2010年04月18日

企業とミツバチの接点

寒い4月です。こういう年は5月のGWが夏日になるとか。
冷静沈着な友人が「41年前にも4月に雪。ということは気候変動は今に始まったことではないよねー」と。ふーん、なるほど。
キャベツやレタスが高騰中と報道。採れないなら食べなきゃいい。冷凍だって、レトルトだって、干し大根だってあるんだから。いちいち大騒ぎしすぎでしょ。天候はいつの時代も不順なものなのよ。

ミツバチだって、いつのまにか環境指標の生物みたいにいわれるようになって、「おいおい、ほんと?」と疑問を呈していたところにタイムリーに講演を頼まれたから、「ちょっとはまじめに考えてくださいねー」というのをやってみました。
鹿島建設地球環境本部環境室のニホンミツバチプロジェクトの担当の方から参加申し込みがあったので、こなれた会社だなあとちょっとびびりながらも、意見交換を楽しみにしていたら、結局、参加はなし。お忙しかったのでしょうか。懇談会という位置づけの集まりだったから、意見交換にはちょうどよかったのですけれど。
というわけで、みつばち百花のブログで意見交換を呼びかけているところです。

参加された大手企業の方から生物多様性で鋭い質問が来るのかと思ったら、特になし、でした。
質問に備えて、かなりあーでもない、こーでもないと考えたので、おかでさまで私としてはいろいろ学ぶことが多かったです。

ミツバチの視点でみた環境指標というのを一応ご提示しましたが、大手ゼネコンの環境関連部署の方たちは、なんとお感じになったことでしょう。企業とミツバチ。ちゃんと生態からじっくり考えて取り組めば、なにか新しい方向性は出ると思うけれど。

少なくとも大企業なんだから、ハチミツを採る習性をもったミツバチがハチミツを生み出したからといって、それだけで「ここは環境がいい」などと能天気なことで口を濁すようなことはしてほしくないです。まして、自分たちは環境にいいことをしているなどと勘違いしないでほしい。
ミツバチを犠牲にしていることをちゃんと認識してほしいですね。
生態系を封じ込めた東京の街づくりの果てにヒートアイランドや過密の問題があるわけで、それがすべてミツバチで解消するわけないでしょ。
「土」ですよ、土!これがないと、生態系は豊かにならない。それを捨てた東京でミツバチだけに負担を加えて、好転させられるような幻想を売りにする愚にそろそろ気づいたほうがいいですよ。
まあ、世の中、幻想だけで進んでいるといえばいえますから、仕方がない部分もあるけれど。政治なんて、もろ幻想の連鎖ですもんね。その連鎖の果てに自ら首をしめられていくのは庶民、というわけで。。。

人間が抱くイメージが貧困になったから、イメージで支配されがちになる、そんな気がします。その大きな要因のひとつが自然との乖離だと思います。人間以外の生物が置かれている状況に思いをはせることができない。現代病のひとつかも。

ブログに鹿島とか、ニホンミツバチプロジェクトとかの検索ワードがまったくなし。世間的な関心は薄いのかな。
相変わらずさんま、黄金、気仙沼、のワードは多いけれど(笑)


posted by 風土倶楽部 at 10:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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