2009年05月04日

おうちを用意しているのに排水口がいいなんて…

GWは静かに暮しています。
人ごみは豚フルがあってもなくても好きじゃないので。
久しぶりに新聞をじっくり読んだり、本を読んだり。

次号の「住む」は鰹節がテーマなので、ただ今、お勉強中。
荒俣宏著「男に生まれて 江戸鰹節商い始末」(朝日新聞社刊)を読みました。幕末の江戸日本橋を舞台に商人サイドからの明治維新を描いたかるーいノリの小説。
商人たちも、幕府から新政府に得意先を換えるのに苦心したのねぇ…と思っていたら、NHKが第2回目のプロジェクトJAPAN「天皇と憲法」を放送。
大日本帝国憲法の成り立ちとその運用を誤り、敗戦へと突き進んだ過程を資料を元に検証したもの。大日本帝国憲法を制定するときに天皇の位置づけの憲法の解釈に余地を残したがためにそこを軍部に利用され、神格化されることになり、大衆がそれを受け入れていく過程がとても怖いと感じた。

最近のメディアの報道も、一つの流れができるとどっとその方向へ向っていき、しばらくたったら、けろっとしてA首相のように「あのときは本当はそう思っていなかった」などと平気で言ったりする。規制緩和も、郵政民営化も流れが変わったら、ありゃりゃ、ですもんね。

と考えていたら、文芸春秋の半藤一利氏による「明治維新は非情の改革だった」がとても面白かった。「攘夷は倒幕の口実だった」という。これも時の流れに乗るものは強いとでもいうか、誰にも止められなくなる。「改革とは非情なものだ」その流れに乗るものがいれば、呑み込まれるものもいるということ。みんなでうまく波乗りをして対岸に無事到着することなんてできはしない。

歴史を振り返れば、そこから学び取るべきことは山ほどあるけれど、人類とは学ばない生物なんでしょうねぇ。
どんなにインターネットが使えて、情報があふれていても、本当のことを選びとるのは困難なことだワ、などとつらつら考えていたら、待ちに待った情報が飛び込んできました。
「みつばちが巣箱の周りにたくさん飛んでいる」

入った!と思ったら、昨年も巣をつくった後があったすぐ近くの排水口に巣作りを始めているらしい。
おうちを用意してお待ちしているのに。
いずれお移りいただくしかないかなあ。

久々に味わう「待つ」ときめきです。
ついに相手が人間ではなく、みつばちになっちゃったのねぇ。
300万年も変わらない営みをしているみつばちの方が信頼できる。と言うのも淋しい、か。



posted by Luna at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 日々あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うぅ〜む。
意味深いですね。(^^)ゞ

(色々長文を書きかけましたが、全部消してこれになりました)
m(_'_)m


 
Posted by KYOはちみつ屋番頭 at 2009年05月05日 08:58
こんにちは〜
長文、読みたかったです。
100年に一度の「危機」というビッグウェーブ、溺れないようにするだけで精一杯です。いや、もう、孤島に打ち上げられているかも。
Posted by あさだ at 2009年05月05日 11:40
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