2015年10月09日

宮部みゆき原作映画「ソロモンの偽証」など

NYからの帰りの飛行機の中で「ソロモンの偽証」の前半を見てしまった。
デルタ航空よ、なぜ、後半もラインナップに入れておいてくれないの?
帰国後、速攻でTSUTAYAに行って、後半をゲット。
時差ぼけもどこかに行っちゃうほどの集中力で裁判を鑑賞。

宮部みゆきさん、すごい〜
人間の心の弱さが描き出されていて、息を詰めるようにして物語を追っかけてしまった。
本を読んで映画を観た友人によると、原作とは、少し設定が異なる部分もあるらしい。
いじめの問題を真正面から取り上げていて、ちゃんと解決策まで提示している。
正直ものが一番損をする設定も、きちんとあって、それがフィクションをすごくリアルにしている。
松子ちゃん、かわいそうすぎ。
出演者のうち、生徒たちの大半がオーディションにより選ばれた子たち。
柏木くんの第一発見者となる藤野涼子役の藤野は、蒼井優似の優等生タイプ。
柏木君の小学校時代の友人・神原役の板垣くん。ちょっと滑舌が悪いけれど、目力があるなあ。
一番難しい役だっただろう樹理役の石井杏奈。アイドルだったとは思えない迫真の演技で、永作博美の自己中心的な母親との絡みが、とてもリアルだった。
映画化が必要?と思うような映画が多い中、この作品はできるだけ多くの人が見ることで子供たちの置かれている現状を理解するきっかけになる可能性が高く、映画化の価値が十分あると思えた。

同じく機内で「ジュラシック・ワールド」を鑑賞。
なぜか日本語字幕がなくて、中国語字幕オンリー。
なぜ・・・
でも、なんとなくぼーっと時間つぶしに観てしまった。早回ししながら(笑
今回は、またしてもこのテーマパークは失敗したのね。
初回のジュラシック・パークの残骸まで見せておいて、過去にまったく学ばない施設。
食べられちゃう観客はいい迷惑。
パークの責任者であるクレアと、恐竜の飼育員オーウェンが互いに惹かれあい、観客ががんがん食べられているのにキスしたりしていて、おいおい…
英語がわからないだけでなく、飛行機のエンジン音で不明瞭なため、ますます?なんだけど、なんとなくクレアが集客のためにますます強い恐竜を遺伝子操作で誕生させようとしていること、ヴェロキラプトルの知能を利用して、犬化しようとしていることなんかはなんとなーくわかった。人間のよくある失敗例の典型的なやつだ。
まあ、小さい画面で見る映画じゃないよね(笑

これも機内映画
Testament of Youth
戦争の現実を真正面から取り上げたイギリスのBBC制作の映画。
機内でやることがないから、じっくり見た・・・(笑
日本語字幕だったからOK。 
これはDVDだけで公開されてないのかな?
イギリスでは有名な女性作家の第一次世界大戦の経験をリアルに描いたもの。
上流階級出身のヴェラと、その弟、友人、恋人たちが戦争という現実に翻弄されていく。人間と戦争の本質を見据えようとした女性作家の視点が胸に迫る。
戦争に正義を見出し、上流階級に育ったものが引き受けるべき責任を負い、戦場へと向かう男たち。
その男たちを見送りながら、じっとしていられないヴェラは、自らも看護婦を志願し、戦場へと赴く。が、そこで見たもの、経験したことは想像以上の凄惨な世界だった…
BBCならではの硬派な映画で、戦争の無意味さをとてもよく伝えていた。
日本で公開しても、たぶんお客は入らないだろうなあ。

伊坂幸太郎原作の映画「フィッシュ・ストーリー
以前に観たときも、おお〜!!!という感じだった。
BSで放送していたので録画しての2回目の今回は、もっとおお〜おお〜!というぐらい面白かった。
好きだわ〜。私のベスト5に入るかも。
一人ひとりの何気ない思いや情熱が連鎖して地球と人類を救っちゃうなんて、まさにフィッシュストーリーなんだけれど、たぶん世の中はこんな感じで回っているんだと思う。
私の存在はあまりにも小さいけれど、だれかの何かにつながって、どこかでなにかになっているかもしれないんだよね〜。
ええ話や〜。多部ちゃんのコメディエンヌの才能は素晴らしいね。
これもアミューズ。ちえさま所属の事務所だ。
株価も高値堅調だし、アミューズ、只者ではないなあ。


posted by 風土倶楽部 at 18:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 極私的観賞日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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