2010年06月29日

1Q84・・・

今日は久しぶりに涼しい風が吹いて気持ちいい。
蒸し暑い夏はどうも苦手。
おまけに気分のすっきりしないことがある。
なんか私って、思い切りピエロをやってんじゃないのか…などと思う。
NPOはうさんくさい、などといまどき言っている人々に対して、なにをもってして「胡散臭い」と言っているのかと面と向かって問いただしたい衝動に駆られる。
と、ここで見えない敵に対してあたってもなんの意味もないですね。

村上春樹の「1Q84」を読んでいたら、だんだんこんな気分になってきた。ということは、これはヒトの悪意とか、焦燥とか、日常の裏側にあるものを引き出そうという物語なんだろうか。実態をつかみにくい見えない敵こそ、リトルピープルなのか?人の心に忍びこんでくる得たいの知れない、でも、誰もが持っている形にならないもの。
それに気づいて自分に向き合うときに月は二つに見えるのか?

暗い小説。
やたらと仕掛けは凝っているんだけれど、そんなにひねくりまわさずもっとはっきり言ってよ!みたいな感じ。って、これが春樹流なんだっけ?もちろん最後まで読者をひっぱっていく力量はすごいけど。

どうしてこれがベストセラーなんだろう。
みんな、こういう小説を読みたいの?
貸してくれたKさんが、「3はもういい」と言っていた意味がわかります。

3では、いろいろなことが説明されているみたいだけれど。でも、それってずるい。まるで映画「ロード・オブ・ザ・リング」のやり方じゃない。映画の方は3でそれなりのカタルシスを味わえたけど、ネットで人の感想を読むとどうやら3はそうじゃないみたい。

80年代の終わりにロンドンにいたころ、友人がわざわざ出版されたばかりの「ノルウェーの森」を送ってきてくれた。「そろそろ日本語の活字が恋しいころだろう」と。気のきいた友人がいたものだ。そういえば、彼は東ドイツの壁が壊された直後に仕事でかの地に出かけたときも、その壁のかけらをお土産に持って帰ってくれたっけ。石はどっかにいっちゃったけど。私はお土産にエルメスのスカーフがほしかったんだっけ(笑)

1Q84に出てくる「ジュンコ・シマダのスーツ」だとか「シャルルジョルダンの靴」とかの小物のディテールがとっても懐かしかった。

「ノルウェーの森は」ものすごく喜んで読んだのに、まったくなにも覚えていない。まったくゼロ。どういうことなんだろう。

羊をめぐる冒険も読んだのよねぇ。

でも、覚えていない。

ということは、1Q84も、20年後には(生きていたとしたら)「読んだっけ?」なんて思うのかしら。

思うな、きっと。

だって、今までよりもっと忘れっぽくなるから(笑)
「空気さなぎ」の単語ぐらいは覚えているかな。

DSCF2083.jpg

サッカー残念でした。試合は若干劣勢だったから、PKにそれが凝縮されたと思う。その凝縮籤をひかされた駒野くんが一番の貧乏籤。それを当ててしまう彼の背負っている運は、どこか1Q84につながるなあ。

春樹さんの小説は、完全にフィクションなのに現実とどこかでつながるところがすごいところなのかもねぇ。
「アンダーグラウンド」を読みたくなりました。

ツイッター、240になりました。もうツイート、なにがなんだか…
といいつつ、白戸次郎と孫さんはつい見てしまう。
孫さん、ほんとに龍馬のこと好きなのね。

やたらめったらつぶやいている人って、パソコンや携帯に打ち込んでいる時間を費やしているわけでしょ。それぐらい暇な人が多いということ?

最近、つぶやくのめんどーでほとんどやってない。
ブログも。


posted by 風土倶楽部 at 22:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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