2006年09月10日

「おっぱい」から考える食育、環境

突然且つ私事ではありますが、事務局のカタワレのウラシマは6月中旬に出産いたしまして、久しぶりの日記になります。久しぶりと言っても、この数ヶ月家に閉じこもりの生活なので、書くことはまったくの日常の話ですが・・・。
いきなりですが、テーマはおっぱいです。おっぱいのためにこんなものを飲んでいます。ある野菜の種です。さて何でしょう。

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子どもはぜひ母乳で育てたいと思っていたのですが、実際に授乳が始まるといまいち調子が悪く、後手後手で情けないのですが、母乳の本を読んでみたり、おっぱい外来で診てもらったり。そこで薦められたのが、なんとゴボウの種。「牛蒡子」と言います。ゴボウってどんな花が咲くんだろう。そういえば、ゴボウの地上から上の姿をまったく想像していなかった・・・。調べてみるとアザミのような花が咲くんですね。Wikidepiaにも「日本では乳腺炎に種をそのまま食べるか、煎じる使用法も有効として民間に口伝で知られる。」とあります。

これはタンポポの根のエキス。体を温めて母乳の分泌を促してくれるそうです。

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私は普通の食生活をしていたら、ちゃんとおっぱいは出るのだろうと、漠然としか考えていなかったのですが、実は、甘いもの(砂糖)、油、肉、卵や乳製品を多く採ると、母乳は濃くなってつまりやすくなります。そして、果物や夏野菜などは体を冷やすので、これまた血行が悪くなりおっぱいが出にくくなります。私はまさにこの二つをやっていたのでした。精がつくようにと出されたボリュームのある食事をせっせと食べ、妊娠中は抑えていた甘い物もタガが外れたように食べていたのです。

逆に、良いものはお米、豆製品、根菜類、海草など。要は、昔ながらの和食を食べていればいいのです。それを腹八分に食べること。贅沢品と過食はおっぱいに良くないのです。確かに、昔はご一汁一菜で多くの子どもを育ててきたのだから。

育児には諸説あり、どれが正解とは言えないのでしょうが、元自然育児相談所長の山西みな子さんの「母乳育児」の本によれば、力を入れて吸う母乳にはそんな心配はないのですが、ミルクは楽に飲むことができるので多めに飲んでしまう場合が多く、そうすると便の調子が悪かったり機嫌が悪くなったりするそうです。乳児も腹八分が健康と精神の安定にはいいようです。
確かにミルクは便利です。今はまだ平均すると2時間に1回、30分かけて授乳させている母乳と違って、ミルクであれば間隔は三、四時間で授乳時間も短くて済むし。母乳って効率が悪いなぁと思ってしまいます。が、ここは焦らず、それこそスローでいこうと思っています。

油や肉の消費量が世界的に増え、その原料や飼料となる穀物の需給が逼迫しつつあります。ブラジルでは、価格の高騰が多くの農家にジャングルを開墾するインセンティブを与え、宇宙からでも見分けられるくらいにジャングルが減少し畑に変わっています。

お肉や油ものなどを食べ過ぎるとおっぱいが出にくくなるという事実に触れ、私たちが命をつなぐための暮らしって、省エネルギーで小さな輪っかのなかでちゃんと廻ることになっているんだ、と改めて思いました。シンプルな食事で赤ちゃんもにこやかに健やかに育つ。これって、何だかとっても分かりやすい。(残念ながら、東京だと小さな輪と言っても、豆もお野菜も遠くの産地から運ばれてきているのですが・・・。昔ならば、自分の家でつくっているものばかりだったことでしょう。)水俣で行った地元学の資料に今と昔の食生活を比べたピラミッドがありますが、ほんの数十年前までお肉や卵を食べることは珍しいことだったのが分かります。その食生活がおっぱいにとっては理想的なんですよね・・・。

実は、LJの地元三鷹を同じく拠点とする、母乳育児の支援を行うNPO法人自然育児友の会の方たちと親しくさせていただいているのに、子どもができてからこんな大事なことを学ぶとは、、、。出産後慌ててお電話でアドバイスしてもらったりとお世話になりました。
食育っておっぱいから始まっているんですね、と改めて深く共感したのであります。
ラベル:食育
posted by 風土倶楽部 at 01:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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