2015年05月11日

ついにラストデイ 「黒豹の如く/Dear DIAMOND」

ちえさまとお呼びし始めたころから、2年。
再演の「ロミオとジュリエット」を観て以来、とても「ちえちゃん」とか「ちえさん」とか呼べなくなった。
もう「ちえさま」とお呼びするしかない!
そのぐらい衝撃的な舞台だった。こんなにも登場人物に心を寄せて観ることができるのは初めてだったかも。
それは、ロミオの心情がすべて手にとるようにわかるから。伝わってくるから。
雪組ベルサイユのばらの特出アンドレも、そうだった。
もっとも驚いたのは、REON2でのこと。
ライブでも、歌、ダンスから、メッセージがびんびん伝わってくるのだ。
この公演は、1回しか席が取れず、それも一番後ろの端の席だった。
なのに、ちえさまの心はちゃんと伝わってきた。
なんてすごい人なのだ、と終演後に茫然として家路についた。いや、どうやって家に帰ったか、あまりよく覚えていない。

もっと早くから、ちえさまを見ておけばよかった…と激しく後悔した。
だから、それからは、今までの見なかった分を取り戻すように、できるだけ回数を観ようと思った。
そして、それがどんどん高じてきて・・

黒豹とダイアモンドは、何回見たのか、数えてない・・・
ほぼ毎週劇場に行っていたような気がする。
でも、でも、ついに、ついに、この日が来てしまった。

2,3日前から、ずっと心臓がドキドキバクバク。

どうなっちゃうんだろう、私・・・

すでに涙目・・・いや、黒豹の公演が始まってから、ずっと涙目。
いやいや、武道館公演も涙目だった。

ちえさまは、もう次のステップに進む時期なのだ・・・と自分に言い聞かせつつ・・・この日を迎えた。

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日比谷の街は、白装束の人でいっぱい。
という私も、一応白の上着なんだけど。

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ちえさまのお母様がいらしていた。
お隣はお兄様?

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ダイアモンドなペンライト。

全国で26,000人が見つめる舞台。

今日も、また、ちえさまは一分の隙もない演技。
お芝居は、はっきりいって細部が破たんしている(笑
なのに、アントニオの存在感は半端ない。
アントニオに謎はないのだ。彼が考えていること、心の動きががんがんこちらに伝わってくる。
こんなことができるのは、ちえさましかいない。

ねねちゃんが、前日の前楽でかなり崩壊していた。心配なほどに。
でも、ラストデイは、りっぱにカテリーナをやり遂げていた。

ほぼずっと涙腺崩壊状態だったけれど、一番崩壊したのは、組子たちが泣きながら笑顔で歌い、踊っているのを目の当たりにしたとき。
目の前のあーちゃん、どいちゃんと一緒に泣いて、笑った。
みんな、ちえさまのDNAをしっかり受け継いでがんばるんだよ〜。

そして、紅子のちえさまへの思いが、ものすごく伝わってきた。
いよいよ紅子の一人立ちのとき。これを乗り越えられたら、きっと未来が開けるはず!
がんばれ、紅子!

実は、最初はあまり紅子のことを好きじゃなかったけれど、ヅカ友に紅ファンがいて、見るたびに「今日は紅がこんなふうにやっていた」と熱く語ってくれるうちに、紅の進化をみるのが楽しみになってしまった。
ドラキュラのシーンも、最初は娘役たちに飲まれていたけれど、今は、ちゃんと紅子のシーンになっている。
願わくは、宝塚大劇場にいるうちに完成させてほしかったなあ。

ラストのデュエットダンスでねねちゃんを回すちえさまを見ているうちに、また、また、崩壊。
いったいいつから劇団は、こんなことを当たり前のようにやらせることにしたんだろう。
女性ですよ。
女性が女性をかついで回すことが、男役の必須演技だなんていつから?

3月ごろから、スカイステージでさまざまな過去のインタビューやトーク番組が放送されていた。トップお披露目の太王四神記のときに、羽を背負ってみたら、そのあまりの重さにたじろいだと言っている。
疲れ切った公演の最後に、あの羽を背負って大階段の裏の階段を駆け上り、降りてくる。
今から、6年前に大変なんだと言っていたちえさま。

それを6年間もやったちえさま。
他組のトップさんよりも、たくさん踊って歌って、ほぼ出ずっぱりで…
ほかの組のショーをみて、運動量が違いすぎる…と愕然としたこともある。

本当にお疲れさまでした。
羽を下ろして、はかま姿で階段を下りてきたちえさま。今日はなんて軽いのだろう、と思ったかも。

もう宝塚の舞台であなたを見ることができなくなるのは、とんでもなく悲しく、淋しいことだけれど、何度もみているうちに、檻の中で羽をばたばたさせている大きな鳥にちえさまが見えてきた。
もっと広い空を飛びたいよ〜、この空の向こうになにがあるか知りたいよ〜、と声なき声が・・・。

ちえさまは、いったいどれほどの人を幸せにしてきたんだろう。
私は、2年前ごろ、今までやってきたことの区切りが見えてきて、空虚な気分になっていたときに、ちえさまに出会った。どんなにか救われたことか。
ちえさまを通して、友人も増えたし、私の影響で母や叔母も、すっかりちえさまファンになり、家族で楽しむことができている。みんなでワクワク、ドキドキさせてもらい、たくさん笑った。

ちえさま、あなたに出会ってから、いいことばかり。
あなたは私のラッキースター!

最後のカーテンコールで、カーテンの前に出てきたちえさま&ねねちゃん。
ファンから声援が飛び交う中、どさくさにまぎれて、私も大きな声で「ありがとう!」と叫んでみた。
思い残すことは、私もなにもない。
これからのちえさまについて行くだけ。

18時ごろ、ご挨拶が終了。
劇場の中のガラス窓から、外を眺めると、すでに大勢の人が!

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映画館で中継を見ていて、戻ってきたヅカ友たちによると、終演後に特別映像があり、その中でちえさまが「怪我があるといけないから、今日はまっすぐお帰りください」というようなことを伝えたんだとか。

警備の人の数が半端なく、通りに手をつなぐようにして並んでいて、まったく列の中には入れない。

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シャンテと歩道に並ぶ人の間には、人が歩けるほどのスペースが残され、そこを立ち止まることはできない。
そう、帰ってきても、立って待つ場所はないのだ。
劇団側は、よく考えたものだ。

私たちは、事前にMUJIカフェを予約していたので、カフェのガラス窓から見下ろすことになった。
翌日、TBS系列で放送された終演後の映像は、すべてこのカフェからのもの。
今後の参考に書いておくけれど、ガラス越しだから、写真が鮮明に撮れないのが難点。一部始終を見ることは可能。私は、撮影はあきらめ、上から、眺めることに専念。

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ちえさまは、帝国ホテルに向かって歩き、交差点のところで、入りで乗ってきた車に再び乗りこみ、帝国ホテルの駐車場の方へと消えていきました。

今度、いつ会えるのかなあ。
ねねちゃんは、安蘭けい姐主演の「サンセット大通り」に早速、出演の予定。

ちえさまは・・・少しゆっくり休んでほしい。
そして、オトコのままでも、女っぽくても、なんでもいいから、私たちの前に戻ってきてね。
待ってる…。

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キャトルのこのディスプレイも、もうないのよね〜。ぐすっ…

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家でしげしげと眺めてみた。
これがあるってことは、夢じゃなかったんだ・・・

posted by 風土倶楽部 at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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