2007年07月07日

木質バイオマスがつくる未来 森に人が住み続けられるように

ペレット誕生の瞬間!
これが「りんご」ちゃんの乾燥になくてはならないペレットです。

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バイオマスタウンを標榜する岡山県真庭市へ視察に行っていました。
LJ21理事の渋澤氏は、この10年間、真庭の人々とともに循環型社会の構築に取り組んでいます。
このところ温暖化による地球危機が叫ばれている割には、マイバック運動ばっかり目立つ状況に思わず「人類の未来は絶望だー」なんて思っておりました。

ようやく明るい未来を垣間見た気がします。

銘建工業株式会社ゼロエミッションをめざした製材工場
そこで見たものは技術とは、このように使われることで生産活動と経済活動を環境と融合させることができるのかもしれないということでした。

同社の作成した「持続可能な森林文化のために」

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この絵本のような素敵な会社案内には、森と人の古くて新しい関わり方がすべてこめられています。

サスティナブルとは、原生林を破壊することなく、人工林を管理、伐採、植樹し、きめ細かくスループットすること。持続可能な森林と林業はそのことによってのみ条件づけられる。そして、今、私たちができること、すなわちオルタナティブとは何か。それが、高品質な木ではなく、使える木を最大限に使いきること。その答えのひとつが、このゼロエミッション工場というわけです。

集成材

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目の前を飛んでいく材は瞬時に硬さ、水分率、外観などをコンピューターで分析され、いくつかのグレードに仕分けされていきます。より強固な集成材へと変身するためです。

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その端材による火力発電

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この工場は、端材による火力発電で100%補われています。

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ペレット
木屑などは、ペレットに変身!接合材は使わず、圧縮のみによるものなので、コストがかなり抑えられているそうです。

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ハウス用の温風などにも使われています。
ペレットを送るときには、ナイロン袋ではなく、米袋を使用するなど、細部までゴミを出さないという信念が貫かれています。

猫砂!

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こちらは木屑にプラスαしてペレット状にして猫砂に変身!
楽天で毎年上位売り上げを記録している人気商品です。

そして、乾燥施設。
外材が入らなくなる日を念頭に建設され、これからまだ2棟立つそうです。その施設のある久世工場。

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やろうと思えばできる、ということに胸が熱くなりました。
1993年から地元の若き経営者たちが中心となって始まった真庭塾がきっかけになったこの取組みは、
「ないものねだりではなく、まずは何かを始める、あるものから取組む、あるものを組み合わせてやってみる」という考え方で行われています。
なんと地元学ではないですか!

銘建工業社長の中島浩一郎氏によれば、
「今までは、大企業が“いいとこ取り”することでしたが、われわれはみんなで“いいとこ出し”していくんだ」と言い合っていると前出の会社案内にあります。

化石燃料が自在に使えるようになって以来、人類の叡智と愚かさが激しく闘う日々が続いています。
地球の未来のために叡智の勝利を信じましょう。

s-s-2007_0707maniwa0099.jpgこの夜、こんなおじさんたちと楽しい宴会となりました。

お料理はすっぽん料理!

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このお酒のせいで、いくら飲んでも酔わないという理想的な(?)状態に突入し、深夜まで久しぶりに熱く語り合っちゃいました。


ラベル:循環 森林 りんご
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posted by 風土倶楽部 at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 岡山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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