2018年04月23日

「修羅天魔 髑髏城の7人」と「地球ゴージャス ZEROTOPIA」

新感線の「修羅天魔」と地球ゴージャスの「ZEROTOPIA」を1日でW観劇。
対照的な公演だった。

まずは新感線の「修羅天魔」
天海姉さんを迎え、従来の極楽大夫と捨之介が合体。
捨之介の決めセリフを姐さんが言う

クラクラします・・・かっこよくて
とにかく美しくて、かっこよくて、見ているだけで幸せ〜

1幕ラストもついて行きたくなったし、2幕ラストも、私も一緒に関東平野で無界の里づくりをしたい〜と切望しちゃいました。

「みんな、死ぬんじゃないよ!」と姐さん
はーい!がんばります!と心の中で叫んじゃうもんね(笑)

天魔王は古田新太。
迫力ないなあ。やっぱり森山未來よね
古田さん、歩き方が変。じじむさい
動きにくそう
お体は大丈夫?

無界屋蘭兵衛が、今回は、夢三郎として変形した役になっていた
竜星涼、お初です。
夢虎になってからの悲しさが、すごく伝わってきて、これはこれでありだなあ


清水くるみの沙霧、家康の山本亨、ぜん三の梶原善、しっかり見せてくれる

兵庫の福士誠治も、舞台は初めてだったけれど、この方、うまい人なのね〜

三宅弘城、この人もテレビでは知っていたけれど、舞台は初めて。
いや〜、面白い!
タナカさん、最高!

そして、髑髏党のミュージカル仕立ての歌とダンス!
兵庫とぜん三の鎌による戦いぶり

すべてがツボで、4時間近くがあっという間だった。
新感線のセンス、好きだわ〜
天魔王と極楽のラブシーンも、宝塚的アプローチで大変よろすぃ。

ストーリーは、いつもの髑髏城だから、じっくりゆり姐さんを鑑賞させていただきました。
姐さんのセンターのオーラは、ほかの人の追随を許さないものがあるなあ
いつかちえさまも、立ってほしいセンターだ

着物の着付け、所作も、すごくきれい
胸元をすっと手で切って、帯に両手をかけて、ぐっと下におろす所作なんて、頭の中でステキ!がぐるぐる回ってしまった。

今回は8列目だったので、とても近く、ほぼオペラなしで見ることができた
IHIアラウンドのステージの流れるような演出を楽しもうと思うと、真ん中あたりの席がよさそうだけれど、それだと姐さんから遠くなるしなあ。
このステージは、このくらいの濃密な舞台でないと、すかすかになっちゃうだろう。
緻密な舞台構成、的確な配役とセリフ、センスのよい笑(関西系ですな。だからテイストが合うのかも?)、大満足の修羅天魔だった。
メタルマクベスも、面白そう。


・・・・・・・・・

さて、相変わらずなにもない市場前駅から、赤坂へ

地球ゴージャス・・・映像でちらっとみたことしかなかったけれど・・・悪い予感が的中(´;ω;`)


柚希礼音をこれだけムダ使いできるのはアミューズならではだ

Shun先生、原田薫さんが共演しながら、ほとんど踊らないちえさま
なよなよと悩みまくるちえさま
そもそもヒロインのJUNがあて書きだそうだけれど、ちえさまの魅力をまったく引き出していない
どこに共通点があるのだ?


なんだ、これ?
看板に偽りあり、だな

Shunさんと原田さんが、演技も、歌も、できちゃうのには驚いたけど。

まったくテイストが合わない!

笑えないんだもん

笑う仕掛けは随所にあるんだけれど、テーマは妙に深刻ぶってて、でも、論理は破たんしていて、ぜんぜん入り込めなかった。
会場は、それなりにウケていたから、みんな、あまり深く考えてみてないのか、こういう論理破たんした状態で世の中が回っているのか
後者だと怖いな

JUNの置かれた状況は、すべて「あんたのせいやん」で終わるもの
ほかの登場人物は、テロリストとして養成されたり、内戦に巻き込まれたり、要するに世界のあちこちで起きている理不尽な争いに巻き込まれていたりする。サンディにいたっては、父親から虐待され、逆に殺しちゃったというまるで映画「愛のむきだし」(すごく気に入って、2回も観ちゃったやつ)状態の設定。

なのにラストで明かされるのは、人間が地球を破壊しているから、自然を大地に返すために「怒り」の感情を利用した新しい兵器をつくるらしい。

はあ?

地球の自然破壊と登場人物たちの慟哭は、まったく違う次元のものじゃん

気分なんだよな〜


一口に言って陳腐です。


自然環境とか、内戦とか、殺戮とか、虐待とか、そんなものを組み合わるだけで、社会性が出るわけじゃない。

最近のショー化されているニュース番組の影響を受けすぎじゃないのか?
あのショー化されたニュース番組は、日本人の論理思考の弱さを露呈しているゆえのこと。だから、毎日、イライラしちゃう。
観ていて、あら、ここにも…と思っちゃった。

いやはや、100歩譲って、ストーリーはどうでもいいけど、柚希礼音のムダ使いだけは許せない!

ちえさまの先輩方も、地球ゴージャスには1度は出演しているけれど、2度出演している人はいないそうなので、これに耐えれば、二度とこのようなことは起きないと思いたい。

ちえさまは、ゆり姐の最大最短の後継者なのに。
ゆり姐のあのセンターに立てるのは、ちえさまだけなのに。
ちえさま…愛するちえさまをもっと大切にしてあげてほしい

まあ、ご本人は、楽屋がとっても楽しいようで、新しい人脈づくりができて、芸の肥やしをたくさん得て、むだではないと思うけど…
でも、時間のムダは取り返せない…ちえさま、アラフォー・・・

というわけで、ちえさまのちえさまらしいかっこよさとかわいさとステキさ満載の舞台を切望するばあやは、相変わらずやきもきしまくりの日々なのだ
やきもきしながら、名古屋も、大阪も、観に行くけどね(笑)
お支えしなくっちゃ。

このどうしようもないフラストレーションは、REON JACK3で発散しまくるぞ〜(ちえさま風)

そうそう、西川くんは、陳腐なストーリーの中で一番?な役なのに、ゆるぎないなにかがあって、すごい人だ。
もう立ち位置を確立しちゃっているからゆえの心の広さ、なんだろう。
楽屋でちえさまのやらかすあれやこれやに、紅ちゃんに代わってつっこみまくってあげてくださいませ。
ちえさまにとっての一番の癒しなのですから


posted by 風土倶楽部 at 16:48| Comment(0) | 極私的観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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