2018年01月02日

宝塚大劇場 花組「ポーの一族」

今年の初観劇は、花組「ポーの一族」

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今や、お国から、勲章までもらっちゃった小池修一郎氏が、40年近く舞台化したいと狙っていたという原作の舞台化。ついに、ついに15,6歳の少年をトップが演じ通すという宝塚始まって以来の作品の登場〜!
これは観に行かずばなるまい。
花組は、ミーマイ以来だから、2年ぶり?

漫画が原作のものにリアリティを求めるというのは変な話だけれど、この舞台化のカギを握っているのは、エドガーがどれだけ原作に近いものに仕上がるか、そのリアルさにかかっている。いやいや、近いものではなく、そのものでないと、原作の世界観がすべて壊されてしまうことになる。

プログラムに小池氏が書いているように明日海りお(みりお)というトップスターの出現こそ、舞台化を可能にしたと思う。

人間の無邪気な少年で始まり、永遠の命を得て、悲しみをたっぷり抱えたバンパネラとして成長し、果てしない時を旅する少年となるまでを、みりおは実に丁寧に細やかに演じている。

なにがびっくりといって、ちゃんと少年に見えるんだもん
それも飛び切り美しい少年に…

だから感情移入がとってもしやすい♡
これぞ、宝塚なのだ

エドガーの喜び、悲しみ、焦り、あきらめ、不安・・・
メリーベルという唯一の支えを守り通そうとする健気さ
アランに惹かれ、シーラにときめく、まさに少年の心を持った美しきバンパイア

大人たちに翻弄され、運命を握られていくエドガーにこんなに寄り添えるとは思わなかった〜。

みりおちゃん、お見事!
「春の雪」の清さま以来のみりおにしかできない役を得ましたね
これは語り継がれるだろうなあ

ちぎちゃんのルパン3世も、お見事だったけれど、エドガーは、なんといっても「少年」なんだから。
宝塚と漫画の世界の親和性の高さが、またまた証明された。

舞台展開は、相変わらずのイケコならではのもので、まあ、いわゆるイケコ歌舞伎
盆回しががんがん行われ、1幕ラストは全員がそれぞれの立場を歌いあげ、大好きなバルコニー(ナポレオンでも、AFOでも大活躍)も登場。

お話が、途中、あらあら…というぐらい、語りやら、寸劇やらで、猛スピードで進む部分があり、ばあやは復習兼予習をしておいてよかったと思った。
客席は、ついていっていたのかなあ
まあ、ほぼ出ずっぱりのみりおエドガーに目を奪われていると、主軸ストーリーだけで十分という気分になるんだけどね(笑

とはいえ、1幕終盤でちょいと気絶しそうになった。
いかん!と思い、必死にこの世に戻ってきたら、柚香光(ゆずかれー)アランと、エドガーが銀橋で絡み合ってた。
なにかいいものを見逃したのか?(笑

ポーツネル男爵夫妻、メリーベル、アランをはじめ、登場人物がどれも生きていて、素晴らしい!
特に仙名 彩世(ゆきちゃん)のシーラの役作りには、感心させられた。
人間ならぬ美しさと儚さとコワさを、みりおエドガーに呼応するように醸していて、ほぼ二人で世界観を作り上げていると言っても過言ではないような…

できる娘役トップだ!
フィナーレのゆきちゃんwith B(ちなつ鳳月 杏 とあきら瀬戸 かずや)が、華やかで、美しくて、とっても素敵だった♡

ちなつのジャン・クリフォードも、あきらのポーツネル男爵も、漫画から抜け出たように、いや、それ以上に素敵なオトコたちだった。
シーラが、命をかけて愛してしまう男爵、誘惑したくなるクリフォードなのよね〜♡

久しぶりに観た花組
あの目立つ子はだれだ?と思ったら、マイティ(水美 舞斗 )
うまいなあ…と思ったら、タンバリンみちると和海しょう
専科の一樹さんはじめ、組長など、脇をしっかりベテランが抑えている。

思ったよりはアランかれーが、はまってはいたけれど、存在感がいまいち薄い。
アランがエドガーに惹かれていく過程が、すでにストーリーを知っているから、そうなんだ…とは思うけれど、ちょっと唐突かな。

ラストのまさかのペガサス登場!
実際はペガサスじゃないけれど、例のあれね。
相変わらず、胴体が見えちゃっていて、おいおい・・・
まあ、エドガー&アランを見上げていれば、すぐ気にならなくはなるけど…でも、ないか(笑

老ハンナの消え方が完璧だったので、メリーベルや、シーラの最後をもう少しなんとかならなかったのかなあとつい思ったりして…

人間の命を奪わないと生きていけないバンパネラの生きている意味とは?なんなんだろう・・・と考えると、
人間も、また、ほかの生物の命を得て生きながらえていることに思い至る。

愛を求めて時の中をさまようエドガーが、いつのまにか他人事に思えなくなるといったら、いいすぎかなあ。
宝塚には駄作も多いけれど、たまに(最近はそこそこの打率で)いい作品に出会えるから、やはり観たくなっちゃうのよね〜。

近々、もう一度観るので、また、印象が変わるかな。

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2幕はバラなし
プログラムを読んじゃうと、つい「ぽいち」と読んでしまう(笑

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いや〜、美しい♡
ふんだんにエドガーたちが現れるプログラム♡

そして、これにも、くらっとした。

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ゆりか(真風涼帆)、やばい(笑






posted by 風土倶楽部 at 22:23| Comment(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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