2017年12月15日

月組全国公演「鳳凰伝/クリスタルタカラヅカ」と ちえさまの来年

たまきち(珠城 りょう)の太ももに萌えてしまった・・・
がっちり系男役が好き( ^ω^)

と確認できた公演だった。
トゥーランドットのストーリーをほぼ踏襲しているけれど、オンナの嫉妬が物語の展開をもたらすきっかけとは、さすが宝塚!いい意味でも、悪い意味でも。

アデルマ(だったっけ?)の王女ご一行をカラフが助けたことが、物語のクライマックスにつながっていく。
あそこにオンナの嫉妬を入れると、タマラはそれに命をかけたみたいになっちゃわないか?
わかりやすくはなるけど。
エリザベートも、姑との確執という視点が強調され、物語が矮小化したようなあのパターンね。
まあ、宝塚だから、トップ二人が輝けば、どうでもいいんだけどね。

たまきちのカラフは、とても堂々としていて、トゥーランドットに一目ぼれする無理やりな話をとりあえず納得させてくれる力強さがあった。

ちゃぴ(愛希 れいか)のトゥーランドットは、父に認めてもらいたい反面、オトコに対する恐怖心もある乙女な王女。
オペラだと、ものすごい巨漢な女性だったりするから、とっても新鮮だった(笑)

カラフへの愛に目覚めていくのを表現したたまきちとの絡みのダンスの色っぽさに目が釘付けになった。
今回、一番印象に強烈に残ったシーン。
あのたおやかなしなやかなエロスの極みのようなダンスはなんなのだ!
ちえさまが、マタハリで今、一番必要としているダンスではないの!

ここにマタハリがいる!と思わず心の中で叫んでしまった・・・

ちゃぴ、やばい完成度だ

ゆうまの王様、タマルの海乃 美月、これが最後の公演となった専科の箙 かおるの父・・・芸達者が揃っていて、アルカディアに引き続き、月組の組子の充実ぶりが感じられるよい公演だった。

この世は夢、幻〜という歌詞がやたらと耳についた。
夢幻の世界をトゥーランドットは彷徨い、人を愛することにより、現実に引き戻されるというのは、ものすごいリアリズムだ(笑)
宝塚の世界を裏側から見ている感じ。

たまきちは、トップとして、かなりの勢いで進化中。が、ラブシーンが物足りない。
ここで急に思い切りが悪くなる。
たまきちとちえさまの「激情」を見比べてみた。
やっぱりちえさまのホセのリアルさはすごい。
細かい動きが全部計算されつくされている。
それにねねちゃんも、ちゃんと合わせている。

こんなにきめ細やかに男役ができた人なのに・・・
結局、月組を観ても、やっぱり心配なのはちえさまのこと。

ちえさまの2018年が、ばあやは心配でならない。

2年前の秋、あんなにすごい勢いでPOBに出演し、とっても(/ω\)な衣装をたくさん着せられ、宝塚以外の舞台にデビューを飾って以来、ファンとして、うっとりできたのはREON JACK1、Uだけ。
代表作になったと言われる「ビリー・エリオット」のウィルキンソン先生。
確かに新しいちえさまではあったけれど、どこか「ちえ」の延長線上。

バイオハザードのリサは、完全あて書きの世界で、見せ場はあったものの、謎がいっぱい残ったままの終わり。
お気に召すままのロザリンドは・・・ブロードウェイの鬼才とやらにいいようにされっぱなしで、気の毒の極みだった。それなりに最後はちえさまなりに、どうにもならない作品を見られるようにねじ伏せてはいたけど。

退団後の2年半の間、結局、RJが私たちコアファンを救ってくれた。

マタハリは、またまた大きな壁とご本人も言っているけれど、まさに最大の壁だと思う。
ちゃぴのあのたおやかしなやかエロスを目の当たりにしたら、ちえさまはどこまでこれに迫れるのかと。
今までやってきたダンスの中にはなかったもの。
楽しみではあるけれど、目下のところ、ばあやは心配の方が大きい。

もっと心配なのは、地球ゴージャス。
生の舞台は見たことがないけれど、映像で見た公演は、あまりのつまらなさに15分が限度だった。

15回も続いているのだから、それなりにファンもいるのだろうから、たまたま私がみた映像がつまらなかったんだろうなと思いたい。

が、しかし!

AAAでの間延びした進行とつまらないトーク
ZEROTOPIAの制作発表会での、やはり要領を得ない進行とつまらないトーク

そもそも脚本ができていないのことを、まるで誇っているような、かっこいいと思っているようなスタンスが垣間見えて、とても気分が悪かった。制作発表会なんだから、西川の河童トークでひっぱるような内容のないものは避けてほしい。

ちえさまはアミューズに所属でよかったんだろうか・・・
所属が決まった段階で地球ゴージャスへの出演は避けられなかったはず

RJ2では、素晴らしい音楽とダンスで酔わせてくれた。
ちえさまの真骨頂は、やはりショーだと思う。
オトナが楽しめる、オトナの目や耳に耐えられる、今まで日本にあるようでなかったショー。
それを確立してほしい。
その昔、越路吹雪が作り上げた伝説のコンサートのように。
RJのシリーズは、ほかの誰にもできない。特にRJ2は、ちえさまにしかできない内容だった。

新しいものに挑戦しつつ、進化をする。
いうのは容易いけれど、一番難しいこと。

乗り越えてほしい
でも、ちえさまらしさを一番大切にしてほしい。

マタハリ初日まで、ほぼ1か月。
今回は、あえて初日は避けてしまった。コワくて見られない気の弱いばあやなの。
最近、心臓がすぐドキドキするし…(笑)

posted by 風土倶楽部 at 23:41| Comment(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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