2006年03月19日

トンネルを抜けると・・・

まだ、冬だった!高崎は晴れていたのに。東京も晴れていたのに。昨日は春の陽気だったのに!!!
さすが豪雪地帯の新潟県十日町。高崎を過ぎて、長いトンネルを抜けると、まさに雪国。駒子のモデルがいたという越後湯沢から車で町内の中里地区まで約30分。徐々に雪がますます深くなっていきます。
峠を越えて、いつも目の前に広がってくる集落も今はすっぽりまだ雪の中です。
yuki.jpg本日は、LJ21がお手伝いしている中里地区のまちづくり講座の最終回。「地域でつながろう!コミュニティねっと会議」が開催され、基調講演として「地域力 小さな環をつなげて大きな環へ」を行ってきました。

町内の地域づくりの7団体が参加して、活動状況を話し、課題を共有しようというものです。

forum.jpg

合併後、初めてこのような会を持ったということで、今後の展開が楽しみです。広域になったからこそ、より情報交換などでコミュニケーションを図り、支えあう関係を築いていくことがますます必要となっています。

さて、これは交流会でいただいたサルナシのワインです。
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キーゥイーフルーツの元祖とされている「こくわ」の実をワインにしたものです。甘口ですが、なかなかおいしいものです。
猿が木にできた窪みに実を蓄えていたのが自然発酵してできた酒だとか。ん?それって日本みつばちのはちみつもそんな話じゃなかった?

木のうろにつくったみつばちの巣からはちみつが垂れて、水と混ざり、発酵してお酒になったのが猿酒で、西欧でいうミードだと言われています。

お酒の発展には猿が鍵をかなり握っていたというわけですね。

これはウワミズザクラの果実酒。独特の香りがあって、食前酒などに最適。
色もきれいです。ここでは「あんにんご」と呼ぶそうです。
ウワミズザクラの花のつぼみを塩づけにして梅酢につけるというものもあるそうです。
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「やしゃ」と呼ばれるやどり木のお酒もあるとか。かつてはお嫁に行くときに株を持っていき、産後に実を食べたそうです。

おみやげにいただいたのが雪下にんじん。
ninjin.jpg

冬の間は雪の下にそのままにしておき、3月に入ってから収穫します。雪の下で甘さが増すと聞いていましたが、採れたては格別です。本当にこれがにんじんかと思うほど、甘い!でも、その甘さがなんとも瑞々しく気持ちのよい甘さです。

雪国だからこそ!の美味しさに出会ってきました。
帰りはトンネルを抜けると、すっかり雪は消えていたけれど、東京も冬に戻ったような冷たい風が吹いていました。
ラベル:地域調査 食文化
posted by 風土倶楽部 at 23:53| Comment(0) | 新潟 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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