2007年06月06日

都会と地方のネタ格差 みつばち編

6月4,5,6日で公演中のオペラ「銀ぱち物語」にご招待いただき、観て来ました。

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NPO法人銀座みつばちプロジェクト代表の高安和夫さん。
この通り、フジワラ化=みつばち大好き化しています。
紙パルプ会館の田中淳夫さんも。

みなさん、すっかりみつばち&はちみつにはまってしまったんですね。
2年前の年末、当事務局の浦嶋がお二人にみつばちプロジェクトについてお話しした途端、火がついて、ついにオペラまで上演してしまわれました。
当時、当クラブでは国際フォーラムや大手町での養蜂を検討していたのですが、結局、叶わず、銀座が先行したカタチになりました。

何事も思い切りのよさと、それを実行してしまう人がいるかどうかという好例ではないでしょうか。
社民党のビルの上に続いて、銀座のビルの屋上に養蜂という生産の現場が出現したことは、都会人にとっては「大ニュース!」というわけで、このところ、メディアへの露出がすごいです。

LJ21主宰の東京はちみつクラブは、2004年から「みつばちプロジェクト」というブログを運営しています。そちらでも逐次報告していますが、各地で里山の保全活用に取り組んでいるNPOなどの団体へ、養蜂を提案し、その応援団を都会につくろうというのが目的の一つ。

熊本県菊池市のきらり水源村、三重県名張市の赤目の里山を守り育てる会などに提案し、それぞれで巣箱を設置しました。
が、日本みつばちなので、なかなか蜜が採れないというのが難点。
地方はどこものんびり、蜂の入るのを待とう、蜜もまあ、採れればいいや・・・。
どこかスローなのです。
みつばちの巣箱なんて、珍しいものではないですしね。
かなり日常化していて、
「あ、そういえば、あそこに置いてあるよ」とか、
「お寺の屋根裏に巣があるなあ」とか、思い出す程度だし。
きらり水源村では、数箱に入っているそうなので、近々、はちみつがお目見えするかもしれません。

ここが銀座と大きな違いですね。
銀座は商魂たくましく、お菓子やカクテルに使ったり、養蜂そのものを広報ネタに最大限に活用。
これって都会と地方のネタ格差かあ(笑)

オペラの内容は、みつばちの生態などをわかりやすく歌にしたものでした。
いや、もう、歌にしてしまうなんて、すごいエネルギーです。
惚れちゃったんですねー。みつばちに。

随所にみつばちは安全な昆虫であることが歌われていて、
東京はちみつクラブハニークィーンとしては、
こんなにみつばちたちが愛されているのはうれしい限りです。

オス蜂の結婚のときの生態を歌った「ただお一人のあのお方」の歌詞

かぐわしいその景色
あのお方が姿を現す
夢に見たあのお方

には照れちゃいましたけれどね(笑)
思わず巣に帰りたくなったりして…。

私は、当クラブではハニークィーンをやっていますが、あまり擬人化してみつばちを考えたことがありません。
面白い社会生活を営む生き物だわねーと。
自然との回路を取り戻すきっかけには最適だし、
はちみつはおいしいし。
ワインのようにはちみつを楽しもう!という食育プログラムを実施していますが、まさにみつばちのおかげで風土そのものを味わうことができます。

とはいえ、働き蜂が雌ばかりだから、つい、がんばれ!と力が入ってしまうのも事実。
黄色と黒の縞柄が好き!
って、タイガースの熱狂的ファンというわけではありませんよ。

今日は、本物のはちみつを明確にしていくために大学などの研究者が力を合わせようという会合に出ていました。明治初期まで日本みつばちしか生息していなかったため、養蜂のために改造されてきた西洋みつばちによるはちみつが根を下ろしている欧米とは、生活の中でのはちみつの位置づけに大きな隔たりがあります。
すべてはこれから、というところでしょうか。

posted by 風土倶楽部 at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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