2006年07月24日

手づくり 持ち寄り 地元自慢 地域に大きな食卓を!

食の文化祭 in 高崎が22日の土曜日に開催されました。
出てきました!さすが粉食文化の群馬です。
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じり焼きが3種類登場。厚さも、味も、違うんだな、これが。
じり焼きにもいろいろあるらしく、ネギや味噌を塗って食べる地方もあるようですが、高崎市南八幡ではゴマ醤油です。
関西人の私から見ると、お好み焼きの変型。

じり焼き
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粉食が群馬で発達したのは、日照時間が長いため小麦栽培に適していたというのもあるけれど、お母さんたちが働きものだったからだと思うのです。

かつては養蚕、畑、田んぼととにかく多忙を極めたため、簡単につくって食べられて、腹持ちがいいこと、変化がちょっとしたことでつけられる粉食が中心になっていったのではないでしょうか。

だいたい上州はカカア天下で有名なところ。天下というよりも、とにかく働きものだったから、男性たちは頭が上がらなかったのでしょうね。

今回、お集まりになったお母さん方を見ていても、迫力がありますもん。みんなテキパキしていて、気風がよくて・・・。
「おいしいって言われるとうれしくなるから、また、つくっちまうんだいね」

「子どもでも簡単に作れるおやつだったのよ。私は子どもに教えたけれど、今の人はどうかしら」
学校から帰ってきて、お腹が空いたな、でも、お母さんは畑。なら、自分でつくっちゃおう!ということだったのですね。

今回、初めての感触だったのが、この牛乳もち。

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牛乳を片栗粉で固めたもの。ういろうと、団子のちょうど間のようで、歯にくっつかないので食べやすい。

きゅうりを薄切りにして、シソの葉をみじん切りにして、冷たい水で味噌を溶いて飲む冷汁は、夏にぴったり。
「私が子どものころは井戸の水を汲んできたのよ」

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手打ちうどんも登場。すごい量だと思っていたら、気がついたら全部なくなっていました。さすが!
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このほかにも、饅頭やひっつみなどが登場。
今、旬でいくらでも採れるのがキュウリです。
オリジナルの「キュウリのキュウちゃん漬け」はとても時間をかけてつくる漬物です。

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キュウリを入れて醤油と砂糖を煮立てて、煮立ったら、キュウリを取り出し、冷ます。その繰り返しを3度するので
「1日かかりよ!」とのこと。

変り種はイタドリのジャム。

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かつては「さぬ山」と呼ばれた里山を今、少しずつ復活させつつある「高崎里山の会」の瀧田さんが、その里山で春に採取したイタドリをジャムにしたもの。酸味のあるさわやかな味に仕上がっていました。

同じく里山の恵み「ヤブカンゾウ」の花を酢漬けにしたもの。酸味と甘みの割合が絶妙で、製品化も可能?

satoyama2.jpg satoyama.jpg

私は、おみやげに梅酒(ウメシュじゃなくて、バイシュというそうです。なんか迫力あるなあ)をもらっちゃいました。
氷を浮かべて、冷たいバイシュをきゅーっとやれば、苦手な夏を乗り切れそうな予感。

食べたら、体を動かす。
ということで、出来立てほやほやの南八幡ふれあい音頭と、艶っぽい八幡小唄を踊ってきました。

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が、私の勘どころの悪いことといったら。
お母さんたちの優雅な身のこなしにまったくついていけませんでした。

群馬県の食の文化祭は、今後、「手づくり 持ち寄り 地元自慢」をキャッチコピーにしよう!とみんなで決めました。
今回の開催地となった高崎市南八幡の各地区で昔から得意な作物は、
山名大根 木部ごぼう、阿久津ニンジン 根子屋イモ(サトイモ) だそうです。

ヤマナダイコン キベゴボウ アクツニンジン ネコヤイモ、と、
リズミカルに読んでくださいね。
どうも群馬は「上毛かるた」のせいか、リズミカルなキャッチコピーを作るのがうまい!
「手づくり 持ち寄り 地元自慢」も、なかなかいい感じです。

今回は、9月から高崎商科大学で始まる地域創造課のキックオフ・イベントでもあったのですが、すっかり食べて、踊ることで盛り上がってしまいました。
大学と地域を結ぶ取っ掛かりは、まずはお母さん方と食になりそうです。
ラベル:食の文化祭
posted by 風土倶楽部 at 01:21| Comment(3) | TrackBack(0) | 群馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
群馬にも「じりやき」ってあるんですねー
大分にもあります。名前が一緒なのがすごーい。形状はちょっと違いますけど、やはりお好み焼きのような食べ物です。
イタドリのジャムも驚き!
加工の技の高さがかいま見えます。
すっかり高崎に行きたくなりました。おいしい食べ物があるところはきっと元気のいいところ、と思ってしまう。
Posted by morichi at 2006年07月27日 14:08
あさださん!いまさらですが、22日は大変、大変お世話になりました。感謝申し上げます。
ただ今、食の文化祭で記録した料理たちのレシピを鋭意作成中です。
とりあえず、8月7日に開かれる地区のお祭り「鹿島の七日火」のときにお配りする予定です。
南八幡の女性パワーを結束し、発信する場づくりを、これからも大学とともに続けていこうと思います。
Posted by 群馬県 熊川 at 2006年08月01日 11:56
7日は参加できなくて残念!
気風のよい女性たちにまたお会いしたいです。
私にもレシピをくださいね。
Posted by あさだ at 2006年08月02日 00:44
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