2005年11月27日

放牧黒豚、おいしかったぁ!

昨夜は、ロハスクラブネットワークの交流会に参加して、鹿児島大隈半島のおいしい豚を食べてきました。

農業生産法人 えこふぁーむがつくるこのお肉は、放棄された農地だけでなく、なんと伐採された林地でも放牧されています。会場で流れたVTRには、確かに豚さんが山をブヒブヒと言いながら、山を駆け下りて来る姿が流れてきて、ちょっとびっくり。

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私も、実は仲間と豚の新しい飼い方(発酵資材を使った餌と敷き床)の実験に挑戦したことがあり、慣行の養豚現場を見たりする機会も多かったのですが、豚はとても可哀想な環境で飼われている場合が多いんです。でも、ここの豚さんはとても幸せそう。餌も、学校給食の残飯などを発酵させて食べさせていて、輸入飼料に依存しない健康的な食べ物、また投薬も予防注射だけに留めるなど気を使っています。

料理はすごいボリュームで、前菜はソーセージと豚しゃぶサラダ。そしてメインは豚のローストとミートボール(かな?)。タラフク、黒豚さんをいただいてきました。ソーセージは、内臓と頭を使っているそうですが、クセがなく食べやすく、且つコクがあってとても美味。おいしい豚肉の差は、脂身に出ると思っているのですが、豚シャブは、バラ肉のようでしたが、脂もシツコクなく、おいしかったです。生ハムは実際に、太もも一本からその場で切ってくださいました。「最近はいろんな混ぜ物が入っているけど、これは肉と塩だけ」というホンモノの生ハム。

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豚と鹿児島についてのクイズを出題してくださったえこふぁーむの横井さんは、以前食肉の会社に勤務していたそうです。食べ物をつくる現場にいながらいろんな疑問を感じることが多く、理想のお肉をつくりたいということで、横浜からIターンして現在のえこふぁーむで働いていらっしゃいます。

実は、今月熊本県菊池に行ったときに、私も地元で放牧豚を育てていらっしゃる方に出会いました。「走る豚」というキャッチでPRされていて、人間が近寄ると、遠くから元気よく走ってきます。(豚って人懐っこいんですよ!)コストは高く、作業効率が悪くても、豚の幸せには代えられない、というのが「やまあい村」代表の武藤さんの考えです。ちなみに、武藤さんは、来月「今週の私」BLOGに登場するので、ご期待ください。

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いろんなところで、志ある人たちが、今までの仕組みや制度を打破して頑張っているんだなぁと熱くなりますね。

ロハスクラブネットワークも、2004年に代表の方が山形の過疎地を訪ねたところから始まり、「ときには過疎村に行こう!」という思いから、、「食、環境、健康、地域」に関連していろんな活動に取り組んでいます。LCNのホームページ100万人のMy LOHAS Style(ブログリンク集)にも、みつばちプロジェクトと、このドタバタ日記をリンクさせていただきました。

今日の会場となったレストラン「タベラ」はなんと、配給会社による運営で2階にはミニシアターがあったりの面白スペース。このレストランのシェフが、えこふぁーむさんのソーセージのレシピを一緒に開発して、お店で出していたそうです。最後にオーナーが今度配給される映画を宣伝していましたが、その映画は資本主義社会の行き過ぎや過度な企業社会に対して警鐘を鳴らす「ザ・コーポレーション」。自分のこだわりをもって理想の豚肉をつくる方、仕事の傍らロハスクラブネットワークに打ち込む方たち、そんな方たちが集まる会に、最後の映画の宣伝がとても暗示的に思えました。

幸せな豚をたくさんいただき、クリスマスのイルミネーションが美しい渋谷の雑踏を、「食べすぎたぁ」とつぶやきながら一人帰る私でした。

ラベル:畜産
posted by 風土倶楽部 at 14:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 首都圏情報&食事情&おいしいお店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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