2020年01月28日

映画「海外特派員」

いや、びっくり
アルフレッド・ヒッチコック監督の「海外特派員」
1940年製作ですがな〜!!!
ヒッチコックのアメリカでの第2作目。1作目は「レベッカ」

最初は、能天気なアメリカの新聞記者の話?と思って見ていたのだけれど、彼ジョニーが欧州に派遣されてから、大戦前夜の欧州の緊迫した状況が徐々に迫ってきて、お話にぐいっと引き込まれてしまいました。
あとはヒッチコックのお馴染みの不安感をあおる映像で目が離せなくなり、一気に2時間映画の世界に浸ってしまった。

彼の手のひらの上でコロコロされるカイカン・・・

お話自体は、先がそこそこ読めるのに、映画の中の世界でなぜか手をつかんでひっぱりまわされる感覚。
オランダの政治家ヴァン・メアが暗殺されるあたりは、びっくりしたものの、あれだな・・・と読めちゃうんですけどね。

平和運動家フィッシャーの娘キャロル役のラレイン・レイの美しいことと言ったら、これまた目が釘付けになるほど
ジョニーでなくても、一目ぼれしちゃう

そのジョニーのジョエル・マクリーさん
ぜんぜん知らない俳優さん。知っている戦後すぐの俳優たちを融合したみたいな典型的なアメリカンアクター。

結局、ストーリーはプロパガンダそのもので、ナチスを倒すためにみんなで今こそ力を合わせるのだ!が結論。

わかりやすいです。

キャロルさんも、立ち直って、戦争に立ち向かっているし(笑)

ある意味、勧善懲悪(アメリカから見た)、最終的には納得、安心感、満足感で満たされるという安心して見ていられるのがヒッチコックのサスペンス映画でもありますね。

こんな映画を1940年に作っていたとは…
「風と共に去りぬ」も、1939年だったし、映画をもっと研究していれば、日本も無謀な戦争に突入していなかったかも?とつい思ってしまう。
が、世界の勢力図は、映画を知ってどうなるもんでもなかったわけで・・・

先日、NHKのBSで正月に放送されていた「風と共に去りぬ」を久しぶりに途中から見たけれど、スカーレットは、こんなにもどうしようもないオンナだったのか…と唖然とした。
アシュレイという自分で勝手に描いてしまった王子様の呪縛に捕らわれた憐れな女だったのだ。

でも、気持ちがよくわかって、アホだなと思いつつ、逃れられないとはこういうことよねとも。

それだけこちらも年をとったということですな。

posted by Luna at 16:18| Comment(0) | 極私的観賞日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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