2016年07月04日

赤坂ACTシアター 宝塚雪組「ローマの休日」と「柚希礼音が踊る!魅惑のアルゼンチンタンゴ

早霧せいな(ちぎちゃん)と咲妃みゆ(ゆうみちゃん)に「ローマの休日」をやらせよう!と考えた劇団は、いつもながら、宝塚というものを知り尽くしていると思った。

素晴らしい。

誰もが知っている映画の香気を残しつつ、宝塚ならではの愛と夢の世界を展開。
むしろ歌とダンスが加わって、映画以上に楽しいものに仕上がっていた〜!

観ている間中、笑顔になっちゃったし、うるうるしちゃったし、これぞ、まさに宝塚!
こうでなくっちゃね!

単にバックにローマ市街の映像を流して、ベスパを回り舞台に乗っけているだけなのに、二人と一緒にローマの観光名所に行った気分になれた。そんなに豪華な舞台セットというわけでもないのに、ちぎちゃんとゆうみちゃんが作り上げる世界観に馴染めちゃう。
「伯爵令嬢」でも、驚いたけれど、夢の世界を出現させる力技がお見事としか言いようがない。

なぜ、そういうことができてしまうのだろう・・・
ゆうみちゃんがちぎちゃんを尊敬しまくっているのは、インタビュー番組などでよく目にするシーン。
目が♡になっているゆうみちゃんを少々もてあましているちぎちゃんが、いつも面白すぎる。

ゆうみちゃんアン王女をしっかり支えつつ、トップを務めるちぎちゃん。
男前〜。野心たっぷりで、優男のかっこよくないジョー・ブラッドレーを共感できるいい男に演じていた。

自分の役を表現しつつ、相手役をしっかり受け止めるちぎちゃんの懐の深さが、ゆうみちゃんの役作りを深め、それにより、ちぎちゃん自身の役も、完成度が増す。そんな相乗効果を得ることができるコンビなのかな。
ちえねねコンビも、お互いを高見に引き上げようと、毎回、幕が降りて袖に行ったときに反省会をしていたと言っていたっけ。
宝塚は、トップコンビが作り上げる世界を組子が支えるという特殊な舞台だから、二人の息が合ったときには、期待以上の愛と夢の世界が舞台上に出現するのかもね。

月城かなと(れいこちゃん)がナルシストのイケメン美容師を楽しそうに演じていて、新境地開拓、かな。
彩凪翔は手堅いアーヴィングだった。歌がうまくなったな〜。

途中、二人がかわいくてうるうる、ラストは切なくてうるうる、フィナーレのタンゴのデュエットダンスがステキでうるうる。笑いつつ、泣きながら観るという忙しい2時間半だった。

雪組にハズレなし!
田淵氏、できる人ね。2017年宙組の「王妃の館」、期待できるかな。
映画は、つまんなくて途中でギブアップしたんだけど…。

組子全員全力投球で、観ていて本当に気持ちのよい舞台だった。

ちぎちゃん、もう少し太らないと・・・大丈夫かな。

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夜は、BSジャパンでちえさまの「柚希礼音が踊る!魅惑のアルゼンチンタンゴ」が放映された。
2時間近くも、ちえさまだけを見られるなんて、なんと幸せなひととき。
タンゴの本場で悪戦苦闘するちえさま。怪我をして痛みをこらえたり、厳しいダメだしに茫然としたり、新しいことを発見して目を輝かせたり、いろいろなちえさまをたくさん見ることができて、本当にうれしかった。
テーピングして、アイシングして、必死にダンスを完成させようとするちえさまの姿を初めて見て、今までの舞台も、こうして必死の思いで作り上げてきたんだろうと思うと、ばあやは涙、涙、でございました。

ファンでいてよかった〜。
これからも、ずっとついていくもんね。

posted by 風土倶楽部 at 11:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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