2010年11月17日

輸出で農業は救われるのか?

TPPが報道で取り上げられると、必ず日本の農産物は競争力があるから、輸出すれば大丈夫とか言っている。中には、中国企業と合弁で中国に野菜栽培の施設を立て、技術供与をして、現地で野菜をつくっていくという日本企業も現れている。
その技術供与を実際に指導するのは、今、日本で優良とされる農産物をつくっている農業者。

それって日本の農業のためになるの?

技術供与って聞こえはいいけれど、せっかく培った技術を教えてあげるってことでしょ。製造業をリタイアした人たちが、こぞって中国に招かれて、よかれと思ってやったことが中国の技術力をアップし、いまや競争相手になっている。

ということは、農産物だって中国国内で日本と同じような農産物ができていけば、わざわざ高い日本の農産物を買う必要がない。土地はたっぷりあるしね。
富裕層に売り込んむというのもよく聞く話だけれど、まあ、確かに中国やインドは人口の規模がひとけた違うから、その線がまったくないというわけではないだろうけれど、どうなんでしょうねぇ。

米だって、そういう層に売り込めばいいというけれど、アメリカですでに日本と同じぐらいの品質のこしひかりもできているとか。大規模だからコストは安くて済むだろうし、価格はやはり勝負できないのでは?微妙な味の差なんて、そんなに重視されないだろうし。そもそも中国料理に日本の米は合うのかな。

だから、ブランド化なのよ?
日本ブランド、ねぇ。。。農業国っていうイメージあるのかな。

一方、輸入を見ると、たとえば日本は大豆を350万トン輸入しているけど、中国はこれから年間3500万トン必要なんですって。日本の国力はこのところ衰え気味。高い大豆製品を消費者が支えられなくなったら、必然的に買い負ける。関税が撤廃されたって、輸入できなければ意味がない。
で、国力をアップするためには、TPPに加盟して工業製品をがんがん輸出するしかない?

と堂々めぐりをしちゃうのだ。
政府のみなさま、官僚のみなさま、エライよねぇ。こんなややこしいことを考えてくれるんだもん。

正直言って、私、わかりません!
とりあえず、私の目標は、米をつくってくれる人を確保し、野菜はできるだけ自分、あるいは友人がつくってくれる環境を整え、たまに肉を買える程度の収入を確保し、雨風をしのげる家屋を手に入れておくこと、かな。味噌や醤油、塩などの調味料は…おっと!塩!
昨夜、仕分けされていましたっけ。
いったいどのくらい備蓄すりゃあいいんだって。誰もわかってないんじゃないの?

塩、けっこう大切だと思いますよ。
戦国時代には塩を止めて、攻略したくらいだから。
外から入ってこなくなったら、周囲は海なんだから、塩田を作りまくる?
ところが、これが手間も費用もかかる。
工業用の塩までは賄えない。

あー、また、わからなくなってきた〜
海のそばに住んで、塩も自分で作っちゃう?
いや、私、山の方に住みたい。
海に比較的近い山の方に住む?

とアホな思考回路をカミングアウトしてみました。
もっと頭のいい人たち、よろしくお願いします。
ちゃんとあらゆる可能性をシミュレーションして戦略とやらを練ってください。
そのために税金をお支払いしておりますので。



posted by 風土倶楽部 at 11:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 食と農の未来 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック