2014年01月05日

観劇日記 モンテクリスト伯

梅田芸術劇場で「モンテクリスト伯」を観劇。
「ヨーロッパ・韓国で絶賛された壮大なミュージカルロマン」とのことだったけれど、壮大さはなかったなあ。
レミゼラブルやロミオとジュリエットと同じ2時間半ほどの上演時間。
なのに、物語の単純さたるや…。

エドモンが、2人の知り合いに羽目られて、牢獄に追いやられ、ファリア神父に助けられ、脱出。
女海賊に拾われ、モンテクリスト島でファリア神父の遺言通り財宝を得て、復讐に乗り出す。

原作を中学か高校のときに夢中で読んだ。
それこそ壮大なお話でワクワクしたっけ。

だから、ミュージカルになったということでレミゼラブルみたいにミュージカル化されたのかな?と大きな期待を抱いて観てしまった。大枚をはたいて。

エドモンを陥れる悪党たちが、小物すぎて、壮大さがまったくない。
お金と女と権力に支配されている悪党らしいけれど、背景も、キャラクターも描かれないから、お話が単純すぎる。レミゼラブルのジャベールやティナルディエのような「悪」の奥深さがない。ロミジュリのティボルトの苦しみもない。

女海賊がもっと活躍するのかと思えば、それもほとんどない。
彩吹真央(ゆみこさん)と濱田めぐみのWキャストにする意味ってなに?
「本当か嘘か」1曲程度じゃないの。
「ローマのカーニバル」はすぐに終わっちゃったし。
もったいなすぎ。もっと聴きたかったなあ。

ラスト近く、メルセデスがエドモンのところに来て、「彼とは別れてきた。あなたとこれからは過ごしたい」と急に言うのもびっくり。勝手にまとめに入らないで〜。

ワイルドホーンだけあって、曲はメロディアスでいいのだけれどねぇ。
再演になっても、たぶん行かないなあ。

ちょっとご機嫌ななめなのは梅芸の客席案内係りのせいでもある。
始まって15分ほどたったころ。隣の席に係りが遅れてきた女性を案内してきた。
曲は、メルセデスとエドモンの二重唱の一番盛り上がっているとき。
私の視界はさえぎられるし、歌もなんだかわからなくなる。
それはないでしょ!
なんのための係りなわけ〜。ぷんぷん。
高いチケット代払っている身になってほしい。
クラシックのコンサートなら、曲が終わるまで待たされるのが当然。
ミュージカルだって暗転したときとか、歌の入ってないときにするのが当たり前でしょ。
ちゃんとどの時点なら、案内しても可能かぐらい抑えておくべき。
腹がめちゃくちゃ立ちました。
その場で怒るわけにもいかず…。
梅芸って、それなりにちゃんとした劇場という印象だったけれど、そうでもないのかもね。

奇しくも、3日の星組ナポレオンとほぼ同じ時代から始まるお話。宝塚と比べると、やっぱり地味だわ〜(笑
石丸さんも素敵だったけれど、私は、キンキンキラキラで、素敵なちえさまが歌ってくれるほうがドキドキしたな〜。

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ラベル:ミュージカル
posted by 風土倶楽部 at 18:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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