2006年07月10日

紫波町をもっと好きになったらどうしましょ

循環型まちづくりを進めている岩手県紫波町から、協働支援読本「ゆいっと 紫波町をもっと好きになる本」が届きました。町制施行50周年記念誌とあります。

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相変わらずやるなあ。
昨年6月に町制50周年記念事業のフォーラムに参加させていただきましたが、そのときにすでにこのような企画を温めていたのかな。

ページを開けば、懐かしい顔だらけで、里心がついてしまう。。。
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新幹線で北へ向かうときには、花巻を過ぎたあたりから、どうしても車窓に目を向けて、そろそろ紫波町・・・あ、役場が見えた・・・みなさん、どうしているのかな、とふと考えてしまいます。

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奥羽山系側の小高い山からの眺め。遠くの山は北上山系。

紫波町では、どっぷり4年間、町の方たちと一緒に協働のベースづくりに取り組んでいました。NPO法人紫波みらい研究所ももうりっぱに運営されているし、今度はこんな記念誌まで作ってしまった。紫波町って、本当にやると決めたら、絶対やる、その推進力にいつもながら感心してしまいます。

もち米の生産高も日本でトップクラスだし、ぶどう、りんご、ラフランスなどの果樹生産も岩手随一だし、豊かな町なんですよ。
でも、そこに胡坐をかくことなく、未来に向けては着々、やることはやっていく。
おまけにちょっとしゃれた感じでやってのけてしまう。

どのページを見ても、紫波人たちの笑顔があって、それがわざとらしくなくて、いい写真です。いいところにお金をかけましたねぇ。ビジュアル重視の観光や町案内パンフレットはよくありますが、町民を資源にしちゃうところが紫波町らしいところです。
そう、私は人が一番の資源だと思います。
わかりやすい町案内にもなっています。

LJ21の準備会を立ち上げるときに開催したキックオフ・フォーラムは、ちょうど完成したばかりの上平沢小学校をテーマにしました。町内の建設会社や工務店、大工さんたちが森林循環をめざして町産の無垢材で小学校を建てるにあたって、どんな課題をどのように乗り越えたかを発表してもらい、集まった方々に意見や感想をもらいました。

あれから3年。いろいろな方たちに支えられてLJはなんとかここまでやってこれました。
最近は、「あちこちでLJの名前を聞く」と言っていただくこともしばしば。
3年というのは、やはり一つの節目です。今、これからどちらに向かうのか、激しく悩んでいるところです。
少しスローに行こうかなとも。

紫波町は、地域づくりに本格的に関わらせてもらった私の原点です。
関西生まれの私にとって、奥深い東北への扉ともなった町。
通い始めたころ、「何藩の生まれ?」とよく聞かれたっけ。
その後に必ずつくのが「おれたちは南部だ」

いやー、これには当時、参りました。だって、関西人の私には藩意識なんてほとんどないですもん。
あわてて高橋克彦の「火炎」とか(これはアテルイが主人公)、
「天を衝く 秀吉に喧嘩を売った男 九戸政実」を読んだりしました。
どっちも当時の体制側に真正面から命をかけて挑んでいく男たちの物語です。
で、どっちも、見事というか、悲惨な最期を遂げるんですけどね。

その延長線上にあるのが浅田次郎の「壬生義士伝」。
すっかりはまってしまい、泣けて困りました。映画も映画館で観ちゃったし。県庁そばの盛岡地方裁判所前にある石割桜をしげしげ見たりなんかして。
たぶんこのころは足しげく通っていたころだったので、気分は「南部」だったのかも。

因みに高橋克彦氏は幼少のころ紫波にいたこともあるとか。
「アテルイ」と「南部」は岩手を知る、けっこう大きなカギです。
心意気とでもいうのでしょうか。

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今ごろは一面の田んぼの稲が元気に育っているころでしょうねぇ。
(上の写真は秋の田んぼ 「今週の私」の2004年9月第3週12月第3週に紫波町の方に登場してもらっています)

おいしい日本酒を飲みに行きたいな。
南部杜氏のふるさとでもあるのです。

この夏は岩手でのんびり、もいいかな。





ラベル:紫波町
posted by 風土倶楽部 at 00:16| Comment(4) | TrackBack(0) | 日々あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。
たかはしけいこさんのmixi日記からやって来ました小笠原と申します。

紫波町が大好きという事で、地元民としてとっても嬉しい限りです。私は、父親が矢巾町生まれ、母親が紫波町生まれで、高校卒業まで矢巾で生活したのですが、紫波町は母方の祖母がいる関係で第二の故郷と言っても良いような場所でした。
紫波町で私が好きなのは、月の輪酒造店の日本酒と城山公園の桜です。
いつか機会がありましたら、桜の写真をお見せしたいです。これ以上ない美しい写真です。

では。
Posted by 小笠原 at 2006年07月11日 01:06
お立ち寄り、ありがとうございます。
城山の桜、知っていますよぉ!顔がピンクに染まってしまいそうです。
晴れた日に岩手山がくっきりと見える頂上からの盛岡方面の眺めもいいです。

月の輪酒造さんもよく存じ上げています。横澤社長にはお世話になりました。

私はなんといっても町内8ヶ所にある産直めぐりが大好きです。それぞれ特徴があって、1つ、2つ訪ねると楽しくて、ええっい!全部まわっちゃえ!みたいな感じになります。
紫波中央駅にもできたから、全部で9ヶ所になったのかな?
Posted by LJ21 あさだ at 2006年07月11日 10:00
産直めぐりは本当に楽しいですよね!紫波町は、一つ一つに個性があって、本当に面白いと思いました。
これからもどんどん岩手にいらしてくださいね。

今日、朝田さんのことを知っているという方に会いましたよ!縁というのは本当に不思議。

そのうちご連絡がいくと思います。お楽しみに…。
Posted by けいこ at 2006年07月12日 00:41
「ゆいっと」が縁で会話が弾むのはいいですねえ。紫波町の自慢話? を聞くのはうれしいことです。私も大好きですから。いい町にしたいですよね。
Posted by ゆうこう at 2006年07月13日 09:35
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