
工場の一角にあるお店。
遊作社長夫妻とは、すでに10年来の顔見知りなので久しぶりにお会いしたこともあり、風土倶楽部の近況説明ばかりしていたような変な取材になってしまった。りんごもシリアルも気に入ってもらえて、とっても嬉し!
4年ばかり前になるけれど、食話会で話してもらったこともあるし、じっくり取材をさせてもらったこともあるし、ま、よいか。
が、一応、ちゃんと水戸納豆のヒミツは聞き込んできたので、目ウロコ情報もばっちり。N副編集長さま、ご安心を。

最後に遊作さんが数年前に開店した「厨」でお昼をご馳走になった。
以前、訪問したときには、これからここを蕎麦処にするんだと意気込んでおられた。

内装はほとんどが手づくりとのこと。
奥様のこんな作品が和ませてくれる。
書道や陶芸の先生たちの協力もあって、楽しい雰囲気を醸している。

そして、ここで出会ったのが、厨オリジナルメニューのこれ!

から鴨汁 1050円
旨い!ほんとにおいしくて、まずはこれで目ウロコ。
特性ラー油がピリッと利いて食欲をそそる。
そして鴨の濃厚な味わいがしっかり出汁をとったスープにうまく融けこんで、そこにからむ蕎麦。
たっぷりの海苔がまたいいからみ方。
リピートしたくなる一品です。
納豆に付ける醤油やからしまでも、こだわって最高のものを無添加でつくって添付している登喜和食品さん。
その心意気でやはりちゃんとした出汁をとったスープはおいしい。
最後に蕎麦湯を足してスープとして飲んでも、当然のことながらおいしかったです。
うーん、さすが!
お店でつくっているといううどんもコシがしっかりしていて、出汁も◎。味には、普段の心意気がちゃんと出るものなんだなあ。
納豆一筋60年!よいものをつくり続ける大先輩の登喜和食品さんに学ぶこと多し、なのだ。
あ、納豆のヒミツは次号の「住む」で。お楽しみに。

しっかり買い込んできた納豆。当分、納豆三昧!
この藁苞の藁は、先日、取材に行った飯尾さんたちの棚田の藁も使われています。いいものはつながっていくのであります。
ラベル:おすすめ食べ処
【首都圏情報&食事情&おいしいお店の最新記事】