2007年02月05日

島原半島を行く その3 心地よい旅館の条件

先日、放送されたNHKの「地域発 どうする日本 誰が支える!あなたの食卓〜点検・農業改革〜」についていろいろ考えたいと思いつつ・・・時間があ。
恐ろしいスケジュールのドツボにはまりつつあります。

もうこなったら、居直り状態でございます。
忘れないうちに(最近はすぐになんでも忘れてしまう。忘却こそが人生を居心地よくしたりして。このブログ、ワタシの備忘録になりつつあります)、とりあえず小浜温泉について。
訪問されるときの参考にしてください。

小浜温泉は、見た目は熱海が狭くなったようなロードサイドにもくもくと湯煙が立ち、温泉旅館が立ち並ぶよくある温泉街。
でも、意外に…なんて言ったら、怒られてしまいそうですが、ちょっとゆっくり見回してみると、なかなか楽しめます。
まずは、現在一人勝ち状態の国崎旅館はこちらでございます。

kunisakiryokan.jpg

シックな風情になんともそそられます。
ロードサイドから一本入った通りにあり、海が見えるわけでもないのに、なぜか客足が耐えない。
と聞けば、行くしかないでしょ。
外観はかなりワクワク感あり。
kunisakiryokan2.jpg中に入ると、ノスタルジー調満開です。





kunisakiryokan4.jpg kunisakiryokan3.jpg

店主いわく「うちはここからここまでしかない、小さな旅館です」
確かに玄関を入ってすぐに廊下があって、部屋があるだけ。
でも、細部にまで神経が行き届いていて、豪華じゃないけれど、お洒落に住んでいる友人の家に招かれたような心地よさがあります。

osake.jpgお風呂にも一工夫があって、小窓からお酒を差し入れてもらえたりします。
温泉で一杯って、誰しもやってみたい小さな夢。
そんな夢を一つずつ叶えてくれる旅館です。

国崎旅館
長崎県雲仙市小浜町南本町10-8
TEL:0957-74-3500
1泊2食で14000円〜

hartpia.jpg

笑っちゃったのがこのお隣さん。
ウェルハートピア雲仙とやら。この対比、すごいでしょう。
国崎旅館の評判をより一層上げているのは、ひょっとしたら、このお隣さんかも。


okamoto.jpg

ロードサイドの海側には、こんなステキな洋菓子店「シェ・ダムール」があります。
オーナーシェフの岡本さんのセンスのよさはかなりのもの。
お菓子のおいしさはもちろん、このロケーションにお店を建ててしまうところがすごい。


okamoto2.jpg okamoto3.jpg
オープンしたばかりのカフェは、もう、海しか見えない!
前回の記事でご紹介したカルデラ湾が目の前にどーんと広がります。

okamoto4.jpg guruguru.jpg

こんなお店が1軒あるだけで、無粋なコンクリートの護岸が続く海辺の風景が急にロマンチックになるから不思議です。
店内にはスタッフのプロフィールがカフェに行く壁に貼り付けてあったりして、とてもウェルカム気分が漂っています。
シェ・ダムール長崎県雲仙市小浜町マリーナ18−1
0957-74-5288
こちらをご参照ください。

私たちが宿泊した「つたや旅館」は、なんの変哲もないロードサイドの旅館ではありましたが、2年ほど前にリニューアルしたという館内は随所に工夫がされていて、居心地がよかったです。
たとえば洗面器が陶器だったり、トイレがフローリングだったり、お風呂がきれいだったり、タオルが心地よかったり、従業員のおばさんたちが元気よく挨拶してくれたり、朝食がなかなか充実していたり・・・で、1泊朝食付きでなんと6300円!!!
おまけにシングルOKで、和室で一人で泊まれます。
ビジネスユースを心得た、なかなか心憎い旅館でした。

国崎旅館とシェ・ダムール、つたや旅館と、ちょっとしたことだけれど、その「ちょっと」が積み重なると、うれしい、心地よい、につながるのですね。
小浜温泉は、観光というよりも湯治場だったから、ちょっとずつの心地よさを大切にしているのかもしれません。

unzen5.jpg

ところで山の上の雲仙温泉と小浜温泉は同じマグマだまりに熱せられているのに、泉質はまったく異なるそうです。
地層が違うと溶け出す成分も違ってくるのでしょう。

どちらも、廃屋がちらほらあったりして、温泉地も競争激化で大変そうです。


ラベル:温泉 半島
posted by 風土倶楽部 at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 長崎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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