2007年12月01日

桃太郎のその後

第3回瑞穂の会でのNPO法人きらり水源村の事務局長小林和彦さんのお話の内容がものすごーく濃かったです。
やはり実践している人の話は面白い!に尽きます。

小林さんは、中学生のころに桃太郎のその後という芝居を仲間とつくったことがあるそうです。
鬼が島の鬼たちに勝利して帰ったものの、持ち帰ったお宝で故郷は豊かになりすぎて、キジもサルも犬もなまってしまい、本来の能力を失っていく。
一方、宝を失った鬼が島の鬼たちは、危機を克服して、心豊かに住むことを発見し、よい島にしていく。
豊かさとは?本当のユートピアとは? 
そして、桃太郎が発見した宝とは?

なにやらものすごく面白そうな芝居です。
そんな疑問がベースになって今の仕事に関わった小林さんは天職だと言い切っていました。
現在、小林菌を若い人に植え付けるために、いろいろ試行中だとか。

その菌とは、「自分のできることをやっていくこと」という案外単純な菌です。
例えば、食育。
今やきらり水源村といえば「食育」というほどブランド化中。
その「食育」とは彼にとっては、
「お腹がすいた!」
「晩御飯は何?」と
子どもに言わせることと明快。

毎日、ちゃんとお腹をすかせること、そして、お母さんがつくってくれる晩御飯が何よりも楽しみ、それが家庭づくり、地域づくり、人づくり、すべてにつながっていく。
いいことはシンプルなのだ。

地域づくりに関しても、最初は経済活性だとかいいつつも、
じっくり話をして、取り組んでいけば、実はもっと本質的な人や自然との関わりを取り戻すことでやりがいを感じ、地域がゆっくりだけれど、少しずつ変わっていくといいます。

グリーンツーリズムに関しても、ゆっくり、じっくり外の人とつながっていければ、それでいいとのこと。

いつもお世話になっているおばあちゃんたちの「修学旅行」を企画。
韓国のおばあちゃんたちと交流する、とても楽しそうな菊池のおばあちゃんたちの表情を映像で見せてもらいました。
同行した若い仲間の表情もよかったです。

悩みも含めたあるものをつなぎ合わせて、面白いことに変えていく小林菌、たくさんの人に受け継いで欲しいなあ。
ラベル:食育 地域資源
posted by 風土倶楽部 at 10:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 熊本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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