2014年07月25日

観賞日記 映画「怪しい彼女」

「怪しい彼女」
面白かった〜!
韓国で800万人動員した映画で、映画好きな友人たちが、かなり持ちあげていた。
ほんとかなあ〜・・・と思いつつ、足を運んでみたら、大当たりだった。

人を人とも思わないような口ぶりで、人の弱いところががんがんついてくる、いわゆる嫌味な毒舌ババアのオ・マルスン。嫁は、その毒舌にくたくたになり、ついに心臓病で入院。マルスンは施設に入れられそうになり、家出する。ふと立ち寄った写真館で魔法にかけられて、気が付いたら、20歳の自分になっていた・・・

というファンタジーのような展開。20歳のおばあちゃんが、歌唱力を武器に、おばあちゃんと知らない音楽アーティスト志望の孫と一緒に音楽活動をすることになる。
憧れのオードリー・ヘップバーンにちなんでオ・ドゥリと名乗るオ・マルスンの言動は、古臭いけれど、不思議な魅力を放ちはじめ、周囲の人々を巻き込んでいく。

細部にまで目の行き届いた脚本と構成で、荒唐無稽な話なのに、すぐに物語に入っていける。細部がリアルだから、笑える。

オ・マルスンは、一人息子を身ごもってすぐに夫に先立たれ、苦労して、教育を受けさせた息子は、今では、大学教授になっている。その専門が老人問題というところから可笑しい。自分の家庭の嫁と姑の問題させ、解決できないのだ。
女手一つで息子に高等教育まで受けさせるためには、並大抵の苦労ではなかったようで、人から恨まれるようなこともあえてしたという過去がある。

彼女の毒舌の裏には、そんな人生を生き抜いてきたという自信に裏付けされていて、誰も反論できないところに、言われた方がいら立つ。
外見は20歳なのに、その人生経験でババくさいことを平気で言い、行動するところがとても面白い。
オ・マルスン役のシム・ウンギョンのうまさに脱帽。
2人1役という難役をこなしたうえに、歌唱力もある。
映画の中で歌われる曲を誰か日本語でカバーしないかなあ。

オ・マルスンは、オ・ドゥリになって、思うままの人生を初めて味わうことができるようになる。
そして、恋も・・・。

笑って、笑って、泣いてしまう、そして、最後にまた笑える最高の映画の一つだ。


ラベル:映画
posted by Luna at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 極私的観賞日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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