昨日より、山形県真室川の「うつわの会」による作品の展示販売を開始しました。
真室川では、結城登美雄師匠と時松辰夫師匠による指導のもと、町産材を暮らしに生かす器づくりが2年前から始まりました。




今回の作品は、杉の木でつくった折敷(おしき)、稲藁を巻き上げて、ウレタン塗装して漆仕上げをしたもの、梅の箸や菓子楊枝などが中心です。
素敵なカードには、
山と川、田畑の恵みを生かした料理
ブナ原生林、カツラの巨木、深い山
里山に向き合い繋がれてきた暮らし、そして深い雪
漆をはじめ地元の素材を利用した手仕事の歴史
番楽、わらべ歌…受け継がれてきた伝承文化
真室川にはたくさんの宝があります
地域の宝物を活かした
「豊かで美しい暮らし」を取り戻したい
そんな想いを抱いて器づくりに取り組んでいます
とあります。いい文章ですねぇ。

(画像は指導中の師匠)


この地で培われてきた手仕事の文化を器づくりで甦らせたいと、若い人や女性を中心に取り組んでいます。
時松師匠のチェックの目は厳しく、今回も間際までOKが出ない!とハラハラさせられましたが、どうにかお墨付きを得た作品が到着しました。

ぜひ、みなさん、お近くにいらした折にはお立ち寄りいただき、
真室川の人々の暮らしに根ざした器づくりをご覧になってください。

ラベル:器
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