2006年11月21日

南高梅、備長炭、さて、次のスターは誰?

今年、二度目の和歌山県みなべ町に行ってきました。
あいにくの雨・・・。
大阪は冷たい雨だったけれど、さすがに南下しただけあって、南部の駅に降り立ったら暖かかったです。

motoya3.jpg早速、前回も立ち寄った、地元の魚を買って、食べられる「もとや」へ。

海に沿ったロードサイドにあって眺めは抜群!
ガラス張りのお店は、外からでも「お!なにやら魚がたくさん置いてあるぞ」とおいしそうな気配が漂っていて、わくわくします。

sakana.jpg店内、やはりおいしそうです。7月には鱧が入っていた生簀です。



aoriika2.jpgイカって、きれいな透明なんですねー。見とれていたら、イカの三白眼と目があってしまいました。
恨めしそうでした。


kutuebi.jpgイセエビの隣に見慣れないエビが・・・クツエビです。
100g 1000円。お高いです。でも、足が太いから、食べやすそうです。
どんなお味がするのか、かなり気になります。


motoya2.jpg干物を選ぶと、炭火で焼いてくれて、お店の奥のダイニングスペースで食べることができます。
画像を撮ってこなかったので、もとやのホームページを見てください。
食べるシステムが特に説明されているわけではないのに満席のお客さんはなぜかちゃんと焼いた干物や刺身を夢中でぱくついていました。

小梅が乗ったご飯は1杯150円。味噌汁がないのがとっても残念!
漬物とかも欲しいなあ。
素人っぽいお店の雰囲気が気取らずにリラックスできて、いい部分もあるけれど、もっと落ち着いて、おいしい魚を堪能したいという気もします。

sakana2.jpg今回のお土産
金目鯛の干物(700円)、太刀魚のみりん干しといわしの梅煮、そして、鯖寿司!!!


sabazushi.jpgいつもながら、食べている途中で、あ・・・写真。というわけで食べかけです。すみません。
笹の葉で包んであって、とってもおいしかったです。

商店街のお菓子やさんの入り口のガラス窓に「新いもの いももち」という貼り紙が。
なに、それ!?

imomochi3.jpgこれです。
おいしいです。さすがに金賞を受賞しているだけのことはあります。
梅林名物だそうです。
早速、「いももち」で検索してみたら、北海道と和歌山が名物で、北海道はじゃがいもを片栗粉で練り上げて餅状にしたものでまったく別物。和歌山は南部町梅林の観梅期の名物で、蒸かしたさつまいもを餅に搗き込み、あんこを包んでキナコをまぶしたもの。

imomochi2.jpg餅の部分がやわらかくて、ほにょほにょとした口触り。甘さもちょうどいいです。
梅を観なくても充分においしいです。でも、梅を観ながらだと、うっとりすると思います。

前回も買って帰った金山寺みそ。今回、いただいたのは「茶粥に、ご飯に」とラベルに書いてありました。
地元の方に聞いたら、番茶をよく煮出して、米を入れて炊くそうです。
昔からよく食べている定番だとか。

どうやら山がちな紀伊半島では、田んぼが少なかったため、米に何かを加えておいしく食べてきた食文化があるのかもしれません。その辺りのことは2月中旬に開催される「食の文化祭」でぜひ、探ってみたいです。

そうです!
今回、町の有志のみなさんといろいろお話しした結果、次回は「食の文化祭」をやってみようということになったのです。
各地で開催されている食の文化祭を紹介したところ、
「そんなん、うちらでもいくらでもあるワ」
「料理なんか、毎日、やってるんやから」
といきなりテンションがアップ!

ここの女性のパワーはものすごいです。
エネルギーが充満していて、ビッグバン間近という感じがします。

「ワタシばっかり忙しぃて、ウチのダンナを活性化せんと」
「またみんなで昔みたいに力を合わせたら、いろんなことができると思うんよ」
「みんながお茶飲める場所とかもつくったら、いいんやないかしら」
「ここは人情のあったかいとこやから・・・」
とまあ、こんな意見が同時多発言(誰かが口火を切ると止まんなくなります)する会議なのでした。

南部町と南部川村の合併は、山と海の合併のようなもの。
山と海にそれぞれ暮らす人たちがつながれば、何が起こるか。
先週末、数人の方が海と山が出会う里=町場の商店街周辺の町歩きをしました。
商店の人に話を聞いたり、歩いたことがなかった路地裏や古い商家を眺めたりしてみたら、たくさんの発見があったそうです。

まずは何があるのか、自分たちがどんな暮らし方をしているのかを調べることがすべての基本です。
因果はめぐるとはよく言ったもので、物事は必ず原因と結果があるのですから。
(わかっているけれど、なかなかねぇ。どうせなら良い因と果を生みたいものです)

南高梅と備長炭という2大スターを抱える町の人口ピラミッドは逆三角形ではなく、全国的にみても珍しいほぼ棒状です。
そんな町でも、かつては賑やかだった商店街にシャッターの下りた商家が目立つようになってきました。
minabenokai.jpg2大スターがひっぱってきてくれた南部の町ですが、今度はたくさんのユニークなスターの登場が必要になってきたのかもしれません。
みなさんの顔ぶれを見ていると、スターには事欠かないような気がします。

梅が満開になる2月中旬には、梅の香りが町内に漂うとか。
私は花より団子、になってしまいそうです。



posted by 風土倶楽部 at 13:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 和歌山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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