地域を捉えるためには、まず、高いところに登れとは宮本常一氏もおっしゃっています。そこで前回も訪れた、橘湾を一望できる雲仙岳からの風景をもう一度、見ようと雲仙温泉に行ってみたら、山の資料館の展示で大発見!
いうなればカルデラ湾です。
あらためて地図を見てみれば、一目瞭然!
海底深くにはマグマだまりがあって、そのマグマが斜めに地中を昇り、普賢岳の噴火となりました。

これは島原半島にちょこんと突き出た国崎半島の先端から雲仙岳、普賢岳を望んだところ。対岸は小浜の温泉街などです。
カルデラだとわかってみれば、阿蘇の平地部分に海水が満たされたような風景ともいえます。
地元の人にはあたり前のことかもしれないけれど、カルデラだと知ったとたんに島原半島の風景が興味の尽きないものになりました。普賢岳の噴火がいかに大変なものだったのかもよくわかります。
マグマだまりがあるせいか、温泉の湯量はとにかく豊富で、ほとんどがかけ流しです。泉質もすごくよくて、ゆっくり温まれば、いつまでもからだがほかほかしています。
もう一度見たかった雲仙岳からの風景というのは、まるでからだが空に浮かんでいるような、まさに雲の上の仙境を感じさせるもの。
「雲仙」とは、まったくすごい地名を誰が考えたんでしょうねぇ。
ところが山の資料館で「カルデラだ!」と感動しているうちに雲ってきて、「ありゃ、これじゃあ、行っても見られない」ということで断念することになってしまいました。
仕事抜きに温泉にも浸かりたいし、ぜひ、再訪したい島原半島です。
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