2007年01月14日

韓国では、歌を歌って地産地消

localfood.jpg1月11日(木)に社団法人国際農業者交流協会主催、農水省提唱による地産地消国際シンポジウム「豊かな食文化の再発見 〜地産地消の新たな展開を求めて〜」が開催されました。
私は午前中の基調講演だけ参加してきました。

「地域に根付いたフードシステムを築く」では、アメリカカリフォルニア州CSA農場経営者であり、農家とともに支える地域社会同盟会長のレッドモンドさん、

「国際スローフード運動の現状と今後」は、スローフード協会本部国際部長のクローチェ氏

「身土不二運動の現況と課題」は韓国農協大学客員教授のイソン氏
がそれぞれ講演をしました。

グローバル化による食の画一化や食文化の喪失、農業の大規模化による土地の疲弊や水の枯渇を阻止するために
地産地消を促進しよう!
そのために、地元のものを食べよう
ラベル・ロゴをつくって、地域のものとわかるようにしよう
ファーマーズマーケットの開催を促進しよう
学校・病院などでの地元食材の使用を促進しよう
CSAで地域の小農家を支援しよう

とさすがアメリカの動きは具体的です。

理念をばーんと前面に出して、後は明確にした具体を実現化していく、というのはどうも欧米人の得意とするところ。
日本はどうしても理念とかスローガンが多くて、具体の積み重ねとなるとムードに流される、あるいは「何のために」という視点がいつのまにかソフィスティケイトされすぎてわからなくなり、言葉だけが先行してしまう傾向にあるように思えます。ロハスとかがよい例です。

イタリアからのお話は、地域間格差が主なテーマで、世界の人口60億人のうち、8億人が飢餓や栄養失調で、16億人が肥満に悩んでいる。16億と聞いたような気がするのですが、ちょっと多すぎ?でも、英国では4割のこどもが肥満だと言っていたから・・・。糖尿病、循環器系の病気も増加中・・・食の課題、大切さを強くアピールしていました。

面白かったのは韓国です。
身土不二や地産地消をテーマにして歌っちゃうんです。
それが大ヒットしたそうです。

shindofuji2.jpg

これはキムチ、味噌、醤油という歌。
横に書いてあるのは歌詞らしいのだけれど、こんなんでメロディに乗るのか?謎だ…。
演歌みたいなのかしらん。
イソン氏がパソコンの環境が整わなかったのでお聞かせできないと言っていてとっても残念でした。
というわけで韓国では、身土不二とか、地産地消の理念は浸透したのだけれど、これからの課題は具体をもっとやることとのことでした。

言葉先行型日本、歌先行型韓国、似ているようで・・・うーん。理念が浸透するだけ韓国に軍配!?
農業への危機感と地産地消の動きは世界的な傾向だということがよくわかるとともに、それぞれのお国ぶりが出ていて、興味深かったです。

CSAとは、Community Supported Agriculture 地域支援型農業の略。

ラベル:地産地消 食文化
posted by 風土倶楽部 at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 首都圏情報&食事情&おいしいお店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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