になるほどの最強月組メンバーによる公演

物語は、予想を大きく裏切られました。いい意味で。
歴史ロマンだったのね

伊能忠敬と、その弟子の高橋景保、シーボルトの関係性を軸に、月のロマンをからめた夢のある作品でした。
夢とロマンに生きる景保にちなつ(鳳月 杏)はぴったり
指の先まで行き届いたたたずまいで、かっこいいことこのうえなし!
惚れ惚れ〜

ありちゃん(暁 千星)は、間宮林蔵。誤解から、景保の命を付け狙う。
ばぶー感が薄れ、すっかり男っぽくなったありちゃんっ💛
おまけにちえさま松浦か?というような衣装を着こなしていて、むふむふしちゃいました。

おだちん(風間柚乃)のシーボルトは、怪しい外国人を楽しそうに演じていました。

光月るうさんの忠敬がさすが〜!

かおとくん、彩音くんも👀を引いたし、うみちゃん、さちか姐さん、葵ちゃん・・・いやもう楽しいったら

安心して楽しめる月組
って、トップコンビがいない方が、なんだか安定するって、どうよ(笑)
たまきちも、れいこも、好きだけど

私にとっては、ありゆのちなつがいれば、満足なのです。

お話は、景保の今後を思うと切ないなあ・・・

宝塚的には、ちなつとうみちゃんのデュエットダンスのステキさと、
ありゆのちなつのダンスに目と心を奪われ、
満足度マックスでした。



posted by Luna at 21:45| Comment(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月11日

宝塚大劇場「眩耀(げんよう)の谷」「Ray -星の光線-」

新星星組の公演、早速、東京からの遠征組とともに観劇してまりました。

まずは「眩耀(げんよう)の谷」
物語の設定を理解するまでが、なかなかセリフが頭に入ってこなくて、おたおたしているうちに眠気が襲ってきて・・・
それは私の理解する能力のなせるものであり、謝先生の初の脚本のせいではないっ!と思いたい。
ストーリーは、単的にいえば、周という大国に、金山と薬があるがゆえに飲み込まれ、支配されている小国が、どのように生き延びていくのかです。そこは大国だから、理不尽で横暴なことがいろいろあり、民は苦しまされて・・・花組の「メサイヤ」っぽい。
でも、「メサイヤ」の方がするっと入っていけたかな。
知っている史実だから、かも?

歌がやたらと多いのです。

ことちゃん(礼真琴)だから、っていうのはあると思うけれど、歌で片づけられていく感じがする…
イケコみたいな物語が進む部分と、歌の部分が融合していないような気がする、のは気のせいか?
ちょっとアナザーワールドしていたから、自信がないです。

ことちゃんの歌のうまさは、もう言うまでもなく、なので、今更、言わない。


今回、一番の見どころは、せおっち(瀬央ゆりや)の覚醒!

すごいです。登場したときからのオーラがすごくて、歌声も、やわらかく、力強くて、一気に👀が覚めた!

ことちゃんとのデュエットも、ばっちり。

龍の宮で開眼しちゃったんだね〜。
役も、すごく重要な役で、しっかり応えていた。

話を進める役のくらっち(有沙 瞳)の声のトーンが、とても心地よく、また、せおっちとなにかやってくれないかなあ。
劇団さん、どうか二人をうまく使ってあげてね。


ショーは、すごいスピード感で、がんがん進んでいく。
令和は、こういう感じなのね。昭和感がゼロになりました。
愛ちゃん(愛月ひかる)、せおっち、以下、花組から異動してきた綺城 ひか理、極美慎(いつもよくつけたよな〜と思う)、天華えまの並びに加え、若手の起用も目立ち、よくいえば切磋琢磨、下世話に言えば、ポジションレースが面白くて、ほうほう、そうきたかと思いながら、みているうちに終わってました(笑)

みなさん、パワー全開。
ことちゃんの技術になんとしてもついていくぞ!感が満ちていて(私の先入観かも)、ちょっと疲れました。

花園だけれど、咲き誇るさまを競うわけだから、みなさん、がんばってね。

最近のジェンヌたちの歌、ダンス、芝居は、どれもレベルが高くなってますよね〜。


帰宅後に、録画していた「翔んで埼玉」を鑑賞。
メジャーなところにしか住んだことがないから、埼玉人の気持ちはイマイチわからへん( ´艸`)
20年ほど前に仕事で地方をうろうろしていたころ、訪問した地域の人たちがよくここにはなにもないと言っていたっけ
なにがあったら幸せなのかしら
日本は、どこにいっても、みんな、そこそこ幸せそうに見えたけどなあ


posted by Luna at 10:48| Comment(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする