2006年09月07日

地産地消のシンボル 自醸ワインが誕生!@岩手県紫波町

じゃーん!紫波町産ワインがついに誕生!
岩手県内で初めて、ワイン専用の品種による本格的なワイン「紫波自醸ワイン」が9月1日から発売開始されました!
タイミングよく仕事で訪問したので、しっかり味見をさせていただいてきました。
shiwawine.jpg

今年度分として販売予定の1万本のうち、すでに5日目で4000本近くを完売!
誰が買っているの?

買っているのは町民の方々。
「ちょぉっと宣伝がいきわたりすぎたかなあ」と役場担当者。
町の人口は3万5千人足らず。それでこの売れ行き。
この後、産業祭などの秋のイベントなどでも販売する予定なので
「なくなっっちゃうかも・・・」
と紫波人たちは、うれしくあわてています。

shiwawine2.jpg紫波町は県内生産量の約半分を占めるほどのブドウの産地です。
この産地の特性を活かさない手はない!ということで、1998年からワイン専用種のブドウ栽培から始めました。
当初6戸だったのが、現在では16戸で栽培中。
(写真はフルーツパーク内にある体験工房に併設された製造工場とショップ)

ちょうど訪問したら、売れ行き好調で瓶詰め作業に追われているところでした。

shiwawine4.jpg

以前から、訪れるたびにこんなのができたといっては試飲させてもらっていました。
そのたびに
「うーん、まだまだ」
「だなー」
とかなんとか言いながら、結局、みんなで楽しく飲む、という繰り返しでした。

そして、ついに今年は満を持してのワインの販売開始となったのです。

正直言って、木もまだ若く、ワインの味は深みに欠けることは確か。
「でも、町民みーんなでこれから育てていくんだもんねー。
ぶどうの木も、ワインも」
と、うれしそうな紫波人たちなんである。

とにかくあくまでも町内で楽しく、おいしく飲めればそれでいいのだというスタンス。
だから、販売しているのは、今のところ、町内の産直やフルーツパーク内のワイナリーに併設しているショップや、町内のレストランのみ。

生産・醸造・流通・行政が連携して可能にした自園自醸のワインが今のところ「かわいくて、かわいくて仕方がない」といった感じ。
思わず、「ロリータ・ワインだわねー」とちょっと憎まれぐちを叩いたら、
「ロリワインかあ、いいねぇ、これからが楽しみだな、うふ」
とか言って、飲み仲間のおやじたちはデレデレしているという有様。

おまけに
「これで日本酒、焼酎、ワインと、町内産の酒が揃ったなあ」
と心底うれしそうでもある。
紫波町は南部杜氏発祥の町だから、日本酒は昔からお手の物。そういえば、2年前ぐらいに「そば焼酎」を作って、これまた、みんなで「完成した〜」とか言って宴会をしたっけ。

shiwawine7.jpg

町内にはためいているノボリ。
 自らの農園で摘みし葡萄 
 自らの手で芳醇なワインとなる
とあります。

まったく飲むのが好きな、そして、愉快な紫波の仲間たち。
お酒にはおいしい料理がつきもの。今度はそっちももっとがんばってほしいなあ。
メルローがなかなかよかったから、栄子さんの紫波もちもち牛のたたきに合うかも。
工藤さんの黒豚とも(料理番組にもこだわりの食材として登場)!
と町内産の食材との相性を考えるのも楽しい。

昔なら、当たり前に自前の米でドブロクをつくって飲んでいたわけだから、それがワインになっただけともいえる。
正真正銘の地酒なのだ。
地元を楽しむには、やっぱりお酒がなくっちゃね!

「今年はブドウの出来がよかったから、今度のも出来上がりが楽しみだねー」とか、
「ちょっと天候が不順だったから、心配だよな」とか言い合って、栓を抜く瞬間をみんなで心待ちにするなんて、お酒の醍醐味かも。
おまけに栽培している人も、作っている人も、販売している人も知り合いだったりして、
「みんな、がんばっているんだ…」とかしみじみしながら、グラスを傾けるのもいいし。

久しぶりにお会いした藤原町長は、つやつやぶりはいつもと同じだけれど、なんだか若返られたような…ワインのせい?
来年は、なにやら大掛かりなことを仕組まれており、いつもながら紫波に行くとワクワクしちゃいます。

循環型まちづくりも、以前、お伝えした循環PRセンターが開設されたし、家庭系、事業系とも生ゴミの堆肥化はすでに完了。このワインの搾り滓も当然、堆肥化されます。森林資源循環の推進を担う公共施設の、町産材と町の業者による木造建築も数棟目が着々と立ち上がっているし、循環型まちづくりと並ぶ、大きな柱である協働のまちづくりも、丁寧な話し合いの積み重ねを行っており、具体的な動きが着実に生まれてきています。

ホント、紫波って、オモシロイ町です。
ただ、みんなで飲んでいるだけじゃない!?

このワインを飲んで見たい方は、紫波町に行くか、
こちらにお問い合わせください。
株式会社紫波フルーツパーク 019−676-5301
紫波町遠山字松原1−11

こちらでは試飲することもできます。
shiwawine5.jpg

赤、白、ロゼがあります。1365円〜

転作田を利用したコスモス畑から見た紫波の風景。

kosmos.jpg

秋のちょっとした人気スポットになっています。
来週あたりから咲きはじめるかな。

kosumos2.jpg

posted by 風土倶楽部 at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 岩手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック