2008年08月25日

けものたちとのバトル

まだ8月だというのに涼しいを通りこして肌寒い。
いよいよ収獲の秋間近!
そして、獣たちとのバトルも本格化しつつある。

「鹿にやられた!」「ムジナにやられた!」とみっちゃんから悲鳴のようなメールや電話が時折来る。
種から育てて、ようやく芽を出したと思ったら、若芽をやられ、
無事若芽が成長したと思ったら、今度は成長中の葉をごっそり食べられてしまう。

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茎の先に何もついていない。

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真ん中辺りの色の薄いところが茎の先をやられた大豆。
その後、網を張り巡らせた。

耕作放棄されている土地は、そんな獣たちとの闘いに疲れた結果でもある。
だから、そこを借りることは獣たちとの闘いが再開することと同じこと。

今回は、手塩にかけたトウモロコシがやられた。

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種を採る気でいたちょっとスペシャルなオーガニックの品種をごっそり食べられた。
みっちゃん、せとやまさんのショックの大きさは計り知れない。
ひと夏の苦労が一晩で飛んでしまうのだから。
どうやら熊の気配。

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どうやったら、こんなに一粒残らずきれいに食べられるのだろう。

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おまけに糞まで。
これは挑戦だ!さて、どう受けて立つべきか。
惨状を目の当たりにして思案中の面々。

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こちらは早い段階で網をかけた大豆畑。
私が植えさせていただいた向日葵が見張り役。
種が重くて、今はうつむきかげんだけど。

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隣のこの畑が次なる挑戦場。
すでにさまざまな足跡が跋扈している。
でも、あえて、ここでやってみることになったのはにんにくと小麦。
さて、どんな闘いが展開されることになるか。
秘策も練り中。

耕作放棄地を甦らせること、それは至難の技なのだ。
ラベル:農業 片品村
posted by 風土倶楽部 at 00:06| Comment(2) | TrackBack(0) | 群馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ネイティブの動物たちとのバトルは、文学的にはこちらが侵入者、加害者といえなくもないけど、こちらの努力も主張したいね。汗を流して畑を作り、タネを植えて世話をしたのだから、そっくり食べていかれてはフェアではないよ。対抗手段をとる権利はあると信じる。うんこを残したのは、挑戦だと受け止める。動物的には単なる自然現象とは思うけど。
Posted by ソラリス at 2008年08月25日 12:29
みっちゃんたちの畑は、けものたちと人間エリアのエッジ部分だから、どうしても獣害最前線にならざるを得ないですねぇ。

一つのエリアで適度なバランスでさまざまな生物が生きていけるというのが自然のシンプルかつ精緻な仕組み。ほかの生き物の場合は、そのバランスを乱したとしたら、即座に自然淘汰されるけれど、人間はその自然淘汰される速度がものすごく遅い。
昔もきっとけものたちとのバトルはあったと思うんですよ。でも、山の中にもちゃんと食べ物があって、人間も大きくバランスを崩すほど侵略できなかったし、しなかった。だからこそ、昔の人の知恵というのが今、とても必要。
ししおどしは、まさに昔の人の知恵が生きたやり方でした。
フェアであるためには、けものたちの事情も考慮する必要があり、例えば、熊は「森は海の恋人」運動的な発想をするとか。ただ、時間がかかりすぎます。
イノシシは…手強いです。

やはりキーワードは「ワナ」のような気がします。そして、おいしくいただく(笑)なんでも食べ尽くしてきた人類ですから。
あそこに行くと仲間が消える、というウワサを立ててもらいたいですね。が、どうやってウワサしてもらうか…。
Posted by あさだ at 2008年08月25日 21:28
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