2017年06月26日

お天気はままならない1 利尻島

6月6日〜8日に北海道利尻&礼文両島に旅行。
国内で団体旅行に参加したのは初めてかも。
予想以上に団体行動で…笑

一応マクロレンズとタムロン16-300mmを持参。
重かった〜

が、マクロレンズでじっくり撮影している暇などもちろんなく、結局、使わないまま。
この旅のために、あわてて購入していったタムロン1本でなんとか撮影したけれど、ほぼ記録撮影。

新千歳空港では、利尻空港までの飛行機が強風のため飛ばないかも・・・などと言われ、飛ばなかったら、どうなるのだ?と不安にかられた。まるで30年前のモンゴル旅行じゃないの。あのときは、バイカル湖のほとりで帰る日に、ウランバートルまで悪天候のため、蚊トンボみたいな複葉機を飛ばせないと言われ、おまけに目の前でかけてもかけてもかからない不調のエンジンを目の当たりにし、青ざめた。
なのに、なぜかかかったエンジンは快調で、2時間半後くらいに気が付いたらウランバートルに到着していて、チャイナエアで北京にちゃんと到着したのだった。

などということを思い出しているうちに、飛行機は無事飛んで利尻空港に到着。
またしても旅の始まりを盛り上げるためのサービスだったのか?と勘ぐってしまった。
が、稚内からフェリーで来た人たちも揺れて大変だったとのことで、利尻礼文は元来風の強いエリアで、よくこんな状況になるらしい。

最初の観光地の姫沼に到着したころには、先ほどの曇り空がウソのように晴れ、これは幸先のよい旅の始まりだと思っていたら・・・

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結局、晴れたのはこのときだけ。あとは曇天続きの旅だった。

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ミヤマオダマキ

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マイズルソウ?

とはいえ、花はどれもかわいらしく、目を楽しませてくれた。

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倒れた木の上では、カモの親子が和んでいた。
クマのいない島なので、安心して森の中を歩けるのがいい。

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最北の海だけあって、なかなか迫力がある。

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6月なのにダウンを手放せない冷たい風の中、カモメが卵を抱いていた。
防波堤から、すぐそばの岩場に巣があった。人間よりカモメの方が多そうだもんね〜。

ガイドから語られた石碑の由来がとっても興味深かった。
江戸時代末期に、アメリカ人で利尻島に漂流してきたマクドナルドという人がいて、日本の英語通訳の礎になったとのこと。
そのことを書いた吉村昭著の小説「海の祭礼」の紹介もあった。
自治体に頼まれて吉村氏が島を取材するなどして書いたそうだ。
本に目を通してみたら、マクドナルドが生涯日本に滞在して・・・かと思ったら、森山というのちの外交官に英語を1年足らず教えて、アメリカの軍艦に引き取られ帰国。その後、その森山がぺリー来航のときなどに役に立ったというドキュメンタリーっぽい小説だった。

マクドナルドは、インディアンとの混血で、白人優位社会を脱出して、日本で活躍したいという憧れを持って、捕鯨船で日本近海に来た時に一人で離脱して、利尻に上陸。長崎まで移送され、そこで幽閉されながら、森山と交流し、英語の基礎を教え、帰国した。
その森山が、福沢諭吉にも英語を教え、外交の分野で大きな影響を与えた人物になった。
小説には、マクドナルドがその後、どうなったのかがほとんど言及されておらず、気になる〜。ただ、日本滞在記といった回想録は書いていた。

とても優秀な人だったのに差別されて、つらい目にあって日本に命がけで来たのに、もっと滞在させてあげたかったなあ。
歴史というのは、名前を残せた人だけじゃなく、名もない人たちの積み重ねなんだなとも。
森山の生涯を大河ドラマでやったら、面白そう。

この夜、宿泊したアイランド・イン・リシリのサービスがとってもよかった。
また、泊まりたい!
ゆかたなどのロゴマークが「R」だしね(笑

朝、4時起きしての朝日。

あさだ1 利尻の夜明け.jpg


posted by 風土倶楽部 at 15:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 北海道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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