ちょっと一息。どっと疲れが出てしまった…。
次は3月峠。はあ。
探していたすごーくおいしい梅干し発見!
梅の町だから梅干し商品は山ほどあるけれど、減塩のものが人気で添加物が入っているものが多い。塩が少なくなれば、保存のために必

私もすごくすっぱいのは苦手。でも、梅干しを食べるのに添加物はやはり・・・ということで探していました。
ここに至るまで、今回、何個梅干しを食べたかしらん。
1年分くらい食べたかも。


いいネーミングです。
その製法の秘密は備長炭にあり!
梅を漬け込むときに備長炭を一緒に入れるという製法で、通常20%ほどある塩分を13%まで減塩に成功。
ここでも梅と備長炭の融合が!


右はハチミツ入りだけれど、やはり添加物なし!
器は10年前の私の作品でございます。
みなべらしい商品が誕生していて、聞いているだけでうれしくなっちゃいました。
栽培方法も「良い畑を後世に残したい」と除草剤を使わず、有機肥料を使っています。
後継者たちが、果敢に挑戦した梅干しはおいしくて、からだにも、自然にもいいものなのです。
風土倶楽部で販売させてもらうつもりです。

恵子さんも、ゆうじさんも、つくれる量は限られているので、これ以上はつくらないと決めているとか。
もっと多くつくろうとすると、ほかの人から梅干しを調達しなければならず、そうなるとまたつくり方が変わって、味まで変化してしまうそうです。
梅干しは作り手の手によって、味も色も異なるほどデリケートなものということです。
ところでこんなものあったらいいなとふと思いました。
景子さんみたいな人が喜ぶようなモノ(なんだかわかんないけれど、量販店にはなさそう)とか、
私みたいな訪問者が「探していたのぉ!」とうれしがるような「塩梅」みたいなモノ、
たとえば、
梅干しをおしゃれに入れておけるような容器や壷とか、
梅干しがむちゃくちゃおいしそーに見える小皿とか、
梅干しに合うお茶とか、それを入れる湯のみとか、
梅干し茶漬けを食べるお茶碗とか、
食卓で備長炭で焼き鳥を食べられるコンロとか、
そんなものもあったら、喜んじゃいそうです。
そして、のんびりできて、おいしいものがつまめるような場所があればいいなあ。

そうそう、梅染めもよかったです。
梅干しで染めたのかと思うほど、ステキなピンクなんだけれど、すべて梅の木で染めたものですって!

やはり絹糸が一番発色がよいとか。
さぞ、手間がかかっているのでしょうねぇ。
梅の精が身にまとっていそうな美しさでした。

このところ、気に入った木のスプーンを見るとつい買いたくなってしまいます。
一度木のスプーンを使いはじめるとステンレスはどうもいけません。
さて、さて、あのKEIKOさんたちはどんな“みなべワールド”を展開してくれるのでしょう。
楽しみにしています!
後1回つづく・・・