2014年10月27日

演劇人祭特別篇

歌舞伎座で開催された「演劇人祭 特別篇」
5年に一度開催されているものだけれど、今年は松竹が歌舞伎座で歌舞伎興行を始めて100年、宝塚が100周年ということで、4年目に特別篇として開催されることに。
歌舞伎座は、女性で占拠されとりました。ちえさまファン、どれだけいるねん!

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Fotor_141444577567277.jpg 45分ほど前に友人と待ち合わせをするので到着したら、歌舞伎座の前で植爺にばったり。
入場するのに並んでいたら、小林公一理事長が2人前に並んでおられた。
歌舞伎座なのに宝塚していて、うれしくなっちゃった\(^0^)/



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あきらめていたチケットが、まるでちえ神さまが降臨したかのように手元に降ってきて、行くことができた。
総合司会は檀れい。美しい…

まずは座談会が約50分。
出席者の共通項として海外公演がテーマに取り上げられた。
コーディネイター役をしていたのは、世田谷パブリックセンターの永井多恵子さん。
やはりツレちゃん、トークがうまい!
パリ公演では、テレビに招かれて出演したときに、いじわるな司会者に「レビュー本場のパリに、よくも日本からレビューを持ってきたな」といきなり先制パンチ。それに対して、「ものすごく勉強して、お稽古してもってきた。あなたたちも、勉強して歌舞伎を日本に持ってきたら?」と返したら、司会者が二の句をつけなかった。やるなあ〜。

それ以外にも、布で波を表現する舞台をやったら、拍手喝さいだったとか。日本じゃ、どうってことないのに。
なにかを披露する前に日本では、まず拍手をするけれど、あちらでは終ってからが基本。
上級生と下級生の上下関係も、今日の檀れいが直角にまがって、よろしくお願いしますのあいさつに来たのを、がんばってねと鷹揚に返したとか。。。楽しませてくれました。
植爺は、檀れいの中国公演のときの人気のすごさに驚いたと引き合いに出していた。
海外公演は女性ばかりで大変でしょうという永井さんに、「音楽学校のときから団体で鍛えているから大丈夫」とのこと。

松竹副社長や梅玉さんの話は・・・・素通りしちゃった。すんません、ヅカファンなもんで…(笑

玉三郎さまと中車さんの「瞼の母」の朗読劇は、聞かせていただきました。
忠太郎、かわいそう・・・
でも、9歳のときに死んだと聞かされてきた母にしたら、今、穏やかな日をここでもうけた娘とともに過ごしているのに、本当かどうかもわからず、いきなり来られても抱きしめるわけにはいかない。それも渡世人になって現れた息子を。母には母の事情があった・・・
今なら、遺伝子で判明するのにね。母を恋う忠太郎の心情がものすごく伝わってきた。さすが中車、というより香川照之だったけど。

ここですでに1時間半ほど経過。いつもなら休憩に入るところが、そのまま続行。
いよいよ「宝塚歌劇100 夢紡ぎ続けて」に突入。
ルンルンしていたら、まずは100年の歴史を殿堂とかでやっていた映像で見せられた。
それ、もう、よくわかってますから〜状態のヅカファンたちも、大人しく観る。
歌舞伎座だから、いい子にしてないとね。

そしていよいよちえさまご一行の登場!
袴姿の薄化粧。とってもさわやか〜。
吉田優子先生のピアノで、まずはモンパリ、花詩集(だったかな?)などをことちゃん、ちえさま以外で歌い、毬乃ゆいが虞美人草をソロで。
その後、ちえさまがなんと!越路吹雪の筏流し、こーちゃんファンの我が家にとっては垂涎もの。
この間、バックには当時の映像が映されている。

そして、ベルサイユのばらの大成功が紹介され、ことちゃんがアンドレのセリフを言ったあとに「白ばらのひと」を歌った。これが、もう、なんとも素晴らしくて、聞き惚れました。ことちゃん、すごい!

そして、そして、なんと!ちえさまが最後のダンスを披露。
思わず椅子から飛び上がって喜んでしまいそうだった。

袴姿で歌うちえさまの最後のダンス。そんなものを観て、聴けるなんて…夢にも思わなかった。
来れてよかった・・・しみじみ・・・

が、「最後のダンスはおれぇのもの♫」のところが、ちょっとはぎれが悪かった。
どうしちゃったの?ちえさま。
でも、これは帝劇エリザベートの予告なのか?と勝手な妄想(笑
終わったときの拍手がものすごくて、会場の9割はちえさまファンだと確信。

最後に全員で100周年の式典の歌とすみれの花で終わり。
舞台を一巡して、花道に出て、ちえさまは3階、4階が見切れない場所でちゃんと止まって、いつものように視線を上にも送っていた。

袴姿のちえさま・・・シミュレーションしちゃって、うるうるしてしまった。
次に袴姿をみるのは・・・いや、お正月がある、いきなり3月、5月じゃないはず・・・。
でも、あのお姿で大階段を下りてくる日が…ぐすっ。

宝塚組の出番はあっという間だった。
ここで20分の休憩で、梅若玄祥さんと藤間勘十郎さんの舞踊「花月」と、いよいよ人間国宝、坂東玉三郎さまの「鉤簾の戸(こすのと)」という恋の情緒を描く「艶もの」の代表作の地唄舞に。

花月の方は、能の「花月」から清元による演奏の舞踊作品とやらで、なんだかよくわからなかった。
ただ、勘十郎さんの扇の動きを見ているだけで幽玄の世界に引き込まれそうなことは確か。
先日、能楽堂で観た「桜の森の満開の下」は、この方の企画と演出。なるほど、この世界があってこその、あの世界だったのね、と得心。

そして、ラストを飾ったのが玉さまの地唄舞。
舞台の上に妖気が漂ってましたね。
女というよりも妖女。男でもなく、女でもなく、そういう生き物。
それはちえさまの舞台姿にも通じるものがある。
玉さまも勘十郎さんの踊りにも、ねっとりと重くなった空気を割くような扇や指、手の使い方がある。
ちえさまの指先や振りの動きと重なって見えた。

舞台の上だけに存在する不思議で、たとえようもなく美しい生き物たち。
いいものを見せてもらったひとときだった。
こんな舞台に引き寄せてくれたちえさまに、またまた感謝でした。

さて、いよいよレジェンドに向けて動き出すちえさまなのだ。

演劇人祭は、11月30日0時から1時半にBSプレミアムで放送されるらしい。
2時間50分が1時間半に短縮されての放送。宝塚の部分はカットしないでそのまま放送してね!

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紅子が急病で出られず。どうした!さゆみちゃん。大切な風共が待っているというのに。
ただ、この日の流れでは、いなくてもまったく大丈夫だった。
いたら、なにを歌う予定だったんだ?
大きな謎が残ったのでありました(笑




posted by 風土倶楽部 at 17:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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