2007年06月03日

日本文化の危機 どうしたものですかねぇ

今夜は、日本再発見塾呼びかけ人総会なるものに参加してきました。
構想日本代表の加藤秀樹さんが、俳人の黛まどかさんと2年前から始められたものです。
1年に一度、地方を呼びかけ人の有名人と一緒に訪問し、現地で地元の人と交流するというものです。

呼びかけ人はたくさんいるけれど、今夜の出席者は、
黛まどかさん(うつくしい…どうも今日の男性陣はまどかさんのファンだらけのよう)を筆頭に、
千玄室氏、増田明美氏、田中優子氏、坂東三津五郎氏、茂木健一郎氏(まどかさんファンらしい)、わたせせいぞう氏(ご自身のイラストに出てくる青年が歳を経たみたいな感じ)、竹村真一氏、麹谷宏氏、小川後楽氏、野崎洋光氏(お久しぶり〜)、姫田忠義氏(お歳を召しました)、高橋世織氏、藤原誠太氏(相変わらずイケイケ)でした。

日本の技として、木曾のへぎ板職人の小林鶴三名人が、その腕を披露。

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へぎ板に見入る三津五郎氏。その一人おいて向こうは増田氏など。

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呼びかけ人が披露した2,3分ずつのスピーチによると、みなさん、このままでは日本の文化が危ういというのが共通認識でした。
13名の方の日本文化に対する考えが一気に聴けて、ちょっと得した気分でした。
さすがにみなさん、内容が濃いというか、話し出すと止まらない。

日本文化の危機
そう、かなり危ういです。
風前のともし火です。

が、有名な人が地元に行って、交流して、それからどうなるのかなあ……

茂木氏が、
「『もののあわれ』という感性なんてほかの国にはまったく理解されていない。日本人でさえも、日本文化はそんな簡単に伝わったり、わかったりするものじゃないとぼくは思っている」

「自分を認識する一番の方法は他人を鏡にすること。多くの他人と会って、映る姿をみることは重要。そして、本物で、熱意があれば広がっていくだろう」
といったようなことを言っていました。

交流って、そんなもんじゃないかな、と思っていたので、今日はこれを聞けてよかった、と思って帰ってきました。

今週の私」を読んでいると、みんな、個人ベースでがんばっているし、地道につながっていければ、派手さはないけれど、まあ、日本文化の伏流水みたいになれるのでは?と思うのだけれど、どうですか?

すばらしきかな、日本文化
へぎ板!
名人と渋澤氏(樹木環境ネットワーク理事長で、LJ21の理事)の後ろにあるのがへぎ板を使った衝立など。

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本当に素敵です。
木の内部にこんなに輝く素肌が隠されているなんて。
時を経ても、色が落ち着くだけで、艶は変わらないそうです。
室町時代ごろまでは、こうして木を割って使っていたと。
のこぎりは後で、斧が先だったそうです。

この技がこれから生き残るには、何かうまい活用方法があるはず。
それを考えましょうよぉ!

posted by 風土倶楽部 at 00:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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