2006年01月22日

日本舞踊で知る江戸時代の不思議な職業

今日は、花柳流のお師匠をしている友人の師籍35周年の記念舞台を見にいきました。
文楽や歌舞伎で部分的には見たことがあるけれど、日本舞踊だけをじっくり見るのは初めての体験。
日本舞踊はまさに江戸時代が舞台の上に蘇る、スローダンスですよ。
これは「まかしょ」という長唄で、何屋さんを表現した踊りだと思いますか?

makasho.jpg

「まかしょ」とは、「冬に御行という家々の門口に立ちお祈りをしてお米をもらう、物乞いのこと」だそうです。判じ物の絵を配って歩いたりもするらしく、子どもたちが「まいて」というのを受けて、「まきましょ」→「まかしょ」になったという説が。と、この辺りは、家に帰ってから、あわててネットで検索してみたら出てきました。「やっしょー まかしょ」とも関係あるのかしら?
江戸にだけいたというこんな商売というか物乞いが生きていけるような懐の深さがお江戸の町にはあったんでしょうかねぇ。踊りで表現してしまおうというぐらいですから。
もう一つ不思議職業はこれ。

shabon.jpg

これも清元で「玉屋」という演目で、テーマになっている職業はしゃぼんだま屋です。これも検索してみたら、「石鹸水にむくろじの実を溶いた液でもいい、それを麦藁の管をに浸して軽く吹くと、こまごまと流れ出る水玉」とあります。これは昭和9年の俳句の歳時記にある記述だそうです。

この石鹸水というのは、さいかちの実のことなんでしょうかねぇ。
日本舞踊は江戸と今を結ぶ不思議ワールドでした。
チントンシャンが妙に心地よくて、うつらうつらの夢うつつ・・・でもありました。


posted by 風土倶楽部 at 23:00| Comment(1) | 日々あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
文化的な生活をしておられますね。
ご無沙汰をしております。星野です。
片品ではヤングアメリカンスというミュージカル名場面のパフォーマンスが20公演行われています。
また昨日は地元学の学習会とミニミニ食の文化祭と名付けた新年会をやりました。楽しい一時を過ごしました。
三つの催しのレポートが載っていますので、尾瀬三ヶ峰高原の会ホームページ見てください。
http://blog.livedoor.jp/ozemitugamine/
Posted by 尾瀬三ヶ峰高原の会星野十季男 at 2006年01月23日 07:08
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