2018年01月12日

宝塚歌劇団 宙組「WEST SIDE STORY」

真風ファンの叔母にチケットを取ってもらい、初日を観劇。
ゆりかちゃん、大丈夫かしら・・・心配で・・・とドキドキしまくっている叔母
もちろんテンション高め

私も、真風は大丈夫なんだろうか…と心配でドキドキ
でも、かなり冷静

ちえさまマタハリなんて、1か月以上前から、心配でドキドキしまくっているのに

真風登場シーンから、息をひそめて、叔母と共に見守っちゃった。

が、しかし!!!

心配は完全なる杞憂に終わったのである。

真風は、りっぱにトップとしての責を全うしていた。
歌が格段に上手くなったし、歩き方も、変な揺らぎがなくなったし、セリフも明快。
この三段跳び的な成長を促進したのはなんなんだろう

いや、私が宙組を真剣に見ていなかっただけか…

ちえさま門下生が、また、一人立派に巣だったのね(涙

オープニングのジェッツ団とシャークス団のダンスによる小競り合いに
映画と同じやん!
なんと映画の宣伝写真と同じ足の上げ方だ!
と、まずワクワクさせられた。

プログラムにある昔の舞台写真では、あんなに足はあがってないもんね
みんなのダンス力すごいぞ!

殺伐とした冒頭シーンのあとの真風登場では、一陣のさわやかな風が吹き抜けるようだった。
ギャングを卒業し、地道に歩き始めた青年の人生への期待・・・そして、なにかに出会えそうな希望
そういうことをきちんと伝えられる真風の登場の仕方に、まずは驚かされた。
(どこまで真風のことを過小評価していたのだ!とファンに怒られそう (笑))

Tonightのシーンの美しさに息をのみ、マリアとアニータの歌に魅了され、次々と繰り出される名曲にうっとりし、ドキドキさせられ・・・

そして、ラストシーンの星風まどかちゃんの演技に涙した。

たった一人だけで、物語を締めくくるまどかちゃんの息詰まる演技。
今まで名曲とともにあった演者たちなのに、ここは音なし。
ただ、まどかちゃんマリアの哀しみ、怒り、そして、悲しみ、どうしようもない悲しみが舞台に満ち溢れる。

思えば、ロミオとジュリエットの恋は、ジュリエット主導なのだ。だから、ウエストサイドも、マリア主導。
最初に、決闘にはいかないというトニーに、あなたが止めるのよと言うマリア。
このマリアの願いがなければ悲劇は避けられたかもしれないのだ。

ひとつとして、いらないシーンも音楽もない、研ぎ澄まされた楽曲により、最初から、最後まで緊張感がみなぎる。

人種差別、移民たちの苦しみ、葛藤、若者たちのはけ口としての決闘。そこに行きつかざるを得ない彼らの背景までもが言葉や行動の端々にきちんと描き込まれている。
久しぶりに見たこのミュージカルのすごさを改めて感じることができた。

大劇場でやってもよかったんじゃないのかなあ。
今、このミュージカルをやる意義は、すごく大きいから。

男役たちの頑張りを大いに認めたうえで、ひとつだけないものねだりをさせてほしい。
みんな、もう少しでいいから、体重を増やした方がいい。
華奢だから、とにかく軽い。

男役だけで踊っていると、どこか頼りなげ。そこに娘役が加わると、急に男っぽく見えてくるんだけどね。
これが宝塚だから、やっぱりないものねだり、よね〜
ききちゃんのベルナルド、ずんちゃんのリフも、適役。
でも、それぞれ、やっぱりベルナルドにはアニータが、リフにはヴェルマがそばにいるときがステキに見えた。

7月の梅芸で、また、観ようと叔母と約束。
でも、これ以上、進化するかしら・・・と叔母。

ファンゆえの心配なのだ(笑

そらのアニータが、迫力があって、とてもよかった。
適役!
激情のカルメンをやってくれないかなあ。


posted by 風土倶楽部 at 23:14| Comment(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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