2008年10月10日

たまには大人になろう

S師匠から、「「お米のなみだ」を見逃したのでタイムリーな情報をありがとう」とお電話をいただいた。
いろいろな話で盛り上がってしまった。
中でも、某地域の地大豆についての“だぶつき”については特に。

昔ながらの在来の大豆を保管していた人が育ててみたら、ちょっと話題になった。
そこに地域農業団体が乗り込んできて、その豆を農家に配りあるいて、生産を促したところ、たくさんできて、余っちゃった。
どうして少しずつ積み上げていかないんだろう・・・といつも思う。

S師匠の地元にコンサルの人が来て、「市民と行政の協働の成功事例」とやらをいくつも聞かせられたそうな。
だから、あなた方もがんばって協働しなさい、ということらしい。
S師匠は「失敗例はないんですか?」と質問。
応えてもらえなかったそうだ。

そうです。失敗例にこそ、人は学ぶべきだし、素直に学べるのです。
だって、人の不幸は蜜の味〜だもん。
成功事例を聞くと、そこには○○さんがいたから・・・とか、ちょうどよい資源があったから・・・とか、いろいろなせいにしてしまう。

S師匠とは、「成功事例のその後」ってぇのが気になるねぇ・・・と話した。
どんなところだって、いいときと悪いときがあるわけなんだし、ずっと成功し続けることなんてできないし。

さて、某市は目下、地域農産物を使った特産品開発事業にお取組み中。
これがあるから、特産品にしようじゃなくて、事業があるから、特産品をつくろう、ということ。単年度事業だから、今年度中になんとか商品にしてしまわなければならない。
これで成功したためしなんてないんだけどなあ。

その某市が来月、特産品開発のモデル地域として視察に行こうとしているのが例の大豆があまっちゃった某地域。
なぜそこに行くことになったかというと、某大手旅行代理店が提案。
「大豆も成功しているし、某牛もあるし、温泉もあるし」ですって。

この事業にかかる費用は税という名でかき集められたお金が使われている。
もうちょっと本気でやったら?
なんて思うのは大人じゃないのよね、きっと。
世の中はこうして動いていく。
事故米も、こんな大人な関係から世の中に出ていったんだろうなあ。

すでにカレイなる日々を送っているのに、いまだに大人になりきれないワタシです。
もちろん、生きていくためにたまには「大人」するときもあるけど。
ま、このみんなの「たまに大人する」のが積み重なって、ありゃりゃ…ということになっていくのですね。こういう部分はみんな小さな積み重ねが得意なのだ。

ところで新宿の伊勢丹に行ったら、開催中のイタリア展は大盛況だし、デパ地下は着飾った人であふれていて、ショーケースには宝石みたいなお菓子や惣菜がキラキラ光っていて、株価暴落で32兆円のお金がどこかにすっ飛んでいった日本とは思えないきらびやかさでございました。

といいつつ、ついポルチーニ・ソースの瓶詰めを買ってしまったワタシです。株価がコワくて見られないくせに。
posted by Luna at 18:25| Comment(0) | TrackBack(0) | カレイなる日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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