2009年01月12日

極私的映画評5本

ごっちゃんから映画ネタのリクエストがあったので。
いずれもDVDで観ました。

年末年始に観た映画です。
○バンテージ・ポイント
大統領暗殺の真相を、8人の目撃者、8つの異なる視点で追ったサスペンス・アクション。一瞬も目が離せない、とっても映画的な映画。登場人物たちのそれぞれの感情とか背景とかはほとんど立ち入らずにまさにそれぞれの「バンテージ・ポイント」を重ねていくという面白い手法を取り入れています。ただ、この手法は1回だけの視聴にはよく効くけど、2回目だとどうかな。一緒に観た人は2回目で楽しんでいたけど。まあ、あまり深く考えずに。☆☆☆☆

○ミリオンダラー・ベイビー
クリント・イーストウッド監督。ボクシングに希望を見い出そうとする女性とそのトレーナーの心の葛藤(かっとう)を丹念に描いたヒューマン・ドラマ。まったくテイストが合わず、救いのない結末にかなりがくっ。ミスティック・リバーもだったし、この監督とは私はだめですね。役者は揃っていて、すごい演技のやりとりです。うん、でも、やはり好きじゃない。まあ、好みの問題ですから、映画としては優れていると思います。アカデミー賞受賞の映画って、私はががっかりさせられることが多いです。☆☆

○ペネロピ
先祖がかけられた呪いのせいで豚の鼻と耳を持って生まれてしまったヒロインが、真実の愛を見つけるために奮闘するロマンチックコメディー。最高の映画!とにかく子どもから大人までみーんなにお薦めできます。ヒロインが自由を求めてマフラーで顔を隠しながら、楽しそうに町を歩きまわるシーンがあまりにもかわいくて、うるっときてしまった。DVD,欲しい!☆☆☆☆☆

○ラスト、コーション
また、DVDで観ちゃいました。そして、またまた唸っちゃいました。すごい映画です。2時間半の緊張感、セリフ、目線、舞台、すべてに張り巡らされた伏線。2回目の方がもっと面白かった。深いです。第二次世界大戦時の日本の占領下での極限状態での恋愛もの。トニーのイー、タンウェイのチアチーの切ない表情がいつまでも心から離れない傑作。もうDVDを買うしかないです。いやらしさをまったく感じさせない(それどころか悲しすぎる、つらすぎる)ハードなセックスシーンがあるので、二人の息詰まるような恋のゆくえに没頭して観るには一人で観るに限ります。☆☆☆☆☆……

○千年女優
かつて一世を風靡した大女優・藤原千代子が女優になる前、女学生の頃に恋した名も知らぬ男性を、生涯をかけて追い求める壮大なラブ・ストーリー。アニメです。アニメだからできる場面展開を駆使し、ラストまで一気に見せてくれます。最後のセリフが決め手なんだけれど、このセリフが好きか嫌いかで映画評が大きく分かれているようです。私は好き。もう一度観たい。☆☆☆☆

以上、極・極私的映画評でございました。
(あー、金城クンの二十面相を観に行きたい…レッドクリフの諸葛孔明で浮気心が…トニーさん、ごめんなさい)
posted by 風土倶楽部 at 23:55| Comment(2) | TrackBack(1) | 極私的観賞日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

「ペネロピ」さっそく借りて観てみます。

淀川さんや水野さんに続く映画評論
決め台詞は
「私は好き!」ですか。
Posted by 雨読晴耕村舎 at 2009年01月13日 18:06
あ!ごっちゃん、いらっしゃいまし〜。

だからぁ、極・極私的なのです。

ペネロピは豚鼻の顔も、またかわいいです。呪いは果たしてとけるのか?
感想をちょうーだいね!
Posted by あさだ at 2009年01月13日 19:36
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Weblog: 観たよ〜ん〜
Tracked: 2009-01-25 12:32